ぐらぐらぐらと、ゆれている。
あれこれ、あれこれ考えると、方向がぴしりと決まらない。
ぬるく、中途半端に、うろついている。
こういう時は、なにも書けない。
滑り出す前、コトが動く前、夜明け前。
にゅるっとしたものが、だんだんカタチが出てきて、締まってきて、きゅっとシェイプして、
はっきりとした姿があらわれる。
それまでの、時間待ち。
カタチ、大きさ、色、重さ、質感、・・・うすぼんやりしていて、わからないけれど、
むこうのほうに、うっすら見えている。
それは、人物ではない。
モノゴト、行動、方向性だ。
これからの行き先だ。
どんなかんじ?
きっと悪いようにはならないだろう。

