東日本大震災で被災した子どもたちを応援しようと、箕面市立豊川北小学校(中村香校長、児童数435人、粟生間谷西4-3-1)の4年生77人が箕面市の名所や特産品の絵を描いた「箕面いいとこかるた」を作成し、明日、福島県白河市の五箇小学校に贈ります。
4年生77人は、週に1~2時限ある図工の授業で、4月から3カ月以上かけて「箕面いいとこかるた」を作成しました。かるたは、読み札・絵札ともにA3サイズでそれぞれ48枚づつの札があり、箕面大滝やもみじの天ぷら、箕面市PRキャラクター滝ノ道ゆずるなど箕面市の名所や特産品が描かれています。絵札は色とりどりの折り紙を使用したモザイク画で、児童自らが考えた読み札の文章にあわせて作成しました。このかるたを、福島の子どもたちに見てもらい元気になってもらいたいと、4年生の子どもたち全員が一人一人気持ちを込めて作りました。
豊川北小学校では、これまでにも福島県内の小学校に箕面大滝のモザイク画のタペストリーを贈るなど、東日本大震災以降、被災した子どもたちを激励する活動を継続して行っています。今年は、福島の子どもたちに遊んで元気になってもらえるように、モザイク画のかるたを作成することに決めました。また、9月に福島県白河市で開催された「ご当地キャラこども夢フェスタin白河」に参加したことが縁で、白河市立五箇小学校にかるたを贈ることになりました。
11月18日(月曜日)の朝会で全校児童へのお披露目を終えた後、4年生全員でかるた大会を行いました。読み札を読み上げ終わる前に、子どもたちは素早く走って絵札に向かい、絵札が取れると子どもたちは歓声をあげていました。
かるたを作成した4年生の新宅泰晟くんは、「箕面いいとこかるたで遊んでもらって、福島のみんなが元気になってくれるように思いを込めて作りました。」と話しました。また、十河理香さんは、「今回は五箇小学校にしか箕面いいとこかるたを送れないけれど、福島のいろんな学校の子たちにも元気にがんばってほしいという気持ちが届いてほしいです」と話しました。
完成した作品は、明日19日(火曜日)の午後に箕面市立豊川北小学校から発送され、今週中に白河市立五箇小学校の子どもたちに届けられる予定です。
<ゆずるとモミジーヌの絵札もあるね!福島の子どもたちに「箕面いいとこかるた」でいっぱい遊んでもらえるといいね。