撮れたて箕面ブログ

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メキシコ国立民族舞踊!

2020年07月01日 | 国際交流員から

皆さん、こんにちは!メキシコ出身の国際交流員クラウディアです。約3ヶ月前に、メキシコのトウモロコシのブログを書きましたが、読んでくれましたか?この間、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、大半のお店や学校、イベント等が中止か延期になっていました。大変な事態になりました。しかしながら、再開され始めたので、嬉しいです。今月のブログでは、メキシコの2種類の民族舞踊を紹介したいです。

世界中でダンスは大切にされているので、4月29日に記念日「国際ダンスデー」になりました。ダンスは単に「踊り」だけではなく、ライフスタイルと生命力にもなります。

メキシコの民族舞踊は、Danza folklorica(ダンザ フォルクローリカ)と言います。多くの人に知ってもらうため、様々な場所で国際的なフェスティバルが行われています。

メキシコのすべての地域に民族舞踊があり、その種類は2000以上です。民族舞踊は、固有の文化や多文化主義、伝統、昔の儀式などを表現しています。

まずは、私が生まれた場所・モレロス州の舞踊を紹介します。モレロス州はメキシコシティから、南に約70キロ離れています。モレロス州には32の市があります。

モレロス州

モレロス州の一番有名な民族舞踊は、Chinelos (チネーロス)と言います。毎年1月~2月の間にモレロス州の一部の地域で、チネーロスのお祭りがあります。チネーロスのお祭りは、テポストラン市やトラヤカパン市、ヒウテペック市などで行われています。モレロスのことを聞く度に、チネーロス舞踊を思い出します。

テポストラン市

チネーロスの衣装はすべて手作りですが、簡単ではありません。スパンコールとビーズで6ヵ月くらいかけて作られています!衣装の重量は30キロオーバーです!重すぎ!

チネーロスの衣装

刺繍できれいな絵が描かれています。年齢も関係なくて、みんなチネーロスを踊ります。音楽隊を引き連れて、チネーロスのお祭りで踊りながら、町中をねり歩きます。ジャンプしながら、肩と腰を振り、進みます。

チネーロスのお祭り

続いて、ハリスコ州グア・ダラハラ市の舞踊を紹介します。ハリスコ州はメキシコシティから西に500キロほど 離れています。州都は、グアダラハラです。ハリスコ州は125の市があります!結構広いです!

ハリスコ州

この周辺で一番人気のあるものは、テキーラとマリアチです。マリアチの広場もあります!この広場は100年前に造られて、今でもマリアチが集まります。また、ハリスコ州には、テキーラと呼ばれている市があります!メキシコでテキーラのブランドは1479あります。

マリアチ、テキーラ、アガベ(テキーラを作るのための植物)

ハリスコ州の有名なダンスは、Jarabe Tapatio (ハラベ タパティオ)と言います。女性は、鮮やかな色の大きなスカートを着て、男性は、素敵なマリアチの衣装を身につけます。このダンスは求愛を表現しています。

グアダラハラの衣装

今回紹介したものだけがメキシコの民族舞踊ではありません。他にも色々あり、舞踊の種類は本当に多いです。それぞれに特徴があり、素晴らしい衣装もあります。毎年、日本でも、9月にメキシコのお祭りがあります。是非機会があったら、参加してみてください!とても楽しい時間を過すことができますよ!

素晴らしい衣装の数々

<メキシコの民族舞踊を学びたいモミ!


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