友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

退院して来ました

2021年08月04日 16時59分16秒 | Weblog

 ペースメーカーの電池交換の手術を受け、昨日、何事も無く退院した。カミさんと長女のダンナと孫ふたりと曾孫ひとりが迎えに来てくれた。上の孫が「パパちゃん、何が食べたい?」と聞くので、「じゃー、みんなでステーキ食べに行こう」と答えた。

 久しぶりのステーキと生野菜のサラダ。病院食は誠に粗食で食欲が出ずに、無理やり口に押し込んで食べていたので、やっと食事らしく食べることが出来た。孫が「ワインは?」と言うが、私は昼間から飲む方では無いので断った。

 家に着くと、玄関に赤いバラが飾ってあった。コーヒーを入れて飲んだ。何だか日常が戻って来た。私のブログを読んでいる孫は「看護師さんはキレイだった?」と、ニヤッと笑って訊いてくる。「ああ、みんな若くてキレイな子ばっかりだった」と正直に答えた。

 若い女性が、仕事だとは言え、身体を寄せて傍に来て、「じゃー、脈を計りましょうか」と手を持ってくれる。腕や首など、艶々の肌が目の前に迫る。もう、それだけで脈拍が上がりそうで恥ずかしい。もっと助平な患者なら、「今度はあなたの脈を計らせて」と手を出しそうだ。

 電池交換の手術はすぐに終わった。入院中も身体は全く普通なのに、手術した左胸の辺りの筋肉を動かさないようにしているだけで、毎日がとても退屈だった。内田樹さんと姜尚中さんの対談をまとめた、集英社新書『世界「最終」戦争論』を読み切ることが出来た。

 夜は刺身を食べ、ビールを飲んだ。娑婆はいいなあー。

 

コメント (1)
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