友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

そして気が付いた

2021年08月24日 17時21分31秒 | Weblog

 昨日の夕方のことだ。私はブログのネタは横浜市長選挙と決めていた。ネタが決まれば原稿書きはすぐ出来る。5時前には書き上げ、居間を覗くとカミさんが熱心に読書している。余り本など読まない人なのに、気に入った本にはとことん集中するようだ。

 6時になっても一向に夕飯の準備にかかる気配が無い。「今晩の予定は?」と訊ねると、「あなた、やって。冷蔵庫にあるもの何でも使っていいから」と、本から目を離すことなく言う。私が「これ面白いよ」と紹介した東野圭吾さんの『白鳥とコウモリ』に夢中なのだ。

 東野圭吾さんは大阪の大学を卒業し、愛知県のデンソーに技術者として入社した。この『白鳥とコウモリ』は愛知県の地名がよく出てくる。私はその地名を見ると情景まで浮かんでくる。物凄く分厚い量の本だけれど、推理小説なのでドンドン読める。だからカミさんも夢中なのだ。

 私は冷蔵庫を開け、食べられそうなものを探し、料理を始める。メインはサーモンと豆のサラダ、鳥肝の煮たものを水菜で包みすりごまをかけた小鉢、タマネギとマイタケとベーコンのスープ、既成の口とり1品小鉢に入れ、「こうなればワインだね」とワイングラスを並べた。

 「美味しそうに出来たじゃないの」とカミさんに褒めてもらう。きれいに見せる盛り付けは得意だ。ワインを飲みながら、NHKの『ファミリーヒストリー』で館ひろしさんを見て、途中からテレビ愛知の内田康夫氏のサスペンスドラマを観る。そして気が付いた。ブログに原稿をアップしていなかったことを。

コメント (1)
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