平成24年1月26日(木曜日)、「西国二十三番札所」や「勝ダルマ」で有名な勝尾寺で「第58回文化財防火デー(平成24年1月26日)」に合わせて、合同消防訓練を行いました。この訓練には、勝尾寺のご住職らによる自衛消防隊、消防署、消防団あわせて44名と消防車5台が参加しました。
勝尾寺の創建は奈良時代に遡る由緒あるお寺で、薬師三尊像や勝尾寺文書など多くの文化財が収蔵されています。
今回の合同消防訓練は、この本堂の灯明が地震により倒れ、火事になったという想定で訓練を行いました。
勝尾寺のご住職が名物の「勝ダルマ」を火災から守るため、、本堂から運び出しています。
ご住職らによる自衛消防隊が本堂に向けて放水準備をしています。
自衛消防隊が勝尾寺の敷地内にある消火栓を使用して、本堂に向け一斉放水をしています。
消防隊が赤色灯を点けサイレンを鳴らし、境内に向かっています。
粟生分団も境内に到着し、防火水槽(100トン)から消防車で水を吸い上げる準備をしています。
粟生分団から送られた水を使って消防隊が本堂に向けて一斉放水するとともに、他の建物へ燃え移ることを防止するための水幕ホースによる放水を実施しています。
合同消防訓練に参加した消防隊、粟生分団、自衛消防隊です。
訓練の講評を受けて訓練は終了しました。
<モミジーヌからのお願い。箕面市には勝尾寺や瀧安寺など、多くのお寺や神社があります。大切な財産を火災から守ってくださいね。大変寒い中の訓練お疲れ様でした。