30日(日)小雨の中に開かれた「木器ふれあい祭り」は、今年で早10回目となる。
今では、もともとこの地に住んでおられた方より、後から他地区より移り住んできた人の方が多くなってきたが、新旧の住民の交流の場としてスタートした「ふれあい祭り」は、毎年多くの方々の参加で、世代を超えて交流の場となっている。
ふらガールは、会場をパッと明るくさせ、皆に元気を与えてくださった。
新鮮な野菜も大変安く売られており、たくさん買い占めてきた。
午後1時からは福祉保健センターで午前中から開かれていた、「失語症を知ってください。そして理解の輪をひろげたい!」と、「第19回ゆめひろば交流会」に参加させていただいた。
「NPO法人言語障害者の社会参加を支援する会しゃべろーよ」の主催。
市内の本町通りで失語症の方たちの就労の場となっている「トークゆうゆう」を運営なさっている、このNPO法人理事長の田中昌明さん(奥様がお隣で支援)があいさつされ、「言葉を失った人は、なかなか一般社会の中で就労ができないし、理解も中々されない。現在の障害等級では、不十分。努力してもそれに見合っての生活ができない。社会生活ができるよう、障害等級の引き上げを」と訴えられた。
「東日本被災地を訪ねて感じたこと」として、ST(言語聴覚士)会長の田中義之先生の講演、市内在住でテレビ出演、海外公演でお忙しい活躍をなさっている、現・「縦笛の魔術師」(同時に2つの縦笛を演奏)梶谷正治さんの演奏と歌で、楽しい時間をいただいた。
夕方から、難病患者の生活相談で自宅を訪問し、2時間ほどお話をお聞きした。難病でありながら、県によって難病指定している自治体としていない自治体とがあるとのこと。甚だ不思議なこと。膠原病の一種で、原因や治療法が見つかっていないようだ。私の姉も膠原病の一種で短期間に命を落としたことから、その方のつらさが痛いほど伝わってきた。