近付く為に、教えを乞うのは大事。恥を忍んで素直な気持ちで教えを乞えば、大概の事は教えてくれます。因って「ふさわしき」に近付く。教えは、知識や経験として蓄積され自分の引き出しに入るので、何時でも引き出しを開けて役に立てる。勿論、「ふさわしき」に近付こうと努力し尋ねてくる方達にです。その時は、苦労して恥を忍んで得たモノだから、説明も巧く出来る。周囲の役に立てる事になる。そうして稽古を重ねる毎に「ふさわしき」に近付く。説明したり教授することは、自らも学ぶという事になるから更に近付く。これは理屈です。
有り体にモノを申さないから、初めの話を繕う。いわゆる「上塗り」だっ！こうなったら、止まらない。ひたすら塗り返す、分厚い装飾に成る。体裁も化粧も持ち物も見栄から起こるプライドは全て上塗りの装飾でしかない。また、一度綺麗に塗った装飾を元に戻すのは困難だから、借りてまでも嘘の装飾を続け最後は、その地に住めなくなる。人付き合いも産まれ育った地も捨てなくてはならなくなる。「ふさわしい」ですかねっ！見栄から発生する「ふさわしき」への遠退き、沢山の遠退きの方見てきました。反面教師でしたのでオイラは近付きます