撮れたて箕面ブログ

箕面市公式ブログ!北大阪から全国へ発信中!箕面広報室職員などが取材した市内の出来事、イベント情報などを紹介

民間企業派遣職員からのメッセージ

2022年03月29日 | 民間から学ぶ

撮れたて箕面ブログをご覧の皆様、こんにちは。

2020年4月から2年間、日本財団に出向しており、もうすぐ帰任予定の平井と申します。
この2年間の出向を通じて、学んだことをご報告させていただきます。

皆さんは、日本財団と聞くとどんな活動を思い浮かべますか?
箕面市内でもよく見かける福祉車両のイメージが強いのではないでしょうか。

実は日本財団の業務は、多岐にわたっております!!!
日本財団は、主にボートレースの売上金の一部を原資に活動しているため、海洋・船舶に関する事業及び海難防止に関する事業その他の海事に関する事業を行っておりますが、そのほかにも社会福祉・教育・文化・観光・体育その他の公益の増進を目的とする事業など様々な活動を行っております。

財団が取り組んでいる具体的な活動内容については、こちらをご覧ください!
(幅広いジャンルのプロジェクトがたくさんあり、大変興味深いものばかりです。)

出向してすぐの4月の新人研修でそれぞれチームに事業紹介を行っていただいたのですが、どの部署も本当に魅力的で、出向期間中に何部署か横断したいなーと密かに思っていたくらいです!!

では、私が出向期間中にどのような業務を行っていたのか主なものをご紹介させていただきます。

まず「THE TOKYO TOILET」事業について

(撮影:永禮賢、提供:日本財団)

この公園内に溶け込んでいるオブジェクトは、おしゃれな迷路にも見えますが、片山正道さんがデザインした恵比寿公園にある公共トイレです。

THE TOKYO TOILETとは、渋谷区内17ヵ所のトイレを性別、年齢、障害を問わず誰もが快適に利用できる公共トイレに生まれ変わらせ、多様性を受け入れる社会を推進するプロジェクトです。

公共トイレは、4K(汚い、暗い、臭い、怖い)のイメージがあり、あまり良い印象をお持ちでないかたも多いと思います。このプロジェクトでは、そんな公共トイレのイメージを払拭するため世界的に有名なクリエイターが集まり、これからの公共トイレのあり方をデザインいただきました。
ではいったいどんなトイレが出来上がったのか。
私が帰任するまでに竣工した12ヵ所のトイレを順に全てをご説明したいのですが、スペースの関係で泣く泣く諦めます。

ここでは、一番メディアにとりあげられたトイレとそのコンセプトをご紹介します。

(撮影:永禮賢、提供:日本財団)

代々木深町小公園にある「透明トイレ」です。

え?透明!?

このトイレをデザインした坂茂さんは、公共トイレには2つの心配があると考えました。
1つ目は、中が綺麗かどうか、もう一つは中に誰も隠れていないか。その2点を解消するためデザインされたのが、この“透明トイレ”です。鍵を締めると不透明になるガラスで外壁を作ることで、2つの心配を解消することができます。また夜は美しい行灯のように公園を照らします。デザインで社会問題を解決するという、とても素敵なトイレです。

ここで紹介しきれなかったトイレについては、THE TOKYO TOIKETのHPをご覧ください。
見ているだけで楽しく、どんなコンセプトで考えられているのかを想像すると面白いですよ!そして東京にお越しの際は、是非渋谷でトイレ巡りをしてみてください!!!

また、もちろん綺麗なトイレを作って終わり。ではありません!!
維持管理事業にも力を入れており、現在は1日2~3回清掃を行い、月に1回専門的・科学的な見地からのアドバイスを受けるため、第三者チェック機関として、トイレ診断士のチェックも受けております。
毎月維持管理協議会で今後の維持管理について話し合っており、清掃回数を減らすなどの費用削減にも努めております。また利用者が次の利用者のことを思う「おもてなし」の心を醸成するための企画も随時行う予定です。
先日、地元の小学生と地域のプロサッカー選手と公共トイレの清掃体験会を行いました。

清掃員さんのユニフォームを着用させていただきました。私からは地元の小学生にTHE TOKYO TOILETのプロジェクトの説明を行いました。

清掃時の様子です。終了後に子ども達から「楽しかった。トイレは綺麗に使おうと思った、皆で綺麗に使っていきたい。」という感想があり、また主催者側も楽しめた企画であったので、第2弾、第3弾と続くと良いなと思っております。

このプロジェクトは公共トイレに対する見方を大きく変えたものだと思います。今までは話題にのぼることもなかった公共トイレが国内外から注目され、同じようなトイレを作りたいという問合せを多数いただきました。
私自身もこの事業に関わるまでは、公共トイレに対し無関心の層でした。
しかし、今までタクシーの運転手の利用が主だった公共トイレが、住民やそこを訪れる多くの人々に利用されるのを目にしたことや、親子連れの「今まで公共トイレは使わなかったが、親子で安心して使えるトイレになった」という声、また清掃員さんからも「街の人に御礼を言われたり、声をかけられるようになった」ということをお聞きし、たくさんの変化を感じ取りました。公共トイレ一つでこんなにも街の姿は変わるのだということを目の当たりにし、今まで公共トイレを4Kのままで受け入れていた自分を反省しました。このダイバーシティ&インクルーシブな社会づくりの視点は、まちづくりを行う市役所でも非常に重要な視点であるので、このプロジェクトに関わることができ、大きな学びを得ることができたと思っております。

続いて「HEROs」事業について
HEROsとは、アスリートの社会貢献活動を推進し、スポーツの力で社会課題解決の輪が広がる未来を目指すという事業です。

主に3つのAの活動を基軸としております。
1. ACADEMY→社会の役に立ちたいが、何をしたら良いかわからないアスリートの人材育成とサポート
2. ACTION→やりたいことが明確で、スポーツやアスリートの力を活用した社会貢献活動の実践
3. AWARD→ロールモデルとなる社会貢献活動の表彰プロジェクト

なぜ日本財団がアスリートの社会貢献活動を支援するの?と疑問を持たれるかたもいらっしゃるかもしれません。

アスリートの社会貢献活動と聞くと、日本では偽善のように感じるといった声も耳にすることがあり、そのため、自身の活動を発信しない選択をする方も多いです。
海外では、アスリートの社会貢献活動は、むしろ当然の活動として捉えられており、また日本と異なりアスリートの価値は世の中に認められているそうです。海外は広報面においても、選手が行う活動の伝え方が上手く、活動だけを切り取るのではなく、バックグラウンドなども含めストーリーを見せることでより深く活動の意義を伝えることができているという違いもあります。

残念なことに今の日本では、海外と比べそこまでアスリートの価値が評価されている訳ではありません。日本でも、社会貢献活動を行っている多くのアスリートがいますが、その活動が世の中に知られることがなければ、共感、広がりは生まれません。そこでHEROsでは、社会貢献活動を行うアスリートを支援し、表彰し、賞賛される場(HEROs AWARD)を作る活動を行っているという訳です。

本年度からスタートしたHEROs  ACADEMYの中の「HEROs ACADEMIA」という事業では、スポーツを通して得られた自身の強みや価値を認識し、社会でもっと活躍する一歩を踏み出すきっかけをアスリート向けに提供するセミナー(3ヵ月週1回)を行いました。

もともと「スポーツは、本当に社会に貢献できるの?」「今自分が何をすべきか、何がしたいかわからないが、行動したい」という受講生が、講義終了後には、それぞれが社会で踏み出すための一歩を宣言し、将来的にはHEROs AWARDで表彰されるような活動をしていきたいという言葉をいただくことができました。
「どういった講義を準備したらアスリートの心に響くのか」「3ヵ月受講し、「為になった」で終わらせないためにはどうしたら良いか」を何度も何度も考え、講義を準備してきたので、受講後のアスリートの皆さんの意識の変化を肌で感じることができ、嬉しく感じると同時に私も負けてられないと思うようになりました。
ACADEMIA → ACTION → AWARDというエコサイクルがこれから出来上がり、
スポーツを通じた活動の支援の輪が広がっていくのが楽しみです!!

ここではほんの一部しかHEROsの活動をご紹介できませんでしたので、こちらもご覧ください。(HEROs HPページ) 


最後に「日本財団・大阪大学感染症対策プロジェクト」について

まさにコロナ時代に突入したからこそ、誕生したプロジェクトであり、10年間で約230億円助成を予定している財団内でも久しぶりの超BIGプロジェクトです。
私が大阪からの出向者ということもあり、今回メンバーとして携わらせていただきました。

今回のコロナのように新興感染症は、これからも一定の周期で発生すると言われております。
日本では、SARS、MARSの影響を欧米ほど受けなかったため、感染症に対する危機意識が薄れ、研究にそこまで力を入れてこなかったという背景があり、まだ国産ワクチンが完成していないという状態に陥っております。

また感染症に対する公的支援は、すぐ実用的なものに結びつく応用研究に主眼が置かれたものや短期間の研究支援に限られていました。
応用研究も非常に大切ですが、「基礎がないところに家はたちません。」
今まさに基礎研究の重要性を再認識し、基礎研究を中心とした支援を日本財団が行うことになりました。

今回のコロナ流行時には、情報が錯綜し、トイレットペーパーがなくなるという誤情報で市場は混乱しました。他にも、感染症には高度な医療技術が必要であるため医療人材の不足という事態も生じていました。それらの課題を解決するため、科学的エビデンスに基づいた情報発信や政策提言を行う事業や日進月歩で進化する医療技術に対応できる人材育成事業も同時に進めています。

今回、異分野の研究者がアンダーワンルーフで研究できる拠点を整備することになり、大阪大学の吹田キャンパスに安藤忠雄さんデザインの感染症研究棟が建設されます。
2025年2月竣工予定となっており、今からワクワクしております!!
この研究拠点は、国内外の多彩な研究者が集まる、国際的でオープンに開かれた研究拠点になることを目指しています。

テーマは宇宙船地球号です。世界中の優秀な研究者がここに集まり、力を合わせて問題に取り組んで欲しい、という想いが込められています。

これらの事業を総括しまして、私が日本財団で仕事をし、学んだことを2点お伝えいたします。

・「社会貢献活動」について

社会貢献活動と聞くと、ハードルが高いイメージでしたが、実際に活動されている団体さんやアスリートのお話を聞き、決してそんなことはないと感じるようになりました。
また社会貢献活動とは、様々な形があり、身近にあるものだと気づくことができました。
実際に活動現場を訪れることもあり、担当者の熱い想いを聞き、イベントに参加すると楽しくて、もっともっといろんな人にこの活動を知ってもらいたい、一人でも多くの人の意識が変わってほしい、という気持ちが湧いてきました。
また活動のお話をお伺いする中で「今後は、行政と連携して活動を広げていきたい」という内容をよく耳にしました。
今まで私が市役所で経験してきた部署では、他機関との連携という仕事をしたことがなかったため、行政と仕事がしたいと言っていただけるのは有難く、今後そういう事業に関わる機会があれば、積極的に携わっていきたいと思います。

・日本財団職員の仕事に対する取組み姿勢について

財団の仕事は、「事業の目的、事業に対する目標、それを行うことによってどう社会が変わるのか、なぜそれを日本財団が行うのか」ということが全ての事業に対して求められます。
いかに社会的インパクトを残すことができるか、公金を使う意味を常に考え、最大限より良いものを作るために妥協を一切許さない姿勢は、すごく勉強になりました。
市役所で仕事をしていると、法律や規則に基づいて淡々と仕事をしていたので、今後は、仕事に向き合う姿勢を一から変えなければと強く感じております。

また業務を通じて、私の中で名言だと思う言葉にも出会いました。
「人生で選択しなければならない時があれば、常に苦しい方を選ぶ」
「コンフォートゾーンにいないか」
どちらも、常に自分を成長させるために自身を奮い立たせる言葉です。

そういえば、1年目に「STARTLINE」というオンライン配信プログラムで、私が担当したプログラムテーマも「卒業からの卒業 ~いま、学び続ける生き方を考える~」でした。
期間限定配信であったため、すでに動画視聴はできないのですが、予防医学研究者の石川善樹さん、法学博士・ニューヨーク州弁護士の山口真由さん、ミネルバ大学2年生の清水悠太郎さんと「学び」についてのトークセッションを行い、今までにない経験をさせていただきました。私の出向期間は、学びと成長の連続だったと今ヒシヒシと実感しております。

私の出向期間は、コロナ真っ只中で色々な制限を受けることもあり残念に思うこともありましたが、東京2020オリンピック・パラリンピックのボランティアに参加することができ、忘れられない夏を過ごすことができました。
私は、カヌーとボートの会場である「海の森水上競技場」というところで活動しました。
ご年配のベテランボランティアから大学生まで、幅広い年代の方と交流し、また会場外でもボランティアのユニフォームを着ている同士で「お疲れ様です」と声を掛け合ったり、仲間意識が高く楽しい時間を過ごすことができました。活動最終日は名残惜しかったです。

最後になりましたが、
私がお世話になった経営企画広報部 ソーシャルイノベーション推進チームのメンバーです!!

(華厳の滝 日光にて)

コロナで中々出社できない時期などもありましたが、食堂ランチや、チーム合宿、出張など、チームの皆さんと過ごした時間は、学生に戻ったかのようなとても楽しい時間でした!!
困ったことがあるといつもすぐさまフォローいただき、本当に皆さんに支えられた2年間で、感謝でいっぱいです。

あっという間に帰任することになりましたが、財団の皆様、大変お世話になりました。
財団職員の一員としてお仕事できたことは、貴重な財産です。
様々な経験や業務を通じて得たものを今後の市役所業務に活かし、箕面市に貢献できるよう励んでいきたいと思います。
本当にありがとうございました!!!

<平井さん、派遣お疲れ様でした!日本財団で得た貴重な経験をぜひ箕面市でも生かしてくださいね!

箕面市では、2月1日から4月30日まで、統一キャンペーン「子どものSOSサインに1つでも気づいたら迷わずにお電話を!」を行っています

 


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民間企業派遣職員からのメッセージ

2022年03月29日 | 民間から学ぶ

撮れたて箕面ブログをご覧の皆様、こんにちは。
2020年9月から2022年3月まで、一般社団法人全国モーターボート競走施行者協議会(以下:全施協)に出向しておりました南田と申します。
出向で経験させていただいたことをご紹介いたします。

(左から2人目が私です。)

1.出向にあたっての目標
箕面市はボートレース住之江の施行者としてボートレースを運営しております。
このたび、ボートレースの関係団体である全施協に出向するにあたり、以下の目標を立てました。

(1)全施協・関係団体の考え方を学ぶ
(2)全施協・関係団体との信頼関係を構築する
(3)各施行者の取り組みを学ぶ

これらを達成し、得たものを市役所の業務に活かしていこうと考えております。
また、全施協の業務は箕面市も含めた全国の施行者と関わるものであり、考え方の習得や関係性の構築を意識しながら業務に取り組みました。

2.全施協の概要について 
ボートレース場は全国に24か所、またボートレースチケットショップ(場外舟券発売場)は全国に81か所が存在しており、これらの拠点を35の施行者が運営を行い、施行者は103の自治体で構成されております。
全施協はこの施行者における様々な業務を行っている団体で、以下の理念を掲げて、施行者の経営改善や国土交通省等の関係行政機関や業界関係団体との調整、また施行者に共通する事務等を実施しております。

【Vision】
「ボートレースがレジャーとして将来にわたって発展し、地域に貢献する」

【Mission】
「施行権を保障するとともに、施行者の良好な経営環境を実現する」


事務所は東京都港区六本木にございます「BOATRACE六本木」に所在しております。BOATRACE六本木は2019年12月3日に竣工された施設で、ボートレース業界の様々な団体が結集し、スピーディーな意思決定を行うことができる施設として誕生しました。

(BOATRACE六本木)

私は全施協で、大きく3つの業務に携わりました。


3.ペーパーレス推進プロジェクト
カーボンニュートラル等の社会的課題に対応するため、プロジェクトチームが設置され、各種取り組みを行ってまいりました。
対象とするペーパーとして、通知文等の事務に関するペーパー、出走表等のボートレース場に関するペーパーなど、現在使用しているものの使用量等の調査を行いました。
事務に関するペーパーは、団体内外の文書規程等を整備した上で電子施行していくため、国土交通省をはじめとした各団体と各種調整を行いました。ボートレース場に関するペーパーは、場内機器を整備の上、スマートフォンを活用したサービス提供のための基盤づくりを行い、中長期的に推進することを各種会議等でご提案させていただきました。
このカーボンニュートラルの課題は、様々な業界において対応が求められるものであるため、今後どのような業務にあたったとしても、この経験を活かしていくことができると考えております。

(総会等で使用した資料です。)

4.売上分析
売上実績の管理・分析、グレードレース等の売上努力目標作成等を行いました。ボートレース業界は令和4年3月16日現在で2兆2千8百億円の売上を記録し、平成3年度の2兆2千1百億円を超え、史上最高年度売上を更新中です。

この要因としては、スマートフォンの普及による電話投票(インターネット投票)による売上の増加が挙げられます。
一方で、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響もあり、ボートレース場やボートレースチケットショップに足を運んでいただけるお客様の人数は減少しております。今後は、電話投票(インターネット投票)による楽しみを充実させるとともに、新型コロナウイルス感染症対策等を万全に施した上で、ボートレース場でしか体験できない臨場感や、ボートレースチケットショップで感じられる一体感などを楽しんでいただけるような取り組みが必要であると考えます。

5.開催日程調整
次年度の全国24ボートレース場の開催日程調整を行いました。
令和4年度の開催は延べ4,600日、1場あたり約192日のレースを開催する予定としております。この時、1日当たりの開催場数が多すぎず、少なすぎず、1日あたり12場程度の開催場数とすることで、多くのお客様にお楽しみいただけるものと考えております。
全施協としては、全施行者の収益のバランスを確保するため、1日当たりの開催場数を可能な限り安定させることを趣旨として、モーニング、デイ、ナイターの大きく3つの時間帯のグループごとに日程調整会議を実施しております。
各ボートレース場において、開催ができない時期や、開催したい時期が集中するなど、それぞれの考え方があることから、折り合いをつけることが困難となった際の調整に苦戦しました。
各施行者の意見をヒアリングし、上司に相談を行い、自身の意思を織り交ぜながら解決策を見出していくことが非常に勉強になりました。

(職場の皆さまと打ち合わせ)

6.最後に
はじめに立てた目標について、新型コロナウイルス感染症の関係等で、関係団体や施行者との対面でのコミュニケーションをとる機会があまりとれず、この点に関する達成度合いは低かったと考えております。
しかしながら、全施協の皆様からは、多くのことを教わり、とても親しく接していただき、素晴らしい環境で仕事に取り組むことができ、個人的には100点に近い人間関係を築けたのではないかと思っております。本当にありがとうございました。貴重な経験を糧にして、業務に取り組んでまいります。

<南田さん、派遣お疲れ様でした!派遣先での経験を活かし、ボートレースをもっと盛り上げてくださいね!


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規格外野菜ってなんだろう?

2022年03月29日 | こんなことがありました!

毎週金曜日に「ファミリーマート箕面市役所前店」で、箕面で新たに農業者となったかたが、新鮮野菜の販売をしています。

そこに千里高校の2年生2人が参加されました。

学校で「規格外野菜の廃棄量を減らす」方法を研究しているそうです。今回は、その研究の一環で販売を手伝いながら、市民のかたにご意見を伺っていました。

販売所に訪れたかたに配布された資料です。お二人のしっかりした考えがびっしりと記載されています。

畑で作られる野菜は、栽培過程で形が悪いものや揃っていないものができてしまうことがあります。その野菜は「規格外」として市場に出回らず、廃棄されてしまうことが多いのが現状です。

箕面市では、農業者が心をこめて育てた野菜は、形が悪くても小さくてもできるだけ廃棄しないことを考えています。曲がったきゅうり、二股のにんじんやだいこん、小さなたまねぎなど箕面産の「ふぞろいやさい」は、学校給食で積極的に活用し、子どもたちの食育につなげています。

市民のみなさんもどこかで「ふぞろいやさい」と出会った時には、ぜひ購入いただいて、見た目は悪くても味は変わらずおいしいことを実感してください。

J:COMさんも取材に来ていました。

<形が悪い、でもおいしい「ふぞろいやさい」を食べるモミ~

箕面市では、2月1日から4月30日まで、統一キャンペーン「子どものSOSサインに1つでも気づいたら迷わずにお電話を!」を行っています

 


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