長谷川よしきのブログ

格差社会を無くし、誰もが幸せを実感できる社会を目指して!
平和が一番! ともに力を合わせましょう!

組合いらぬ会社が理想(?!)

2013年01月30日 | ブログ

 「経営者がそこで働く人を本当に大切にしていたら、労働者は組合を作る必要はありません。理想論かもしれませんが、春闘なんてなくなるんです。」

 来日して43年になり、ソフトウエア販売会社「アシスト」を設立した、ビル・トッテンさんの言葉。

 さらに、「日本は終身雇用制を中心とした家族的な雇用形態を守るべきでした。それが、日本企業の強みだったからです。しかし、米国式の能力給や雇用の流動化を目指した。そのため労組は弱体化し、優秀な労働者が切り捨てられることが起きて、企業の元気もなくなったのです。」・・・・・30日「朝日」朝刊より

 「構造改革」を企業だけでなく、社会の仕組みまでこの手法で作り変え、それが活力を生み、社会が良くなると多くの人が思い込まされ、今もそのやり方で日本社会のすべてでまかり通っている。

 「もの」ではないはずの「ひと」が「物」扱いをされ、子どもの社会だけでなく、いや大人の社会ほど「いじめ」がひどくなっている。

 「企業がもうかれば、やがて労働者に富のおこぼれが回ってくる」の論理が「アベノミックス」に貫かれ、一方で賃金を抑え込み、「生活保護基準」の削減で、社会保障だけでなく、賃金の引き下げ、消費税増税で、増々国民の暮らしは貧しくならざるを得ない。

 珍しく、大手マスコミも、私たちの主張(共産党の主張とは言わないが)を大きく報道している。それほどまでに、「アベノミックス」の危険性は周知の認めるところ。残念ながら、多くの国民はまだそのことに気づいていない。

 麻生財務大臣までもが、「企業の内部留保金を使って賃金引き上げが必要」とまで言い出した。かねてより日本共産党が主張し続けてきたことを否定続けていたのに。

「minpo_jan3013.pdf」をダウンロード


「建白書」に込めた沖縄県民の総意=人間の尊厳を求める

2013年01月29日 | ブログ

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 我が家から見える雪景色                    雪に寒そう! 我が家の柚子

 

 1月27日(日)の「No Osprey 東京集会」には代表団として沖縄県41すべての市町村長や市町村議会委議長(代理を含む)、県議の代表が参加し、「米軍はいまだ占領地であるかのごとく傍若無人にふるまっている」ことへの怒りを表した。

 また、代表団は翌28日には「オスプレイの配備即時撤回」「米軍普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念」を求める「建白書」を安倍首相らに手渡した。

 代表団の一人、沖縄県議会の喜納昌春議長は28日、国会内での記者会見で「もう、沖縄は戻れない。日本政府も覚悟を決めてほしい」と沖縄県民総意を述べた。

 私が学生の頃、「沖縄を返せ」と何度も集会やデモに参加し、その後1972年にアメリカの支配から日本に戻ったものの、決して「本土並み」「核抜き」返還ではなかった。それどころか「基地の中に沖縄がある」といわれるほど米軍基地に占拠されている実態が今に至り、沖縄県民の「声」がアメリカ政府と日本政府に無視され続けている。まさに、沖縄の人たちの「人間の尊厳」が無視され続けている。

 「建白書」では、「この復帰40年目の沖縄で、米軍はいまだ占領地でもあるかのごとく傍若無人に振る舞っている。国民主権国家日本のあり方が問われている」と訴えている。

 米軍の在り方、日本の政府の姿勢が今こそ問われているのではないだろうか。


さあ、今年も全力で頑張ろう!

2013年01月27日 | ブログ

1234567 沖縄舞踊を会場の参加者も一緒に

 

 27日(日)午後、日本共産党の「新春のつどい」を開催した。

 ー7度の今朝の冷え込みだったが昼には強い日差しで寒さが和らいだ。党員・後援会の方々・支持者の皆さんで、バラエティー出し物いっぱいで楽しい時を過ごすことができた。堀内さん(衆議院近畿ブロックの比例候補だった)の話は選挙結果や現状の分析など、わかりやすく、元気の出るものだった。虚構の自民党『圧勝』と危険な動きなど、今年夏の参議院選挙で自民党の前進を何としても食い止めねばらならい。

 フォークのギターと歌は、私の青春時代にタイムスリップ。多くの参加者も同じ思いではなかっただろうか!沖縄舞踊では華やかな衣装と哀愁のある踊り、そして最後は会場の参加者も一緒に踊りを楽しむことができた。

 予定時間を大幅に超過するほど盛り上がり、「今年も頑張ろう!」と皆で誓い合った楽しい「つどい」となった。
 


いじめ・逮捕事件を受け保護者会

2013年01月27日 | ブログ

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 市内の中学生による同校生徒へのいじめ・暴力や、教師への暴力により中学生が逮捕される事件、さらには先週一度に6名もの中学生が逮捕されるなど、三田市の教育現場に何が起こっているのか?多くの市民が関心を寄せている。

 昨夜、帰宅すると市内の中学校校長先生から、26日に保護者会をするとのファックスが届いていた。

 私のほかに2名の市議も出席したが、保護者の出席は50名ほど。出席状況は悪かった。これほど大きな問題なのに、なぜ保護者の出席が悪いのか?

 保護者会には、同校の全教師と市教育委員会から部長はじめ2名が出席していた。校長先生からの当校の現状報告が行われ、続いて質疑応答が行われた。

 しかし、わずか1時間10分で終了。保護者からの質問も事件の核心を突く質問は出されなかった(と私には思えた)。

 校長先生からの報告で、気になったことがあった。「最近、保護者の方が学校行事などで来てくださることが少なくなってきている」「良いことも悪いことも含め、学校での出来事など、学校から保護者へは必ずしも十分には伝えきれていなかった。反省している」など。しかし、このようになってきたのはなぜなのかの説明がなかったのは残念。このあたりにも今日の保護者会への出席の悪さが反映しているのではないだろうか!

 校長先生からのいろいろの説明で見えてくるのは、必死に教師は駆けずり回っているものの、学校・教師の多忙により、授業についていけていない子どもたちへの支援や子どもたちに寄り添うことが大変困難になってきていること。

 このような教育環境により本来の学校教育ができなくなってきているのではないだろうか。また、子どもたちの「問題行動」を取り締まろうと指導をしている努力の報告はあったが、「なぜ、子どもたちがそのような行動をとっている」のかとの分析がされている様子はなく、またその報告はなかった。

 「なぜ、子どもたちが『いじめ』をするのか、教師への暴力をするのか」など、その「原因」を教師や教育委員会がしっかりと把握することがまず重要ではないだろうか。そのことなしに、起きている現象を鎮静化、または見張りを増やして取り締まろうとすることは、かえって問題をおしこめてしまうだけで、解決にはむしろ逆行してしまうのではないだろうか?

 いじめを受けた子どもも、いじめをするに至った子どもたちも、結局のところ大人社会の犠牲となっているのではないだろうか!

 決して、「道徳」を教え込ませることで教育改革ができるのではなく、こどもの健やかな成長を保障できない大人社会の在り方・教育の在り方こそ根本的に見直しが必要ではないだろうか!


”のぞみ”成人式・新年会 おめでとう!

2013年01月24日 | ブログ

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 1月23日午後、福祉保健センターで開かれた「のぞみ 成人式・新年会」に参加させていただいた。

 おひとりの方、島川純佳さんの成人を参加者全員でお祝いした。こころより「おめでとう!」の言葉を贈りたい。

 「のぞみ太鼓」は必ずしも曲の「長さ」は決まっていないとのこと。太鼓を打つ皆さんは、リーダーさんの心に合わせて曲が長くなったり短くなったりするとのこと。それができるのも、日ごろ皆さんが心を一つに練習に励むだけでなく、お互いを尊重し、いたわりあい、励ましあっているからではないだろうか!

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 三田村さん指導のフォークダンスが披露され、手拍子とともに参加者の目を楽しませてくださった。

 参加者からの一言披露などの後、参加者全員による会場いっぱいになってのフォークダンスは、笑顔いっぱいで、実に楽しいものだった。上着を脱いでのフォークダンスだったがそれでも自然に体が動き、汗をいっぱいかきながらの楽しい会となった。

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 「のぞみの歌」は波豆川の地域の皆さんも加わっての大合唱。歌「のぞみの仲間」にある『みんなの気持ちを合わせたら もっと大きな夢が描けます』は一人一人をとても大切にし、そのひとの可能性を信じて皆が力を合わせている「のぞみ」の皆さんの姿を現している。

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 会場の外、ロビーでは上野が原特別支援学校の生徒さんの作品が展示されていた。本当に力作ばかり。またユーモラスで温かみのある作品は見ている人をやさしく包み込んでくれるようだ。

 今日の一日は、本当に心温まる人なり、感謝いっぱいの日となった。ありがとう!