蝶になりたい

いくつになっても、モラトリアム人生。
迷っているうちに、枯れる時期を過ぎてもまだ夢を見る・・・。

キラキラ40 ? !

2010-07-21 | 健康
今週のキラキラ40のテーマは、「ママうつ」。

これまでに放映された「セックスレス」「子供をとりまく性」は、
ぐぐっと大接近して身を乗り出すように見たが、
いかんせん、本日の「ママうつ」は、どうも私とは縁遠いようだ。

鬱になる人は、マジメで、一本気、完璧主義、頑張り屋さんが多いようだ。
いっぱいいっぱい、すべてを抱え込んでしまう、責任感が強い人。
私とは正反対。
頑張りすぎて眠れない・・・という悩み。
私の悩みは、その逆で、頑張っても頑張っても、眠ってしまう。
(特に会議の席と、教養講座)

空の巣症候群は、子供が巣立った後に落ち込む、心にぽっかり穴のあく症状で、
よく言われることだが、更年期障害と重なることが、重症化させる要因のようだ。

自分が求められていないということで、虚しくなるとのこと。
私、自分が求められているほうが、息が詰まる。
サボリ、ってことだろう。

私は鬱病にはなりそうもないけれど、回りから見ると、単にお気楽な人。
社会的には、チャランポランで、仕事がデキナイ人。
最も近い身内(=家族)からは、ブーイングの嵐。
どっちがマシか?

自分は自分で守る。
しかし、家族を犠牲にしてはいけない。
(本当に鬱病の人は、家族に甘えることも大事だそうだが)
自分の持つ自分像に対して、ある程度の最低限度の理想というものもある。
ほどほどのバランスが必要ということだ。

楽天家すぎるのは、アホのレッテルを貼られる副作用つきだが、
なんでも世の現象は、表裏一体。


心のバランスを崩した時は、ちゃぶ台をひっくり返して、思いっきり暴れてやろう
そう思って開き直って、スタンバイしているのだが、
脳内プチ自爆するぐらいで、まだその決定的瞬間は訪れていない。

その日が来るまで、サボれるだけサボろう。
そうやって子育てもしてきたが、いざ、気がつくと子供はあっという間に手を離れ、
サボっていたことを後悔。
でも時、遅し。
自業自得のツケが回ってきた。

やはり、先を読む力が足りないのだろう。
過去・現在・未来。
この時間のとらえ方、バランス感覚も大切だ。


今を一生懸命やっていると、将来は後悔しないはず。
私は、今を一生懸命サボっているので、後悔するのかしないのか、よくわからない。


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心はればれ、お互いに。

2010-07-20 | 
亭主達者で留守がいい。

誰が言ったのか知らないが、この言葉は、全く、言い得て妙だ。

この連休、夫は北海道にゴルフにお出かけ。
その間、我々は、夫のいない我が家で、のびのび楽しく、爽やかに、連休を満喫した。

絶え間なく流れるテレビ音も、空間を圧迫する巨大なトドが眼前に転がる光景もなく、
家事に、雑用に、スポーツに、読書に、趣味に、音楽に、没頭できた。
好きなものを作り、好きな時間に食べ、好きな時にスポーツをし、好きな時に本を読み、
掃除をし、居住空間を快適に整え、お菓子を作り、バスタイムでリラックスし、
なんの囚われることもなく気ままに、充実の休日を過ごした。


当のご本人は、涼しい北海道で、気のおけない友人たちと食べ、飲み、喋り
プレーし、運動にもなり気分転換にもなっただろうし、ストレス解消、すっきりしただろう。
明日からの労働の再生産への仕込みも、ばっちりできただろう。

身支度の荷物の中には、いつも、なにやらウイスキーか、ブランデーか、
お気に入りのアルコールのボトルを選び、忍ばせているが、帰ったときは、すべて空っぽ。

そして、ほんの少し、自分だけ楽しんで家族に申し訳ない、という思いもあってか、
お土産をどっさり手にし、ご機嫌な顔で昨夜、帰宅した。

申し訳ないどころか、こちらこそ、よくぞ、遊びに出て行ってくれて、ありがとう、なのだ。

私たちが、仲良く居られるのは、こうして、「亭主達者で留守」の生活があるから。
別に意図してそうしたわけではないが、たまたまお互いに好きな行動をとっていたら、
こういうスタイルになった。


実は、お出かけは、長年の愛人との旅行だったりして・・・
そういう展開もあり得ないこともないのだろうが、どうも違うように思える。
もし、愛人なら、このブログは、また違ったテイストになるだろう。
読み手側としては、そのほうが読み応えがあって面白いとは思うのだが・・・。


病気がちで、仕事だけで精一杯、まして休日はクタクタ、というお父さん方も多いだろう。
家を空けるだけの体力、気力、お金が必要、ということになってくるのだろうけれど。

阪急電鉄・創設者の小林一三氏は、こう仰っていた。
「夫に選ぶなら、仕事を楽しくやる人、趣味の広い人を選びなさい」


人それぞれ、いろんな事情も、好みも違うだろう。
なにも北海道でなくてもいい。
お土産も、そんなにたくさんなくてもいい。
ゴルフでなくても、釣りでもいい。
サイクリングでもいい。スケッチ散歩でもいい。
散策でも、ウォーキングでも、山登りでも、ハイキングでもいい。
(ただし、ギャンブルは、私個人としては嫌いだ)
自分の持ち時間や経済事情に応じて、自分の世界があるというのがいい。

ただし、若い盛りの頃なら、人に言えないような趣味を持つこともあり、
家族には公言できないこともあるかも。
それはそれで、それなりに苦労して、策を講じて頑張ってもらうしかない。


世のご主人様方、奥様方は、愛する夫や、妻とは、片時も離れたくないのかも知れないが、
双方の思い、嗜好、志向が同じだと、
お互いに、とても満足な時間が過ごせて、おおいに結構なことだ。


梅雨から一転、からりと晴れた連休は、あっという間に終わった。


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暑くて、憂鬱。

2010-07-19 | わたし
暑い日が続く。
梅雨が明けて、いきなりこの暑さ。
もっと、中間(ちゅうかん)はないのか?

来月、また暑い国に行く気配が、濃厚になってきた。
大丈夫か? 私のカラダ。

暑い時期は寒い国へ、寒い時期は暑い国へ。
これが原則、モットーだったのに、
日本では酷暑の時に、またまた好き好んでさらに激暑の国へ・・・
しかも、アカンタレ、もやしっ子の私は、(年のせいもあるだろうけれど)
日本と同じ程度の、設備面での快適性を求めてしまい、自らの首を絞めることに。

実は今からもう、尻込みしている。

しかも、あちらは雨季らしい。
考えただけで、もう半分、病気になりかけている。

暑い中、お盆行事を集中的にこなして、休む間もなくそのまま、激暑地へ。
これが、この夏のスケジュールだ。

いつも、快適な温度の中で、だらだら、まったりしている私が、
婚家に泊りがけで、急激に暑いところに移動し、ばたばたと一気に、お盆行事を敢行。
お墓が、また暑い。
例年、じりじり太陽が照りつけ、汗が、ポタポタと地面に落ちる。
それだけでもダウンしそうなのに、一息つく暇もなく、次の日から1週間も。

日中の気温が上がれば上がるほど、暑くなればなるほど、
私は、どんどんトーンダウンしていく。

まだ、先々月のカンボジア「暑さ負けアレルギー」の恐怖が冷めやらぬうち、
二の舞をやらかしそうで憂鬱だ。

と、ぼやいていては、罰が当たるが。

若い人に連れられて(引きずられ)、未知の国へ。
ずるずる。
私が行きたい国は、フランスなのだが、なぜか、元フランス統治国に行くことになった。
しかも、社長が一人でやっている、聞いたこともない極小旅行会社で、
オリジナル・プランを別注。
フライトだけは押さえたものの、全行程フリープランで、ガイドもなにもまだ決まっていない。
一番の不安は、出国するまでに、その会社が倒産しないかどうか、とか。
怖がり、安全志向の私には、過酷すぎる戦慄の恐怖ツアーだ。

フランスの香りはするらしいが、ちょっと違う。いや、大いに違う。
なにしろ、赤道直下とは言わないまでも、緯度は日本より南。年中、夏。
毎日、刻一刻と暑くなればなるほど、心配、不安は募る一方だ。


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映画「必死剣鳥刺し」

2010-07-18 | 映画
藤沢周平・原作の映画「必死剣鳥刺し」(7月10日公開)を観た。

剣豪、豊川悦司と吉川晃司の対決シーンが印象的だったが、
江戸時代の、特に日常の立ち振る舞い、所作が、茶道に通じるものがあり、
美しさを感じた。
監督は、そのあたりにこだわったと、あとで知ったが、なるほど、納得する。

雨に濡れても、浸かっても、ちっとも落ちない血のりべったりや、
驚くほど大量に一気に噴射出血するのは、ちょっと引いてしまうけれど
それなりの思惑があってのことのようだ。

豊川悦司、お稽古、大変だったろうな。
「キツかった」と仰っていたのも、よくわかる。

ちなみに吉川晃司、最近、カッコイイ。
昨年デビュー25周年らしいが、デビュー当時は、どこがカッコイイのか、
さっぱりわからなかった。
田舎から、尖ってそのまま出てきたような、そんなニオイがした。

彼のストイックな肉体の鍛え方や、読書、趣味、発言、
けっこう面白い。
カッコイイ大人になったように、お見受けする。

そりゃあ、出番の多い豊川悦司のほうが、数段、撮影では大変だろうけれど
彼の入浴シーンのバストが気になった。(悪い意味で)

トヨエツは、その雄姿に、もう何度もスクリーンで御目にかかっているので、
安心して楽しむことができる・・・それはそうとして
今回、私にとっては、吉川晃司が見たかった。
ちょっとしか出ないのに、トヨエツのほうが大変なのに、申し訳ないのですが。





時代劇というもの、そもそも私とは無縁に近い。
子連れ狼や、必殺シリーズ、子供の頃?にはテレビで観た記憶はあるが、
私の中では、「チャンバラ」として、ひとくくりになっている。

夫と義父は、時代劇が大好きで、特に「水戸黄門」は欠かさず観ていた。
義父の父(=義祖父)が遺した多くの大衆演劇の書物を見てわかったのだが、
彼らの好みは、DNAと環境によるものが大きいようだ。

夫は、大のテレビっ子なので、寝たきりになっても退屈することがないだろうと思われる。
夫とテレビは、一心同体で、番組途中でも、
いつもザッピング(Zapping→テレビのチャンネルを頻繁に変えること)している。
一種のテレビ中毒で、これというお目当ての番組はないのだが、
テレビを無目的にだらだら観るのが好きなようだ。
ぎっしり仕事のことで詰まっている頭の中を、低俗なシャワーで浄化しているのか?

私はその「夫在宅時テレビつけっぱなし後遺症」で、
夫がいない時は、テレビをつけない生活を楽しんでいる。
夫が出ていくと、家族は誰かれなく、さっとテレビを消して、「ああ、すっきり」。
爽やかな静寂の時が訪れる。


テレビと言えば、ニュース以外ではドラマが看板になる。
連続ドラマと言えば、NHK朝の連ドラを一番に思い出すが、
小さい時から、あまり好きではなかった。
なぜかというと義母や母のお付き合いで無理やり観ていたから、
自発的には一回も観たことがなかったのだが、
今年、たまたま偶然見かけた向井理氏があまりにもかわいくて・・・・。
今は、「ゲゲゲの女房」一本やり。

他に夢中になって観たドラマといえば、「冬のソナタ」。
ご多分に漏れず、中年乙女病にどっぷり。
でも、あとの韓流ドラマは観なかった。
冬ソナ終了と共に、韓流ドラマは私の中では燃え尽き、完結した。


私の両親は、多忙なこともあり、あまりテレビは観なかった。
子供の頃、私が低俗な番組を観ると、とても嫌な顔をされた。
観るテレビと言えば、NHKしか観なかった両親。
なんとつまらない、と思っていたが、今になってその心境がよくわかる。
私は、今、熱を入れるテレビ番組は、1年に1本あるかないか、ぐらいではないかと思う。
その点、映画は、面白いものに度々出会う。

何気なく観ていた番組や映画も、
時期や見方が変われば、また違う面白さが発見できることもある。



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ふと思い出す、あれこれ

2010-07-17 | 仕事
ずっと以前に仕事で担当していた、あるお方。
ある日、突然、テレビのニュースで、お見かけした。

あら?!
H社長!!

賞でもお取りになったとか、業界再編で頑張ったとか、
そういうのとは、全く違う、
逮捕の瞬間!?
警察沙汰の事件だった。

税務署からの捜査があった時、そう言えば、この方、豪語されていた。

オレは、なにも悪くない。
儲かったお金をちょっとだけ、横っちょに、どけといた※だけや。
(※どけておく→のけておく→別にして取っておく
 この言葉、わかりにくいかも知れないので、ちょっとだけ補足を)


この件で、新聞に載っていたのを見たことはあるが、
H社長の自宅前でカメラに撮られた映像が放映されるとは・・・。


Giorgio Armani (ジョルジオ・アルマーニ)を着て、ベントレーに乗り、
ついでにタイでボクシングもする、飛んだり跳ねたりの若きイケメン。
新社屋には、ジムや道場も備えてあった。
新入社員は、ここで、ボコボコにされるのかと思うと、なんだか胸が痛かった。
この社長のエピソードは、結構あって、一度には書ききれないのだが。

仕事をさせていただくと、いろんな方にお目にかかる。

でも、捕まってはいけません。
(かといって、逃げるとか、ごまかすとか、証拠隠滅とか、そういうのは、もっといけません)

我々は、前々からこの会社が、ちょっと胡散臭いので、手を引こうとしていたが
この件で完全に撤退した。

表舞台からは姿を消したH社長だが、まだまだお若いので、
おそらく、水面下でなにやら、おやりになっていることだろう。

私生活では絶対に出会うことのない、ユニークな経験をさせていただいた。
いろんな方が、世の中にはおられるものだ。


写真は、 Giorgio Armani (借り物画像)。
ファッション界の帝王、ジョルジオ・アルマーニが、
2007年11月、フラッグシップ店となる銀座タワーをオープンし、
そのオープニングセレモニーには、ケイト・ブランシェットも参加した。



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甘い言葉で、ころり殺された

2010-07-16 | 趣味
オベンチャラを言われ、喜んだ。


いつもその髪、ご自分でなさってるの? お上手ね。

はぁ。へんな時もありますけれど。その日の風まかせです。

独身?
 
いいえ。

結婚されているように見えないわ。
まだ、お若いんでしょ?
子供さんは、いらっしゃるの?

います。

何人?

3人です。

まあ、そんなにたくさんおられるとは思わなかったわ。
まだ小さいんでしょう?

はあ、そこそこ大きいです。

でも、一番下のお子さんはまだ小さいんでしょう?

は、まあ・・・(ちょっと面倒くさくなっている)

スローさんは、ほんとに、とっても、ゆったりされていて、
いまどき、そんな方、貴重ですよね。

いえ、そんなことないです・・・
 (このあたりから、デジャブ。
 ん? 前に、そういうかんじの展開、あったような・・・)


オベンチャラだとわかったのは、金2,000円也の徴収があってから。
ダンスの発表会に、ステージで先生に贈る花束代を生徒で割ることになったそうだ。
先週にも、先生にお中元をするので、ということで一人2,000円徴収された。
その言いだしっぺ、仕切り屋さんが、この、オベンチャラ女史というわけだ。


また、やられた。
まんまと、ひっかかった。

何度、同じことに遭っても、懲りない私。
ほんと、お世辞に弱いようだ。
学習能力が、いたって低い。

女性も男性も、まあ、おおむね、こんなものだろうけれど。

みなさま、オベンチャラには注意しましょう。
知らず知らずに、意のままに操作されていることに気づくのは、コトが起こった後。

時間が経つにつれ、じわじわ、わかってくる。
はは~~ん、なるほど・・・そういうわけだったのか・・・と。
そうやろうなあ・・・そうに決まってるわなぁ
私がそんなに若く見えるはずがない。
オベンチャラ女史は、私よりずっと年長なのにとても若く見えるし、美人だし。
ご自分は、十分美しいから、
人に対しては、たいして何とも思ってなくても、余裕で、ぺらぺら口から出てくるのだろう。

ま、いいですが。
そんなも、こんなも、世の中です。
おアソビで、皆さんとお稽古しているのに、
一人だけ、お中元に参加しなかったり、お花代を払わなかったり、そんな勇気はないので
別に角が立たないんだったら、オベンチャラも処世術のひとつ。
正統派交際のやり方だと思います。

しかし・・・・
単純な私・・・ぬか喜びしたマヌケ面が、恥ずかしい・・・
耳触りがいい言葉に、うっとりしている顔は、かなりのアホ顔です。


きっと死ぬまで、こんなのだろう。
相手は悪意はないんだし。
一瞬でも喜んだ分が、2,000円なら、しかも、お花代なら、よしとしよう。
(今回のお喜び代金は、前回のお中元分と合わせて、@2,000×2=4,000)

口のうまいホストに囲まれ
100万円ぐらい、ぱっと使ってしまうのも、わからないでもない。


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無理やり危機を煽る?

2010-07-15 | 健康
毎朝、ひやりとする。

歯磨き粉と、洗顔フォームの容器がそっくりなのだ。
そっくりなのに、洗面所に、真横に並べて置いている。

顔を洗う時、二つの容器を前に、
どっちだっけ?
と迷う。

辛いひりひりした感触で、涙を流しながら顔を洗う自分を、いつも想像しながら
ああ、よかった、
今日は、ちゃんと優しいマイルドな泡立ちで・・・と、ほっとする。

泡まみれの、苦い歯磨きをしなくてよかった時も、安堵する。

この二卵性双生児、カタチを変えるか、場所を変えるといいのだが、
仲良しコンビで、いつもいっしょ。
取り間違える日が必ず来るだろうけれど、どうにか今日も、大丈夫だった。


そして、そのほかにも難所がある。

洗濯物干し場にある、25センチもある段差。
背伸びして、物干し竿の遠くに手を伸ばそうとすると、足元がグラリ、ヒヤリ。
新築し、家が完成したその日から、
いつか、この段差から転がり落ちるであろう自分を想像していた。

テレビ・リフォーム番組の劇的ビフォーアフターみたいに
「いつも、狭い階段を上がって洗濯ものを干すおばあちゃん・・・
赤ちゃんを背負ったまま、高い所の物を取り出す若いママ・・・
危険と背中合わせのその生活を、
リフォームの匠が劇的リフォームで夢にまで見た暮らしに大改造」
というかんじの映像のビフォー場面が頭に浮かび・・・
あの、「サザエさん」でおなじみの声優・加藤みどりさんの声と、BGMが流れる。

私は、そういう年齢ではないのだが、
なぜか、デジャブのように、落っこちる自分を想像する。

電車の階段もそう。
階段を下りて、電車に乗る、その階段の途中で
ドドド・・・と足を踏み外して、真っ逆さまに落ちていく自分の姿を毎回、想像する。

とりあえず、今日も踏み外さず、元気だ。
べつに私はオバアサンではないのだが、若い時から、そういうデジャブ感覚にとらわれる。
なぜなんだろう・・・・???

オッチョコチョイで、運動神経がよろしくない私への、ちょっとお節介な神様からの、警報か?


とりあえずは、今日も何事もなくて、よかった。
へんな感謝の仕方だが、なにも事故なくつつがなく、平穏な日々は、ありがたい。

まるで、それを毎日確認するかのごとく、
歯磨き粉&洗顔フォーム・コンビの間を迷い迷い、今日も私は身支度している。


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あさイチ、今朝もマジメです

2010-07-14 | 時事&世の中
今朝のNHK「あさイチ」、
前回ブログにアップしたのは、3週間前に「セックスレス」をテーマにしたものだったが、
NHKは、なかなか頑張っている。

本日は、「子供をとりまく性」。
自分が子供だった時代を考えたり、子供たちの幼かった頃を思い出したり。
紹介される内容も、直接的だったりして、どぎまぎ。
文字にするには、照れます。
キーボードに入力する指も、進みません。
案外、扱いに困る不得意分野かも。


今回の番組は、思春期の子供をとりまくリアルな性をテーマにしたものなので、
小学校の保健の授業とは、また違うとは思うけれど、

そう言えば、うちの長女。
小学校中学年の頃、保健か理科の授業で、生命が誕生する話を聞いてきた。
「今日、こんな授業があって・・・」と、帰ってくるなり話す彼女。

精子と卵子の出会いによって、受精卵が出来・・・
生理(月経)とは、毎月、受精できなかった卵子が・・・ど-の、こーの・・・

淡々と習ったばかりのことを説明してくれる。(ただし棒読み、丸暗記)


そう言えば、彼女は、生まれて初めて口にした言葉は、
「マンマ」とか「ぶーぶー」とかではなくて、
毎朝、見ていた幼児向けテレビ番組「ひらけ!ポンキッキ」の
ガチャピン、ムックが、番組最後に、何かの応募要項を説明する件(くだり)。
その応募要項をそのまま、いきなり、ぺらぺらぺらと話し、とてもびっくりした。
長文まるまるなのだが、本人には何も意味を理解していない内容。

モノゴトには何事も順序、段階というものがある。
彼女には、そんなものは無いようだ。


ピアニストの辻井伸行クンが、
幼児の頃、耳にした曲を、いきなり、おもちゃのピアノで弾いたというエピソードがある。
長女の場合は、そんな大それた天才でもないし、専門性もないが、
ぶった斬りトーク・マシーンの原型といったところか。
(彼女の痛烈な辛口は、周囲から恐れられている)


話は、大きく、大きく、逸れた。

その彼女が、授業で教えられたそのままをそっくり、
録音したかのように、コピペしたように私に説明してくれた。
ただ、彼女は教えられたこと、記憶していたことを私にすべて口述で示した後、
ぽつりと言った。

ひとつ、わからないことがあるの。
どうして、別々の体にある精子と卵子が結合するのか、仕組みがわからない。
女の人の体にある卵子に、どうやって、男の人の精子が行くのか、
そこだけがわかると、あとは、すべてわかるんだけどな~。

ここまで完全にわかっていて、あと、一歩のところが、
しかも、とても肝心なような気がするところが、わからないという、真顔の彼女。

私は、とても困った。
要(かなめ)のおさえ、重要なところだ。
どうやって教えればいいのか。

愛ある行為、パートナーとの愛の結晶、なんてのは、まったく、この場では的外れ。
保健や理科の授業の続きなので、精神論や倫理、家庭科の分野ではない。

私は、彼女に教える前に、自分であれこれ、教え方を考えてみた。
手足の動く、リカちゃん人形を出してきて
「こうやって、ああやって・・・」と、足や腰を曲げたり伸ばしたりして、
工夫、試行錯誤を試みた。

うーーん・・・
どうも、へん。
うまくいかない。
こんなことでは、彼女は納得しないだろう。

キッチンであれこれ人形と格闘する母親を
彼女は、どういう目で見たのかは知らないが、
私がモタモタしている間に、彼女は、遊びに出掛けてしまった。


ほっとするような、不甲斐ないような・・・
自分のダメな母親時代をまたひとつ思い出した。


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選挙は、雨

2010-07-12 | 時事&世の中
選挙が、終わった。
結果は・・・民主党も大変だ。

昨日の夕方ぐらいまで、各陣営スタッフから、投票依頼の電話がじゃんじゃん鳴っていた。
投票時間ぎりぎりまで、活動は続けられた。


とある、お方。
桂三枝が好きだから、彼が推し薦める、桂きん枝に投票したそうだ。
もう一人の投票は、岡部まり。
タレント一色ではないか。
(庄野真代さんファンの私には、人のことは言えないけれど)
単純すぎて、ある意味あっぱれ、
というか、その人は、業界を束ねるオフィシャルな会の役員をしているっていうのに、
その反動か?

第一、「誰に入れた?」
と、ずけずけ聞いてくるのは、マナー違反だと思う。
なんで、明かさなければいけないの?


それにしても、小泉進次郎氏、全国各地、応援遊説、ご苦労様でした。
私の出入りする地域だけでなく、
あっちこっち日本国中、津々浦々、駆けずり回っておられたようだ。
その甲斐あってか、自民党は巻き返したわけだが、
「やっぱり、自民党がいい」、と信頼して投票した人はどれぐらい、いる?
ここのところの流れは、打倒自民党!政権交代という民意が反映されたが、
自民党→自民党じゃない党→民主党→民主党じゃない党→自民党?
複雑な心境だ。

今朝は、私は、選挙速報よりも、サッカー決勝戦(ライブ)を見た。
それぐらいの期待度、興味というところか。

昨夜の第一報で、谷亮子が当確という速報が入ってきた。
それを聞いた瞬間、私は、落胆した。
この選挙の意味や、国民の民意というものは、いったいなんなんだ?
知名度というものが、選挙の世界にそんなに有効だとは。

現役の選手生活と、議員生活、そして2児の母、妻、同時にすべて全力でやる、ということだが。
その発言で非難を受けた谷氏は、発言を訂正した。
公務を優先させ、早朝と深夜に練習をします、と。
子育ては? 家庭は? 睡眠は?
気持ちや気合い、意気込みはわかるが、物理的、時間的、肉体的に、ありえない。
不可能なことに挑戦して、体を壊しては、元も子もない。


理想と現実。
かつて、「小さなことからコツコツと」と手堅くいった西川きよし氏は、
国民にはっきりとしたカタチとして見せてくれないまま、静かに政界を去って行った。


国民は見ている。
緊張感のある選挙と政治を望んでいる。


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そんなに気を落とさないで

2010-07-11 | 
一昨日の夜に、突然帰省した息子。
昨夜、夫と、仕事の近況を話していた。
いきなり、息子は、切り出した。

「○○○(うんと遠い日本の端っこ、遠隔地)に行こうかと思ってんねん」

夫「えっ・・・・!!」

私「へぇ~。また遠いところへ」

夫は、しょんぼり、がっかり、元気がなかった。


「別に外国に行くわけじゃ、あるまいし。
いちいちパスポートもいらないんだし。
でも、お隣の国の方が、近いかも・・・。
いや、入国審査やら、不便な地にある国際空港やらに行く時間を考えると・・・
(あれこれ、あれこれ・・・)」

話が逸れて、会話は、私一人で勝手にどこかに行っている。


それより私は、息子がビールをぬるいのが好き、といって、冷蔵庫の冷えたビールではなく
常温のビールを飲んでいたことのほうが、ショックだった。
変わった子やなあ・・・あいかわらず。


中国では、「冷えたビール」と、注文しないと、常温ビールが出てくるとか。
冷やして飲むという概念がないらしい。
いろんな民族、好みがあるにしても、こんな近しい人間が、ずいぶん、変わった好みだと
びっくりした。

最果て話は、なまぬるビールのインパクトで、私の中では、どこかに飛んでしまった。


帰りに、駅まで送る車中で、私が運転しながら息子にペラペラ話しかける。

「最果ての遠隔地にも、女の子はいるんでしょ?
24時間べったり仕事してるわけじゃないだろうから、
機会があったら、いい人、見つけられたらいいね。
7歳ぐらい年上の人がいいんとちがう? (あれこれ、あれこれ)・・・」

「疲れるんや」

「え、やっぱり7歳年上の人は、気を使うから?」

「お母はんの、その話しが」

あらら、そうなん。口にチャック。自主規制。
こういう話は、嫌いなのね。しゅーーん・・・

ということで、昨夜、息子は実家から、また彼の赴任地に帰っていった。


今朝、夫は起きてくるなり
「最果ての地ショックで、寝られなかった」と、ぼそっと一言。

「あいつは、おかあさん(=私)に似たんや。
行動が人と変わってる。
変人で、変わりモノや」


私は、反論した。

「あら、ユニークでいいやん。私は、いいと思うよ。
大人になって、あれこれ試みようとしてるんやん。
なんか、それが悪い?
わっはっはっは・・・」

可愛い子には旅をさせにゃあ。

でも、やはり夫は寂しそう。
私も最近、年とともに涙もろくなってきたけれど、
今回は、なんだか夫が可哀想な、気の毒な、そんな気がした。

ごめんね。
常識人の血だけなら良かったのに、変人の血をブレンドして受け継がせて。

いや、それより、やはり、生ぬるビールが、私は気になる。
そういう私の感覚が、おかしいのだろうか・・・


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