8月7日(金曜日)、箕面市青少年指導員連絡協議会(井上芳明会長)より、倉田哲郎箕面市長に「危険箇所・問題箇所点検結果改善要望書」が提出されました。
「危険箇所・問題箇所点検結果改善要望書」とは、毎年5月から6月にかけ、箕面市青少年指導員連絡協議会が市民などに呼びかけて行った「危険箇所・問題箇所点検活動」でみつかった危険箇所・問題箇所をもとに、市に対しての改善要望をとりまとめたものです。
「危険箇所・問題箇所点検」は子どもたちがより安全に地域で過ごすことができるよう、箕面市青少年指導員連絡協議会が市民などに呼びかけ昭和57年から行っている活動です。
通学路や遊び場を中心に日頃から子どもたちを見守る多くの地域の方々、箕面市、警察関係者が一緒に各小学校区ごとに点検活動を実施しています。
市民と行政が連携して大規模で行う点検活動は、府内でも珍しい取り組みです。
今年度は、5月16日(土曜日)から6月7日(日曜日)にかけ、延べ982名が参加し実施されました。
市内の全ての小学校区(14校区)において、通学路や公園など子どもの身近な場所に潜む危険箇所、問題箇所を点検した結果、路面標示を塗り直して欲しいところや、見通しの改善が必要なところ、横断歩道をつけて欲しいところなど588件の危険箇所・問題箇所の要望がありました。
井上会長は「本当に危険なところは年々改善されて数が減ってきているが、その分より細かいところに目が行くようになってきた。また改善をお願いします」と話されていました。
箕面市青少年指導員連絡協議会では、危険箇所について市に改善要望を提出するとともに、自分たちでできる改善は自分たちで行おうと、水難やちかんなどの注意喚起看板や電柱巻の設置を行ったり、飛び出し注意の人形を設置するなど、協議会独自で改善も行われています。
市では、市民のみなさまとともに子どもたちの安全を守るため提出された改善要望にもとづいて、改善に向けて調整し、11月までを目途に協議会へ報告する予定です。
<危険箇所・問題箇所点検活動に
たくさんの参加ありがとうございます。
こんな地道な活動によって箕面の子どもたちは
守られているんだね!