長谷川よしきのブログ

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市民と野党の共同と改憲阻止の展望

2017年04月16日 | ブログ



4月15日(土)午後7時から福祉保健センターにて三田革新懇主催による「市民と野党の共同と改憲阻止の展望」と題して冨田宏治先生(関西学院大学法学部教授)によるお話がありました。
当日は京都での講演などをこなし、三田に駆けつけていただくというハードスケジュールをこなしての講演でした。

アメリカをはじめとするポプリズム政治に危機感を持ちながらも一方ではアメリカでのサンダース候補の大健闘など、かのアメリカで社会主義を標榜する候補が検討する状況が生まれた背景、またヨーロッパでも同じような状況となっている。日本に於いても安倍政治という極端な政治がまかり通っているものの、一方でシールズやママたち、学者の会などが「野党は共闘」をと声を上げ、戦後初めて国政選挙で実現しただけでなく、保守王国の東北地方で秋田県を除いて自民党が全滅、野党共闘が当選するといった状況が生まれたこと。これは単に野党共闘による「1+1=2」ではなく、自民党などの保守票のかなりの多くが安倍政治への危機感から野党共闘への期待となって野党が勝利するという状況が生まれている。(実は、今日市内の自民党員で自民党の党首を選ぶ選挙権を持っている方とお話ができました。その方は、「安倍を落とすために自分は党内の選挙権を活かすが、共産党には何としても頑張ってほしい。」とわざわざ握手を求められました。保守を自認している方々の中でやはり安倍政治の危険性を危機感を持っておられる方がたくさんおられることが分かってきた)

現在の衆院も参院も2/3以上の議席を持っている状況は近づく総選挙で崩れることが目に見え、続く2年後の参院選でも自民・公明・維新の合計も2/3以上は困難だろうとのリアリティーのあるお話がありました。(自民党自身が示している)

1つのイデオロギーで固まり、他者を排除する政治ではなく、違いを認め、尊重する政治「野党は共闘」こそ民主主義であり、まともな政治ができること。これを「野合だ」と非難する安倍政治は崩れ去る時間が迫ってきている。
一人一人の違いを尊敬をもって認めあう社会こそが大切ではないでしょうか!

展望の持てる、とても素晴らしい内容の講演会でした。

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