日本国憲法ができて70年目を迎える今日、新神戸駅近くにある芸術センターで行われた「戦争させない、9条壊すな! 5・3兵庫憲法集会」に参加してきました。
沖縄のバンドグループ「ゆがふバンド」によるオープニング、心にしみる歌を楽しみました。
続いて、「あすわか」(明日の自由を守る若手弁護士の会兵庫支部)による「え、共謀罪?悪いことしてへんかったら大丈夫・・・よね!?」が上演されました。
国民の日常の安全を守る警察が「安全を守るために、予防的に手を打つ」として、結局安全を口実に国民のプライバシーを丸裸にして盗聴・傍受・のぞき見をしてしまうことになる。
2013年の「秘密保護法」、集団的自衛権行使容認(閣議決定)、戦争法(安保慣例法)、そして共謀罪。どんどんと戦争への道を突き進んできている。
共謀罪の危険性を大変わかりやすく説明した演劇でした。
記念公演は、参議院議員の糸数慶子さん。
高校卒業後、バスガイドの仕事に就くも、「戦争賛美」の内容に疑問を持ち、悲惨な体験をした沖縄の人たち、自分の母と姉や兄に当たる兄弟の死と母の異常な行動などから、「平和のためのバスガイド」で戦争の悲惨さを知っていただくバスガイドになっていった生い立ちの話がありました。
壮絶な戦争体験の話を知った糸数さんの話、どんなことがあっても戦争はいけないというお話は、涙なしに聞くことができませんでした。
集会の最後は会場皆で「沖縄を返せ!」の歌を歌いました。ほほをつたう涙を感じながら、わたしも声を詰まらせながら歌いました。
改めて、日本国憲法を守り、生かしていくことの意味を考えさせられる集会でした。
憲法記念日の今朝5時32分、自衛隊員だった泥 憲和さんがなくなりました。
三田市へも2回来ていただき、講演をしていただき、講演後の懇親会では議論をしました。
軍事の現場にいた人から、憲法のもとに平和を守ることの大切さを訴えられました。
心からご冥福を祈ります。