長谷川よしきのブログ

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勇気をいただいた山田謙三さん(元南光町町長)のお話

2011年02月06日 | ニュース

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 2月5日(土)午後に福祉保健センターにて日本共産党三田市委員会の「早春のつどい」を開いた。子ども連れの若い夫婦やお年寄りまで多彩な年齢の方々で会場に用意した席はいっぱいになった。

 2部構成で開催し、1部は元南光町町長の山田謙三さんから「まちづくり」についてのお話をしていただいた。立候補僅か3日前に転入され、見事に当選された共産党の町長。本人もびっくり。それほどまでに不正な同和行政に困り果て、最後は共産党の町長で正常な町政運営を託すしかないと、保守の地盤でありながら当選となり、連続7期も町政を担当された。

 行政と農家とが話し合いを続け、約40ヘクタールの休耕田にひまわりを植え、また長期間観光客に楽しんでいただけるためにはどうするのが良いかも、一緒に考え種をまく時期をずらすなど、工夫を重ね「ひまわりの町」として多くの観光客が来町し、町の活性化と農家の収入増や町の財政にも貢献した。また、公営の歯科診療をオープンさせ、訪問治療をしながら、全国初の「8020運動」(80歳になっても20本の歯をもって元気に長生き運動)は、当時の小泉厚生大臣からも南光町を推薦される状況。(実は、予防医療を進めることによって、結果として医療費の削減となったことを評価された)

 非常に温和な人柄で、しゃべり方も実に優しい。私のように声を張り上げたり、肩に力の入った話し方ではない。すこしも政治家らしさのない人柄で、しかし政治の基本(住民の声をしっかり聞き、一緒に考える)を貫き、時には対抗馬もないまま、無投票当選もあったとか。

 地域ごとに町長が出かけ、住民と膝を突き合わせて意見を聞く中で何が必要なのか、何ができるのかの答えを出してこられた。是非とも三田市長に聞いていただきたかった!

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 2部では、各後援会の出し物やテレビにも出ておられた、マエストロ足立さんによる、箒・ビニールホース・コーヒーカップ・注射器・自分の足型で作った足等々様々な不用品などを使った楽器演奏、三味線など実に多彩な出し物を楽しんだ。最後は皆で「四季の歌」「がんばろう」など、心を一つにして共産党の躍進を誓い合った。

 夜は、不破さん(元共産党委員長)による「古典」(政治経済)のDVDによる勉強会を2時間。現在の政治状況を古典を学ぶことでよく理解できる勉強会だった。全国2万5千人がオンラインやDVDで一斉に勉強している連続講座。これからがもっと楽しみだ。