かねてより、小学生の通学路となっていた三輪明神釜付近の道路に接する山側の落石防止を求める声が上がっていましたが、対策工事が始まりました。
コンクリート吹付に大きな亀裂が入り、盛り上がってきていた部分をすべて剥ぎ取り、新たなコンクリート吹付工事(ブルーシートで覆われている部分)と、その向こう側部分には、ネットで覆う工事です。道路と山の接続部分には、コンクリート(右下写真)板が敷かれるとのこと。
今回の豪雨だけでなく、普段の雨の日の通学がこれで安全に保たれそうです。
午前中に雨による被害状況確認と、小学生つが黒安全対策工事現場を訪れた後、午前10半から西山スーパー前で、安倍内閣による閣議決定で憲法の解釈改憲による集団的自衛権行使容認を批判し、閣議決定の撤回を求める宣伝、9月14日(日)午後2時から、福祉保健センターにて「戦争体験を聞く市民のつどい」開催のお知らせ宣伝を行いました。
西山スーパー前での1時間の宣伝後、場所をエルムプラザ前に移し、12時から13時まで宣伝(同じ内容)をしました。併せて、300数十枚の案内チラシの配布ができました。
案内チラシ: 「6shiminnotsudoi.pdf」をダウンロード
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今日もお昼前から強い雨が降り続きました。
広島では、集中豪雨で、50名の方が亡くなり30数名の方がいまだに行方不明で、必死の捜索活動がなされています。亡くなられた方々に心よりご冥福をお祈りします。
少しだけ雨の降り方が弱くなってきたので、カッパを着てバイクで出かけました。
前回の豪雨で災害が出たところを再度見て回り、また新たな被害が出ていないことを祈りつつバイクを走らせました。
前回、山田川の上流を中心に被害にあわれた方のお話を聞いたり、被害の状況を見て回りましたが、今日は、下流の状況を見る中で、川の水と共にたくさんの木々が収穫前の田圃へ流れ込み、家族でそれを取り出した後を見せていただきました。川へ降りてみると私の背丈より高いところまで水が流れていたことを表すように、頭上の木の枝に流れてきたものがぶら下がっていました。
高平では、急傾斜地の裏山では大きな岩が露出し、その前方の人家の手前にコンクリートの堤防が施されているも、今後の豪雨で堤防を乗り越えてきそうな状況を想像すると、私はぞっとしました。
この間の雨でどんどん「里道」が削られてきています(下槻瀬)。前回の見回りではなんともなかったところに、大きな亀裂が見つかりました。すでに、軽自動車も通れない状況となっており、早い対応が待たれます。
これまで大きな被害が少なかった三田市ですが、山の保水能力が大きく落ちてきていること、またその山を管理する人が高齢となり、実際の管理ができなくなってきています。
起きてはならないのですが、広島での大惨事は三田市でも起きる可能性が高くなっているのではないでしょうか?お会いした何人かの人は、そのことを実感をもっておられました。
三田市と三田市教育委員会主催の「みんなで育てる三田の教育フォーラム」が8月23日午後、郷の音ホールにて開催され、出席しました。
前半の実践報告では、三田幼稚園、藍小学校、長坂中学校の先生による報告が行われました。いずれも、「道徳教育」についての取り組みでした。大変熱のこもった報告でしたが、一方で、敢えて「道徳教育」として、特別の時間を取ることが本当に必要なのかとも思えました。
それは、授業においては、読書の時間などを通して総合的な学習ができること、「遊び」をとおして、他人を思いやり、自分を認めてもらうことと自尊感情を養うこと、自然に接することで「生と死」など、生きることの意味を学ぶことなど、様々な学校生活や家庭での暮らしの中で子どもの生きる力が育まれていくのではないでしょうか!
ところが、一方で現実の教育では、他者との競争をあおり、全国一斉テストで順位づけするなど、一層それがエスカレートしてきている。それが何の価値を見出すのでしょうか?子どもにとって大切なことでしょうか?
後半は教育評論家の講演でした。「親野智可等」(「おやの ちから」さんという方)です。
「親の力」がこどもの生きる力を引き出すことをご自分の「ペンネーム?」になさったのでしょうか。
こどもの「学習する力」は大人に比べ、はるかに素晴らしい力を持っている。しかし、親や教師が、「鉄は熱いうちに打て」の意味合いをどうも誤解しているのでは?
「人格否定」はいけないことは誰でもわかっているが、一つ一つの事象をできるようにしてあげたいと、親や教師は繰り返し叱ったり、否定することは、結局子ども自身が自信を無くしてしまうことになり、自尊感情が失われてしまう。結果において人格否定となってしまう。
子ども自身が「出来るようにサポート」してあげる、「子ども自身が、やりたいことをできるよう」にしてあげる=自立できるようにサポートすることで、いざ子どもが自分でそれができたことによる達成感を持てるようにすることで、自ら一歩を踏み出す。
大人よりはるかに「これからがある」なかで、できなくて当たり前、それを「とがめない」。できたら「共感」することで、子どもの自信となる。
講師のお話は、子どもについてではありましたが、子どもだけでなく、すべての大人社会に当てはまること。大変勉強になりました。
三田駅前再開発に係るBブロック(現在のキッピーモール南側)に民間施工による敷地面積約8000㎡の商業ビル、店舗、住宅が混在したビルをいよいよ建築することになり、その解体工事を控えて、近隣商店・住民への説明会が行われました。
私は、8月8日(金)の第2回説明会、8月22日(金)の第3回説明会に参加しました。
ところが、何とわずか3回の説明会で基本的な説明を終え、「今日の質問への回答は、文章で区長さんへします。基本的には今回で『説明会』という形での皆さんからの質問への説明は終わりと考えていますが、ただ、個別の問題などがある場合は、対応させていただきます」旨の話でした。
「安全については、実際にやってみないとわからないこともあります」と。
今回が初めての工事ではあるまい。ところが、ガードマンの配置や、子どもたちの通学路が工事現場に隣接していながら、「知りませんでした」など、あまりにも不誠実な説明。
工事中の安全確保、近隣商店の営業を守ることなど、説明会に参加された皆さんは、大きな不安をお持ちです。