へんな洋食屋より発信!

横浜市南区にある洋食屋から旬な話題を発信します。

へんな洋食屋

2010-01-05 06:31:50 | Weblog
音楽演奏つまり楽器演奏趣味で、アドリブ系の演奏の場合はモノとしては残せない。録音とかの手法では当然残せるのだが、莫大な費用が必要だからオイラには無理。そこで書き留めるというモノ造りである。「譜面起こし」だっ!此処に到達するには険しく長い道程だった。楽典、要するに音楽の規則(典礼)を学ばなくては正解に五線譜に表現が出来ないからだ。古着屋で楽典の本を買い求め、店に来る音楽教師に尋ね、試行錯誤を繰り返し、何度も書き直し、初期の譜面なんて消し跡だらけの黄ばんだ譜面である。そんな苦労も、完成したら作品としての輝きを出す。しかし、完成したら安心して弾かなく為るのが常である。つまり、譜面を見れば忘れた曲も何時でも弾けるという安心に溺れて稽古に励まないのだ。それが、新た為るアドリブの展開に繋がらなく為る訳である。譜面に残らない内は、忘れたらヤバいと思い常日頃から稽古し弾き続けるから新発想・新展開が湧くように出る訳である。

へんな洋食屋

2010-01-05 06:31:42 | Weblog
昨夜は暇に任せて早速に譜面起こしに取り掛かる。「夜霧のしのび逢い」のルンバである。店内では、先日に弟から貰ったCDが掛かる。ジャズのバラードである。剰りにしっとりとして聴けるので譜面起こしの音符が引き摺られる。欧州系の粋なジャズで、中でもフランスのエスプリ漂う素敵な曲に魅せられ譜面起こし中断。急いで其の曲の音を拾う。スイングワルツであるから粋な訳である。それでも譜面起こしを続けてテーマは書き逐えた。だが、問題はこれ以後のオリジナルアレンジの展開部分の表現である。マァ、そこいら辺りがオイラ流の家元足る聴かせ処、弾き処なのだが誰でもが弾ける表現をしなくてはならない。思えば、譜面起こしまではアドリブつまり即興だった訳だが起こす場合には緻密に音を造る訳だから、音符で表現した途端に即興ではなくなる。通常、ジャズ譜なんかではメロディーの上にコード記号が載っているだけで其のコード上で自由にアドリブアレンジをして下さい的な書き方である。只、それではジャズを学んでいない演奏者は弾けないから緻密に全て
の音符を書いて置くのがオイラ流なのである。これが、かなり大変。老眼だし、鉛筆は直ぐ減るし、ギターを押さえる左指の運指記号も充てなくてはならないし、つまりギター片手に譜面を起こす訳である。