へんな洋食屋

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再び起床っ！4時である。このまま怠惰で得るモノの無い１日は如何なモノか？とライカ二台をバッグに詰めて家を出る。徘徊撮影しながらも伊勢佐木町方向へ歩く。今夜は、神奈川新聞社主催の横浜港花火大会開催で浴衣姿の若人達が港方面にそぞろ歩きである。カメラ片手の方々も多いが、全てデジカメだなっ！唯一オイラだけがクラシコフィルムカメラである。大ドゥだっ！ですなっ！伊勢佐木町のブックオフへ入店し、文豪東海林さだをさんの文庫本を一冊105円也で発掘。此で41冊目の東海林さだを氏文庫本の蔵書に相成る。全てが古本105円の入手だから総額4305円の大蔵書である。万が一にも東海林さだをさんと対談なぁんて事に為ったとしても口が避けても言えないなっ！尊敬崇拝しながらも全てが古本だという大変に失礼な話である。其の足で関内近くのサンマルクカフェにて一服だが、アイスクリームとアイスコーヒーのセット480円という細やかな贅沢をして大満喫である。カフェの二階から夕暮れ時の人々の徘徊が楽しい。何の用事であ
ろうか？浴衣姿は花火大会と判る。しかしながら皆さん、テロテロと疲れきった歩きですなっ！カフェ店内のBGMはラテンの名曲「或る恋の物語」がピアノソロで聴かせる。オイラもギターでよく弾くスロールンバだが、ギターの苦し紛れ的演奏の方が合うなっ！さぁて、バスで帰るかっ！

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起床っ！とは言うものの午前11時である。偉そうな事は謂えない。普段は、起き様にホットコーヒーだが冷蔵庫からアイスコーヒー無糖を取り出す。コープさんの配達に由る物件だが、シロップは何処か？無いっ！で、ミルクをプッチンして投入、スプーンも見当たらず箸で洗濯機の如くかき混ぜる。無糖なので美味しくはない。居間で一服だが、台所と玄関を挟んで向こうの嫁さんの部屋では朝から末っ子がお習字の事で怒鳴られている。オイラは、部屋の掃除でもと玄関向こうの階段下の掃除機を引っ張り出し玄関～居間～自室へ運び「ガッー！」と始めるが、怒鳴り声は聴こえる。仕方がないので、ジプシーキングスのフラメンコをかけながら掃除機を「ガッー！」まだ聴こえる。マッ！仕方がない。掃除終了だか、まだ怒鳴り声である。階段下の納戸に掃除機をしまい階段向こうの洗面所の隣の風呂場へ行き「たまには、主人自ら風呂洗いでもすっかっ！」と手を打ち短パンいっちょうに為り、ガッー！水を溜めながら頭と体を洗い流しカルキ臭い水風呂に飛び込む。元来、カルキ臭
の塩素系漂白剤の臭いを嫌いでないので殺菌された様な気に為りさっぱりした。掃除後の自室はエアコンが効いて気持ちが良いのでさっそく蒲団を敷いて昼寝である。起床後、一時間での昼寝だなっ！