長谷川よしきのブログ

格差社会を無くし、誰もが幸せを実感できる社会を目指して!
平和が一番! ともに力を合わせましょう!

超党派と市民とで緊急集会!

2015年09月15日 | ブログ


「戦争法案は廃案!」緊急集会が持たれました。
9月15日(火)午後5時~6時、JR三田駅前ペデストリアンデッキで開催された緊急集会は、ある意味で画期的集会となりました。

政党では民主党と共産党が「戦争法案廃案」を求め、三田の歴史でも初めての共闘となった集会でした。
集会には、秘密保護法に反対する三田市民の会、三田革新懇、新日本婦人の会、年金者組合、消費税をなくす会等の団体や個人の参加で70名が集いました。

集会では秘密保護法に反対する三田市民の会の小原さんが司会を務め、三田革新懇の松岡さんが国会の最新情報を伝えました。
次々と手を挙げてマイクを握る人は10数名にのぼり、民主党の2人の市議と元教員の発言、国永議員は自衛隊統合幕僚監部の内部文書コピーを参加者に見せながら
発言等々。
「黙っていたら、戦争法案に賛成と思われる。声をあげましょう」と若いママさんの発言、国会前の座り込みに参加してきた人の発言など、戦争法案を必ず廃案に!
万が一強行採決されても実施させない取り組みもしていこう!と呼びかけもありました。

ここ数日が正念場。
平和であればこそ!
嘘で固めた法案は廃案!
低賃金労働者が増え、経済的徴兵制の道はストップ!
等など、参加者が口々に訴えました。

最後に新日本婦人の会の提案で、「青い空は青いままで子どもらに送りたい」の替え歌をみんなで歌って集会を終えました。

DVD「標的の村」から見えてくる「安保法制」のねらい

2015年09月13日 | ブログ


9月13日(日)午後に、三田革新懇主催によるドキュメントDVD「標的の村」上映と吉沢あきこさんのお話を聞く集いに参加しました。

「標的の村」はアメリカ軍の基地があるがゆえに、沖縄の人たちが苦しみ、日本政府による闘いの分断画策。
まさに、沖縄は依然としてアメリカの植民地。しかし、それは沖縄だけでなく、日本自身がアメリカの植民地であることがまざまざと伝わってきました。
こみあげてくるアメリカと日本政府への怒りと悲しみ、そして悔しさ!
人間の尊厳が踏みにじられ、沖縄の人同士がにらみ合う。そこから見えてくるものは、安倍内閣が進めようとする戦争法案そのものの実態です。
あふれだす涙を拭いても吹いても止まらないまま、目は画面にくぎ付け。
そんなアメリカに虐げられた沖縄の人たちが、権力者から強奪されようとしながらも沖縄の歌を歌い続ける。
基地のゲートを多くの車で封鎖し、それを排除しようとする警官隊を相手に、車の中にいた若い女性が沖縄の歌を歌い続けるその姿は、権力より強い!

DVD上映の後は、吉沢あきこさんのお話…

米軍統治下では自分たちを守るものは何もない。民主主義国家といわれるアメリカによって、人間の尊厳が奪われてきた沖縄。
晴れた日に向こう岸に見える与論島には日本国憲法がある。日本国憲法に守られる本土復帰をどれだけ待ち望んだことか。
しかし、復帰後も変わらないどころか、もっともっと米軍基地が増え、アメリカの「植民地」状況は変わらない。

米軍が沖縄の人を殺しても何の罪も問われない!
「海の向こうにある日本国憲法を自分たちのものにしなければ、自分たちを守れない」と思っていたのに。

今の安倍政権に決定的に欠けているものは、「知識と教養」であると。

沖縄と本土とが決定的に違うのは、「戦争が終わっても苦しめ続けられてきたのが沖縄である」
けれど、沖縄人民は、決して"諦めない!”
そして、私たちも!

戦争法案廃案まで声を上げ続けましょう!

2015年09月07日 | ブログ


9月6日の日曜日、夕方三田駅前で雨が降り続く中「戦争法案廃案!」を訴え、リレートークが行われました。
戦争体験した方のお話は、子供のころ「戦争はいけない」と自分が親に話をしたら、「憲兵に家族が連れていかれるから、そんなことは言うな!」ときつく言われたこと、「自分の息子が戦場に連れていかれ、殺し・殺されるかもしれないと思ったら居ても立っても居られない」など、参加者が進んでマイクを握って訴えられました。


昨日東京新軸で街頭宣伝が行われ、学生と学者のスピーチがありました。
その中で、大学4年生の栗栖由喜三(21歳)の話は、本当にその通りです。

「戦後70年。戦争の歴史の『2度目』を始めようとしている。沖縄は米軍の傘の下にあり続け、国籍の違う人たちに対するヘイトスピーチが続きます。そして安倍政権は私たちの声を無視して法案成立を進めています。
首相に言いたい。私は殺すためでなく、よりよく生きるために生まれてきたんです。まして攻撃されてもいない相手を敵とみなして銃を向けるなど、もはや意味不明です。
命は取り戻せない。それなのに『責任を持つ』ということがどれだけ無責任で残忍か、首相は知るべきです。
私が奨学金を受けながら学んだのは、権力とたたかう知性です。ここには、多くの、批判的な思考ができる人たちがいる。私たちは権力に対する沈黙を破ります。」と。

日本人の命はアメリカの意思で決められるのか?!

2015年09月03日 | ブログ


昨日(9月2日)の参議院安保法制特別委員会で、日本共産党の仁比議員が独自に入手した自衛隊統合幕僚監部の内部文書「統幕長訪米時のおける会談の結果概要について」(ママ)をもとに、自衛隊の暴走実態を暴露しました。

記録によると、河野統合幕僚長は昨年12月17日にオディエルノ陸軍参謀総長に、18日にはダンフォード海兵隊司令官と会談しています。

これによると、イディエルノ陸軍参謀総長から「ガイドラインや安保法制は予定通り進んでいるか?」と聞かれ、河野統合幕僚長は「来年夏までには終了するものと考えている」と答えています。また、ダンフォード海兵隊司令官との会談で、河野氏は「沖縄県知事選時には普天間移設反対派の知事が就任したが、安倍政権は強力に推進するであろう」と伝え、ダンフォード海兵隊司令官は「安倍総理は移設を現行計画どおり実施していくと理解している」と言っていました。

まるで上司に報告し、上司は指示通りに進めよと言わんばかりに、まさに日本はアメリカ言いなりに動かされていることを如術に表しています。そのもとでの安保関連法案(戦争法案)であり、「日本は独自に判断する」と安倍首相の言葉は、怖い父親に叱られ、隠れて小さな声で反論しているようではないでしょうか!

私たちの命は私たちのもの。国家の考えで左右されるものでもないし、ましてやアメリカが私たちの命を自由にもてあそべるものではありません。

この間の安倍政権が示してきた説明は全く通用しなくなり、戦争法案そのものが「法」になり得ないことであり、廃案にすべきではないでしょうか。同時に安倍政権の退陣こそが必要だと考えます。