へんな洋食屋

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立ち読みの醍醐味というのも中々乙なモンである。昨夜、TSUTAYAへ行く。勿論、元から立ち読みなんかではないですよっ！しかしながら新刊はやはり高い。オイラは、年に二度ほど出るカメラ関係の本以外は古本屋専門で通う。で、文庫本でもカメラ関係の雑誌でも新刊を確認し、いずれ古本屋に並ぶのを待つ訳である。更に、文庫本ならばブックオフ。カメラ関係雑誌ならば伊勢佐木町の外れの個人古本屋と決めている。其の古本屋には、誰が出すのか？専属が居るのか？とにかくカメラ関係雑誌は豊富に有る。街歩き徘徊途中に古本屋を発見しても荷物に為らない程度には徘徊土産として買って行く。旅の徒然である。古物屋なんかにも立ち寄る。オイラの古物漁りは銀製品の器とか筆記具なんだなっ！焼き物とか民芸品とか書画に興味は無い。実用的古物銀製品が好みで、飾っての大ドゥだっ！よりも使っての中ドゥだっ！である。で、昨夜は立ち読みだった。

へんな洋食屋

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さすらいのギタリストが今日も涼みにやって来た。勿論、食事はしてくれるしでしゃばらず話題は豊富な優しいご仁である。どういう生活環境なのか、どういう職業なのか毎日流離い公園や隧道つまりトンネル等でギターの稽古に励んでいると聞く。でも、へんな洋食屋の勘定はちゃんとしているし二年前にはオイラから三万円でギターを買ってくれた。月賦だったが、支払いは三回で完結した。たまには、一万円札での会計もする。デジカメも新調したりしているし、身なりも高価な衣類ではないがちゃんと洗濯もされている。で、此の猛暑の中、如何にせよ30℃越えの中でのギターの稽古は如何なモノか？とへんな洋食屋のランチ開店～ランチ閉店まで食事兼懇談兼涼みに来ている。けっして怪しくも無く、気持ちが悪い訳でも無く、たまにはオイラもギターを弾いたりして参考にしてもらっている。マァ、気は合うンだなっ！思えば、オイラの前でギター演奏を披露したのは此のご仁と、と或ギターの先生、オイラの師匠の三人だけである。いい度胸である。