11月25日(火曜日)、劇団四季の俳優、坂本剛(さかもとごう)さんに箕面ミュージカル大使の称号授与式を箕面市役所で行いました。
箕面市特命大使制度とは、市にゆかりがあり、さまざまな分野で活躍される個人や団体に、箕面市のPRを積極的に担ってもらうことを目的として、2010年4月に創設した制度です。
坂本さんは、現在、大阪で公演中の「ライオンキング」に出演されており、リハーサルと本公演の合間を縫って、ご来庁いただきました。坂本さんは、以前にも市役所を表敬訪問してくださったことがあり、 市長との会談も二回目です。
今回も色々な話に華が咲きました。西小学校五年生の時には、マラソン大会に出場するために、一年間、毎朝、箕面大滝までランニングを続けたそうです。その結果、見事、5年生の時、6年生の時と連続で優勝を果たされました。そのときの「コツコツと努力をすれば、必ず結果に繋がる」という経験が、坂本さんの行動のベースとなっているとのこと。今も、劇団としての稽古が終わった後、スタジオに残って遅くまで練習をされているそうです。(ご本人は、「闇練」と仰っていました。)
また、マラソン大会に向けて練習しようと思ったのは、「優勝したら担任の先生が喜んでくれるだろう」と思ったからとのこと。「人が喜んでくれることをやるのが、とても楽しい」という気持ちは、今も変わらず、公演することで観客の皆さんが喜んでくれることが、一番の励みになっているそうです。
前回の訪問以降、劇団四季の社会活動の一環として行われている、小学生向けの「美しい日本語の話し方教室」を箕面市内で実施して頂きました。台本がきっちりと決まっている舞台に比べ、小学生を対象にした授業では、生徒達の質問や反応に応じて授業展開していくという「ライブ感」があり、とても刺激になるそうです。この授業でも、最後にみんなが楽しそうに歌ってくれると、「やって良かった!」と感じるそうです。
これからは、箕面ミュージカル大使として箕面市を全国にPRすることと、箕面市のためにできることを劇団の方々と考えて実行していきたいと語ってくれました。
<子どもの頃の話をする時の活き活きとした表情が印象的だったよ。「コツコツ練習することが、楽しい!」と仰る坂本さん、これからも活躍を期待しています!