友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

PTAや町内会の役員

2014年04月24日 20時47分54秒 | Weblog

 小学校に大勢のお母さんたちが集まっていた。授業参観と学級懇談会があったようだ。学校から帰るお母さんたちが、「役が回ってこなくてよかった」「なかなか決まらなくて往生したわ」とか話している。近頃はPTAの役員になり手がなく、決まるまで長い沈黙が続くと聞いた。下手に発言すれば、「じゃー、役員をお願いします」と押しつけられるからだ。町内会の総会など、いろんな総会の人事の季節だけれど、とにかく日本人はダンマリを決め込んでいる。役員にならないようにと願っている。

 アメリカのオバマ大統領が来日し、昨夜は安倍首相と銀座の寿司店で和やかな会食だったそうだ。そして今日は朝から、日米首脳会談が行なわれたが共同声明を出すには至らなかった。外交交渉はお互いの国益がぶつかり合うから、妥協点を見つけるにはかなりの時間がかかるだろう。ここでダンマリなどしていたなら、たちまち相手の都合に押し切られてしまう。なぜ、PTAや町内会などのような役員人事になると、みんな後ろ向きになるのだろう。

 無償か無償に近いボランティアだから、そんなことに時間と労力を費やせないというのだろう。しかしまた、そういう人の上に立つ地位だからやりたがる人もいる。PTAや町内会の役員になり、次に区長とか議員とかを狙う人だ。そういう人でも、真面目に子どもたちのことや町内のことなどを考えてくれるならいいではないかと思うけれど、積極的に手を挙げる人がいると、あれはダメだと言い出す人がいる。いったいどういう人が本当に役立つのか、分からなくなる。

 オバマ大統領は、尖閣諸島は日本の領土で日米安全保障の範囲だと言った。中国がこれに反発するのは必至だろう。ウクライナからクリミアは独立するという。ロシアはこれを歓迎するが、中国は積極的に支持していない。世界中でそれぞれの民族が独立を唱え出せば、中国は分裂する。ロシアも同じだから、連邦制を主張している。世界中がそれぞれに、民族や宗教や思想で分離独立すればいいのにと思う。

 既にアメリカでは、お金持ちが税金だけを釣られるのは嫌だと、お金持ちが集まってシティを独立させたという。これが近い将来の姿なのかも知れない。そういう民主主義を経なければ次の民主主義へは移れないのではないか、そんな気がする。

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