友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

「ちょっとデートしない」

2014年04月03日 18時29分32秒 | Weblog

 「ちょっとデートしない」と次女が言う。4月はダンナの両親の誕生日なので、「この街のお菓子を送りたいから、そのついでにランチしよう」というわけである。女子大生になってしまった孫娘との定番のデート・コースに行くことにした。外食産業の店に私はひとりでは行くことが出来ないけれど、孫娘と一緒ならあの子が注文して私が払えばいい。お昼に孫娘とふたりの時は、私から孫娘を誘って出かけた。

 私はマックよりもモスの方が好きで、そのモスの斜め前に大型書店があったので、食事の後は書店に寄るのがお決まりのコースだった。しかし、今はその書店はない。随分人が多くいて、よく流行っていると思ったが、採算は合わなかったのかも知れない。モスも人気の店なので、正午に行けば込み合っているからと、12時半過ぎに出かけた。なのに、店の前には人が並んでいる。

 次女が先に降りて見に行った。「店の中は空いているから大丈夫よ」と言う。持ち帰りの人がたくさんいて列を成しているのだ。見ていると家族連れが多い。何人分かを買い求め、家でゆっくり食事をしようということだろう。私たちの席の隣りも若い家族連れで、3歳くらいの男の子とまだ歩き始めたばかりの女の子が一緒だった。オモチャの取り合いで泣くし、母親の膝の取り合いで泣くから、親は周りが気になるだろう。父親が途中で席を立って、「パパはこれからお仕事に行くね」と言っていた。

 春休み中だからどこへ行っても子どもが多い。子どもは事情が分からないから聞き分けがよいはずもない。そんなことを繰り返して家族になっていくのだ。次女も子どもが生まれたなら、大変な毎日になるだろう。それでもダンナの両親にバースディ・メッセージを添えてプレゼントを送る優しさが続く限り、子育てもダンナや周りとの付き合いもうまくやっていくだろう。両親のためにお菓子選びをしている次女を眺めてそう願った。

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