長谷川よしきのブログ

格差社会を無くし、誰もが幸せを実感できる社会を目指して!
平和が一番! ともに力を合わせましょう!

もうそこに春が…!

2015年02月28日 | ブログ


早朝には小雪が降って寒い朝となりました。明日は弥生3月というのに、冷たい風と小雪。
午前4時半に起床し、日刊紙配達に出かけましたが、真冬の寒さでも夜明けが早くなってきていることを実感。

午前9時から11時過ぎまで地域で相談を受け、午後には赤旗日曜版の配達と集金に出かけました。2重のズボンに3重もの防寒姿でバイクに乗ってでかけました。乗っている間はしっかり着込んでいるため、寒さは感じませんが、日差しが強くなってきたためか、バイクを降りて集金中はまともに直射日光に当たっているため、汗をかくほど。
ふと足元近くに目を移すと、何とかわいらしい春と見つけ、思わずシャッターを切りました。もう春はすぐそこまで来ているのですね!

浜 矩子さんの講演・・・アホノミクス

2015年02月22日 | ブログ


22日(日)午前中は、宝塚へ党の支援に行った後、午後1時30分からの神戸市西区にある西神オリエンタルホテルにて同志社大学教授である浜 矩子さんの講演に参加しました、開始時間ぎりぎりに会場についたため、すでに会場は席を探すほどいっぱいとなり、参加者は531名との報告でした。

浜 矩子さんは、すでにラジオやテレビでも有名になっておられます。何に有名か・・・あの「アベノミクス」を辛口で切っておられます。
今日はそのお話を聞くために、わざわざ遠方まで出かけました。
題して「幸せのための経済学・・・アベノミクスのゆくえと9条」。講演の始まりに、浜さんから一言「苦言」(?)あり。
「アベノミクスのゆくえ・・・」ではなく、「アホノミクスのゆくえ・・・」と訂正してほしいと。さらに「ド」を追加して「ドアホノミクス」。しかし、「~ミクス」というあたかも経済学になじまないとも。

「人の営みを幸せにする」のが経済活動の基本であるはず。ところが安倍首相が進める「アベノミクス」は、「人間」の営みのための経済活動ではなく、経済優先の活動をすすめ、一部の止める人たちのためにすすめる経済活動である。まさに、「人間」を大切にしていない。
彼の所信表明演説や発言には「人間」のことがが全く出てこない。かつて出てきたのは大阪万博に言及した「人間洗濯機」の「人間」だけ。「人間」を軽んじている証拠。

安倍首相は「強い日本を取り戻す」「強い経済を取り戻す」「誇りある日本を取り戻す」とした、「取り戻したい病」に取りつかれている。「大日本帝国を取り戻したい」。 人を幸せにする経済ではなく、「強い経済を取り戻す」ことを意味しています。
日本のように高い経済活動をしている国なのに、子どもの貧困率は16.1%であることは、豊かさの中の貧困であり、問題である。

また、彼(安倍首相)は、国家と国民の在り方を全く逆にしている。
「国家は国民のために奉仕する」が近代民主主義の思想である。「国民一人一人が稼ぐ力を取り戻す」日本となることを求めている。ここに、国家と国民の在り方を逆にしている。

「女性が輝く社会」と言いながら、決して女性の人権をより高く高めるためでなく、ひたすら経済戦略のためであることがわかる。

孔子の言葉を引用し、「多様性」と「包摂性」の重要性を示されました。
「慈しみと誠」「平和と政治」が抱きあう場(社会)が必要であるのに、安倍首相の進めるものは、「富国強兵」である。
困難であっても、人間の幸せのための経済活動であるべき、平和と政治が抱きあう社会を作っていくことが大切であると結ばれました。

浜 矩子さんが示す、「人間を大切に、人間の幸せのため」に経済活動があることの本質を学びました。

幼稚園の生活発表会

2015年02月21日 | ブログ


私が住む高平にある高平幼稚園の生活発表会に出席しました。
他の来賓の方々共に会場に入ると会場後ろにはカメラマンがずら~と。もちろん、子どものお父さんたち。子どもの人数よりその家族のほうが圧倒的に多く大きな期待いっぱいのお母さんたち、お父さんたちのほうが緊張したようにも見えました。

次の会議の都合のため、子どもたちの演技を20分ほどしか見ることができませんでした。何と、1つの演技は40~45分も続く「大作」のため、演技の途中から失礼しました。
たんぽぽ組は、「ゆうびんうさぎとおおかみがぶり」、ゆり組は「みつばちマーヤの冒険」

40分以上も続く一つの演技も子どもたちは楽しさを実感していたようです。演技を観ながら私の顔は常に笑顔が持続していました。子どもたちの楽しさの中にも一生懸命さがしっかり伝わってきましたよ。

合同就職面接会 就業を応援します!

2015年02月19日 | ブログ


 本日2月19日午後1時からJR三田駅前にある「キッピーモール」6階多目的ホールにて、三田市とハローワーク共済による「三田地域合同就職面接会」が開催されました。
 このところ毎年11月と2月の年2回開催されており、100名を越す応募者、20社を越す参加企業により就職面接会が開催されております。

 今年7月の市長選挙に出馬しないことを本日付新聞に発表した市長がどんな気持ちで挨拶をされたのか、想像できませんが、ほぼ毎回市長が面接開始に当たって応募者を励ましていました。そのことを私たちも評価をしてきました。毎回、会場に私たち3名の市議も足を運び、参加者を励ましてきました。
 今回は、市長の挨拶に間に合いませんでしたが、私たちも会場で市の職員やハローワークの職員の状況をうかがうなどしました。

 依然として三田地域管内のハローワークの有効求人倍率は0.6倍を少し上回る厳しい状況が続いています。求人は本の少しの改善があるものの、厳しい状況には変わりがないようです。

 今回、参加した企業は24社、67件の募集(内、正社員はわずか27件)、153名を採用予定としています。面接参加者は採集の数を把握できていませんが昨年並みの参加ということで、100名を上回っています。一人でも多くの方の就労に結びついてほしいと願っています。

 面接に着た2名の方にお話を聞きました。
一人の方は、引越し会社に入社して1年たったらリーダーをさせられたものの、自分にはそれができないとして退社をされたとのこと。もう一人の方は、今年春の大学卒業される方です。簿記の資格を持っておられるとのことで、事務の仕事を探しておられるとのことでした。

 面接会場は若い人たちが多く、何としても安心して働き続けられる「正社員」に就いていただきたいと思います。また、企業にとっても人材を大切にし、正社員として働いていただくことが利益につながるという認識に立ってほしいものです。
 

議員研修 2日目: 子ども・子育て新制度、 国保の都道府県単位化

2015年02月17日 | ブログ


 研修二日目(2月10日)は、「子ども・子育て支援新制度のチェックポイントと自治体の課題」と「国保都道府県単位化とあるべき国民健康保険制度」について学びました。

 「子ども・子育て・・・」は、藤井伸生先生(京都華頂大学教授)、「国保都道府県単位化・・・」は佐々木 滋先生(神奈川自治体問題研究所理事)より講義を受けました。

 「子ども・子育て・・・」では、いくつかの事例を挙げその問題点を解明、制度上の問題と解決など、数多くの指摘を受けました。
 その中で、最も基本的な3点についてのみ記しますと、
 ① 親の意見・施設の意見をしっかり把握し、1年後との見直しをさせることが大切(であり、可能)
 ② 「地域の声」をどのように高め、それを市単独事業で支援することが重要(国は地方交付税を減らそうとしている)
 ③ 小規模保育での事故の責任は設置者責任となり、自治体は責任を取らなくてよいとされる。これでよいのか? 「家庭的保育」では民間保険会社に加入することになるが、事故対応は保険会社のペースで進められることになる。

 自治体の責任があいまいとなる部分が生まれることなど、安全・安心な子育てにとって、新制度の矛盾が出てきています。


 「国保都道府県単位化・・・」では、 
 これまで自治体で運営していた国民健康保険事業は国による広域化により2018年度から都道府県単位へと変更されることになりました。
 高い保険料(税)が払えず、滞納となっている世帯や無保険が増加しており、自治体での努力で一般財源からの繰り入れで市民の負担増を抑制する取り組みなどが行われています。また、市町村独自の減免制度が広域化により、廃止されることが予測され、被保険者の大幅な負担増が懸念されます。
 広域化により、自治体間の格差は結局解消される見通しもなく、残される可能性があります。

 医療保険制度改革骨子に示された方向性で特に被保険者の負担増となるのは、
 ① 入院時の食事療養費などの見直し(現行1食260円 → 2016年度に360円、2018年度に400円へ)
 ② 紹介状なしの大病院受診(500床以上)で、2016年度から5000円~1万円に(今後検討)
 ③ 所得水準の高い国保組合への国保補助見直し・・・2016年度から段階的に5年間で見直し(所得水準に応じて13%~32%)
 ④ 後期高齢者の保険料軽減特例の見直し・・・被扶養者軽減、均等割り9割・8.5割軽減の見直し(2017年度から7割軽減に、激変緩和措置も検討)
等々。

 こうした中、市町村に一定の財政権限(保険者機能)をもたせる取り組みが重要。
 厚労省は、「法廷外繰り入れ」を完全に廃止すると入っていない!
 市町村独自の減免制度を含め、必要な要求をすることが重要と指摘されました。

 また、全国で2800億円ある「基金」を「地方と協議で決める」と国はいっていることから、「保険料(税)引き下げに使え」と要求が大切。

 市民の健康と命を守るために、国と自治体の責務を果たさせるために、引き続き学んだことを生かしていきたいと思います。