5月16日(木曜日)、消防救助隊が強化訓練開始式を実施しました。この強化訓練は、地震等の自然災害や交通事故などの災害に備えて、日ごろから取組んでいる救助訓練の成果として、近畿地区の消防救助隊員が集い競い合う大会(第42回消防救助技術近畿地区指導会)に向けて、更なる救助技術の向上と隊員の士気高揚を目的として実施するものです。
競技の種目は、陸上の部(7種目)と水上の部(7種目)があり、陸上の部は「ロープブリッジ救出」と「ほふく救出」に、また水上の部は「溺者搬送」と「基本泳法」に出場を目指します。
消防署長に訓練開始の報告を行います。
『ロープブリッジ救出』
対面した建物にいる要救助者を救出することを想定したもので、4人1組で、水平に渡されたロープを使用して、要救助者を救出後脱出するまでの安全確実性と所要時間を評価します。
『ほふく救出』
狭く閉ざされた空間から要救助者を救出することを想定したもので、要救助者を含む3人1組で、救助隊員が空気呼吸器を着装し横穴に進入し、要救助者を屋外に救出し搬送するまでの安全確実性と所要時間を評価します。
『溺者搬送』
河川などで溺れている要救助者を救出することを想定したもので、スタート地点から20メートル先の要救助者を泳いで救助するまでの安全確実性と所要時間を評価します。
『基本泳法』
水難救助の基本泳法である抜き手及び平泳ぎで50メートルを泳ぎ、その安全確実性と所要時間を評価します。
この強化訓練は、7月25日まで実施します。陸上の部は、消防署西分署(瀬川3丁目)で水上の部は、箕面市立第三中学校、市内のプールをお借りして実施します。
消防救助隊は全隊員が一致団結して優秀な成績を収めるために頑張りますので、ご声援のほどよろしくお願いいたします。
<このような訓練がいざという時の救助活動につながるんだね!!!>