オイラの店にも今迄に十数人の方達が修行と言う名の元にやって来た。皆、独立を夢見て就職してきた。飲食店は、独立に可能な業種であるからオイラは必ず独立する様に進める。只、上記の如く修行の名の元に実は就職になってしまう。事実、採用日からいわゆる教授であるオイラより早く店に出てきた者は居ない。一年は契約したから我慢するが、修行とはそうか?と疑問を持ち一年後に投げてしまいます。そういう方達は、ヨソでも同じだから当然に修行期間は短く核心まで学ばず独立し大概、大借金を残しパンクに至る。全員その道でした。
これは事実ですが、商人が金融機関から信頼が無い。何故か?税金の事でおおよその方が申告を少なくしているから納税申告額が少ない。だから、結果として融資額が出ない。おまけに、その申告に虚偽が予想されている為に信頼に欠ける。結局、自ら貯蓄をコツコツすると供に、融資を無駄にしないよう不動産等でお金を産む手段に向き資産となる。だから、借金は多くても貯蓄は少ない。当家も借り入れの無い期間は数年で、永代・永続的に借り入れにまみれている。その重圧が商人を強くし決断力を養う。だから、独立は人間を強く育てる。
その茶房も、10時・3時では違う茶房に行く。気分転換だっ!そして朝と異なる人々とのその日の出来事を話し、情報交換をする。夜の遊びや飲み食いの計画をする。世間話しの中で、それぞれのお家事情等も聞き、様々なその家庭の希望や夢・計画を耳にして、自分達の分・器に合う計画を立てそれぞれがいずれ実行して行く。つまりお互いの話しの中で切磋琢磨し合い地道に発展していく。商人がなんとなく資産持ちなのはこんなことからです。まして意外に金融機関から信頼が無いから、どうしてもコツコツと築く精神が宿る。商道の所以である。
そうっ!移動の間に気持ちの入れ換えもしています。だから、次の作業や趣味等が円滑に成ったりもする。とすると、散歩は移動の連続だから、しかも歩みを散らす訳だからゆったりとした時間での移動だっ!つまり、最も有効な手段でもある。ランチだって、ビル内に食堂があるにも関わらず、わざわざ外に食べに出る。移動の間の気分転換です。だから、へんな洋食屋も成り立つ。オイラの父など現役の時は、10時・3時と茶房に出かけ一服していました。仕事場で一服するのとは、大分異なるようだ、と思ったのは、よく連れて行ってくれ理解した。