友々素敵

人はなぜ生きるのか。それは生きているから。生きていることは素敵なことなのです。

修学旅行の歌集

2008年11月01日 20時15分53秒 | Weblog
 孫娘の中学校の文化祭で、子どもたちの合唱曲を聞いていて、最近の歌はとても歌詞がいいなと思った。合唱の技術はまだ高くはなかったけれど、歌った歌詞にはジーンと来るものがあった。そんなことに感心していた時、小学校の修学旅行のしおりを見せてもらって、さらにビックリ感動ものだった。しおりの最後にみんなで歌うための歌集があった。そういえば、僕らも中学か高校の時にこんなしおりを作った覚えがあるが、その当時に比べてもはるかに立派なものだ。

 綴られた歌集には私が知っている歌はほとんどなかった。それだけ子どもたちとは世代が違うと思い知らされた。子どもたちが好きで選んだ歌なのだろうけれど、本当に歌詞の意味をわかって選んでいるのだろうか。なんとなくでも理解できて選んでいるのなら、今の子どもたちの言葉に対する感性は、私の域を超えている。素晴らしい世代と絶賛してしまった。

 『泣かないで』の歌詞は「顔をあげなよ もう泣くなよ 大好きだから 恋の魔法が 解けたんだね 切ない恋の 今夜 朝まで付き合うから 笑顔 見せてよ 大切な人は いないけど 俺じゃダメかな‥‥」。『虹』の歌詞は「ねえ見えるでしょ はるか彼方に 僕にも見える 君と同じの 二つの空がいま一つになる やっと同じ空の下で 笑えるね」。『POP STAR』の歌詞は「君に出会えた喜びと君に会えない淋しさの 両方を手に入れて 恋は走り出す」。64歳の今も、13年間もの間、友だち以上恋人未満の関係を維持している私の中学・高校時代からの友だちに聞かせてあげたいような歌詞ばかりだ。

 いやいや、純な私の友だちは『0ne Love』の「百年先も 愛を誓うよ 君は僕のすべてさ 信じてる ただ信じてる 同じときを刻む人へ どんな君も どんな僕も ひとつひとつ愛しい 君がいれば 何もいらない きっと幸せにするから」といった『花より男子』の世界かな。『キセキ』の歌詞のように「君のくれた日々が積み重なり 過ぎ去った日々 2人歩いた軌跡 僕らの出会いがもし偶然ならば?運命ならば?君に巡り合えたそれって奇跡 (略) いつも君の右の手のひらを ただ僕の左の手のひらが そっと包んでく それだけでただ愛を感じていた」。

 子どもたちがもっとも気に入っているのは『愛唄』だそうだ。その歌詞は「“ねぇ大好きな君へ”笑わないで聞いてくれ “愛してる”だなんてクサイけどね だけどこの言葉以外 伝えることができない ほらね! またばかにして笑ったよね」。なぜか、ニヤリとしてしまう歌だ。私にもまだ愛の歌が書けるかな、書いてみたいな。
コメント
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