友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

つながりはメール

2014年04月14日 18時23分19秒 | Weblog

 「久しぶり、メアド変更するので登録宜しく」というメールがケイタイに届いた。でも待てよ、登録しようにも名前が分からない。こういうアワテン坊は誰なのだろう。私の知り合いでおっちょこちょいな人といえば‥‥、きっとそのうち、向こうから気が付いてもう一度送ってくるだろう。そう思っているがまだ来ない。私のケイタイ番号は公開しているが、メールアドレスまで知っている人はそんなに多くないはずだ。

 しかし、公開していないパソコンには迷惑メールが届く。「迷惑」と指定してあるので、いちいち削除する必要はなくなったが、どうやって調べてくるのか不思議だ。先日、卒業生から電話がかかってきた。「パソコンで調べたら、先生の電話番号が載ってたよ」と言う。自分では登録した覚えがないので、インターネットは不思議な社会だ。今日、大和塾の例会で話題になっていたけれど、今の大学生は凄くお金がかかるという。

 「どうしてそんなにかかるのかなあー」と言うが、その人も子どもを大学に通わせたのだから、それだけのお金を払ってきたはずだ。小口に払っていると気が付かないけれど、トータルすると何百万円という金額になるということだろう。「私の大学時代はアルバイトで何とかやれた」と先輩は言う。50年も前の話だということを忘れている。国立大学なら授業料は高くなかったので、少しアルバイトをすれば生活できた。

 私たちの時代は電話することもなかったが、今の大学生は全員がパソコンを持っているし、高性能のケイタイを持っているから、通話料金だけでも相当かかるだろう。それに友だち付き合いにもお金がかかるらしい。食事を減らしてでも、付き合いのお金を確保していると言う。高校の時の学生服で通学した私たちの時代とは全く違うということを忘れて、「今時の学生は」と、若者への思いを語ってしまうことが情けない。

 こうして私が小中高の同級生や私を知る友だちへ、ブログという道具で手紙を送ることが出来ることも大きな変化だ。昔なら手紙が唯一のつながりだったけれど、それが電話になり、そして今では恋人同士をつなぐ大事な道具はケイタイである。ケイタイに連絡がないと、何をしているのかと心配になる。それにしても先のメールの主は誰なのだろう。

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