2月1日(月曜日)の午後、豊川南小学校の児童会のメンバー、4年生から6年生11人が、とよかわみなみ幼稚園を訪れ、園児たちに「みんなでなかよく遊ぼう」と呼びかける劇を行いました。
この劇は、台本・キャスト・演出とも、児童会のメンバーが自分たちでアイデアを出し合い作り上げたものです。
お父さんが子どもだったころ、つまり20年前の子どもたちと、今の子どもたちが体力勝負をするという内容でした。
今の11歳は、お父さんの時代より、平均身長が3センチメートルも高いので、体力も伸びているはず、負けるはずはないと、今の子どもたちは20年前のお父さんに勝負を挑みます。
ところが、50メートル走を走ると、20年前のお父さんが2メートルの差をつけて、今の子どもより先にゴール!
持久走もソフトボールなげも、20年前のお父さんが、今の子どもたちに勝利。
文部科学省のデータによると、50メートル走は、20年前の11歳男子の平均は、8.75秒。今の平均は8.95秒。
1500メートルの持久走は、20年前の11歳男子の平均は、6分15秒。今の平均は6分45秒。
ソフトボールなげは、20年前の11歳男子の平均は、34.0メートル。今の平均は29.8メートルだそうです。
昔の子どもたちと、今の子どもたちでは、体を動かす力がずいぶん違っていることがわかりました。
豊川南小学校の3学期の生活目標は、「みんなでなかよく遊ぼう」に決まりました。
走りが速いとか遅いとかは、人それぞれなので気にすることはない。でも、体を元気に動かすことは私たちの成長にとって、とても大切なこと。
ということで、豊川南小学校では、長縄大会を企画したりするなど、みんなの外遊びを応援することにしました。
とよかわみなみ幼稚園のみなさんは、最後までお行儀よく、小学校のお兄さんお姉さんたちの話を聞きました。