写真は冨田宏治さんのFBから
69回目の原爆被爆の夏を迎えました。広島、長崎での式典で、改めて「核兵器は絶対悪」であることが強調され、平和の尊さをかみしめました。
今年の平和式典やその後の被爆者と首相との会談で、特徴的なことがありました。
被爆者からは明確に「集団的自衛権行使用には認められない!」としたことに、「見解の相違」だとして、まともに答えない不誠実な態度。
閣議決定で、安倍首相は解釈改憲による集団的自衛権行使容認をやってのけましたが、首相は自民党と公明党とともに、独り相撲のように突っ走っています。公明党に至っては、「集団的自衛権ではない」とまで言い切っていることにはあきれ返りますが。
田上富久長崎市長は、9日の「長崎平和宣言」で、「憲法に込められた『戦争しない』という誓いは、被爆国日本の原点で、被爆地長崎の原点だ」と表明しました。これを安倍首相はどのように受け止めたのでしょうか?
武力行使・戦争は悲しみと憎しみだけを生み出します。いかなる場合であっても兵器の使用は許せない!ましてや絶対悪である核兵器は人類と共存できません!
かつて、広島での記念式典、長崎での記念式典に出席しましたが、時は移っても私の心も多くの皆さんと同じ、No more War! No more Nukes!