3月27日(日曜日)、前日の雨が嘘のような快晴のもと、「みのお八天石蔵ウォークトライアル」が開催されました。
八天石蔵とは・・・
鎌倉時代の寛喜2(1230)年、勝尾寺が寺領の境界を明示するために山中に造ったもので、東西南北8カ所の石像に、仏像が1体ずつ埋められました。これらを「八天石蔵(はってんいしくら)」と言い、「勝尾寺文書」に記されていたことから箕面市が発掘し、その後国の重要文化財に指定されました。8体の仏像は、現在勝尾寺に保管(非公開)されています。
文化とスポーツをコラボしたこのイベントでは、4カ所コース(持国天石蔵・軍荼利明王石蔵・増長天石蔵・大威徳明王石蔵)または2カ所コース(持国天石蔵・軍荼利明王石蔵)から体力にあわせてコース選んで八天石蔵を巡り、箕面の歴史文化について学びながら自然豊かな箕面の山の自然を楽しむことができます。
当日は子どもから高齢世代まで、88名の参加者がスタート地点である勝尾寺園地に集合し、10班のグループを編成。各グループに箕面観光ボランティアガイドが2名とスポーツ推進委員1名が同行します。各班長から注意事項などの説明を受けた後、しっかり準備運動を行い、勝尾寺副住職の小嶋隆文さんが吹く法螺貝の音色が響き渡る中、それぞれが入山にあたっての神様へのご挨拶と無事を祈願してから、いよいよ出発です!
各グループが山歩きを楽しんでいるあいだ、ゴールである勝尾寺園地に再び戻られるのを待ちながら、お渡しするアンケートと参加賞の準備・・・
2カ所コース、4カ所コース、それぞれのグループがゴールする時にはスタッフ一同、みなさまの健脚っぷりに脱帽するとともに、拍手喝采で出迎えました。
最後になりますが、大きな怪我や事故もなく、イベントを無事に終えられましたのは、ひとえに本イベントに協力してくださった多くの関係者のみなさまのおかげです。本当にありがとうございました。
<参加してくれたみんな、おつかれさまだモミ~!
箕面市では、2月1日から4月30日まで、統一キャンペーン「子どものSOSサインに1つでも気づいたら迷わずにお電話を!」を行っています