お正月の風物詩で学生長距離界最大の駅伝競走「第88回箱根駅伝」において、東洋大学チームの第4区走者として出場し、見事区間賞を獲得するとともにチームの総合優勝に大きく貢献された田口雅也さん(同大学1年・箕面市立萱野小学校卒業)に、1月23日(月曜日)、森田雅彦教育長から箕面市長表彰が贈られました。
冒頭、森田教育長から今回の快挙を讃えるお祝いのあいさつと、出場に至った経緯や当日の心境などについての質問がありました。
田口さんは、「東洋大学陸上競技部に入部した当初は、とても先輩についていけませんでしたが、6月頃から練習にも慣れて夏にはトップのチームに入れるようになりました。箱根駅伝直前の記録会(ハーフマラソン)で良い結果も残せて、駅伝出走の一週間前に自分の出場を聞きました。大会当日は、柏原竜二主将から「楽しんで走ってくれたらいいから」と声をかけていただきました。幸い襷(たすき)を受け取った時は2位と1分以上開いていましたので、リラックスして気持ちよく走れました。それにしても、区間賞が取れるとは思ってもいませんでした」と丁寧に答えられました。
また、同席された萱野小学校6年生当時の担任の松田先生は、「当時から、水泳・少年野球・クロスカントリー(全国大会に出場)と全てにおいて群を抜いていました。とりわけ驚かされたのは、約3キロメートルの校内マラソン大会でスタートからとても長距離の走りとは思えないスピードで走ったので最後までもたないと思いながら伴走していたら、そのスピードのままゴールしたのを今も鮮明に覚えています」と懐かしそうに話しました。
そして、森田教育長からこれからの目標を尋ねられ、田口さんは「チームの連覇はもちろんですが、個人的には関東インカレで入賞を果たし、駅伝で主要区間を任せてもらえるようになることです」と終始笑顔で答えられました。
最後に、森田教育長は、「これからも多くの箕面市民が応援していますので、けがには十分気をつけて頑張ってください。ご活躍を期待しています」と激励しました。
<田口さん、東洋大学陸上競技部のみなさん総合優勝おめでとうございます。もう今から来年のお正月が楽しみ~。モミジーヌもずっと応援してるよ!