長谷川よしきのブログ

格差社会を無くし、誰もが幸せを実感できる社会を目指して!
平和が一番! ともに力を合わせましょう!

間もなく4割に・・・これでいいの?

2014年10月31日 | ブログ

 8月の調査で、非正規雇用の労働者が全労働者の37%に達しました。

 労働者派遣法の改悪が繰り返され、規制緩和で非正規雇用がますます進んでいます。職種によっては、正規雇用がすっかり非正規に置き換えられています。

 厚労省が5年ごとに実施ている就業構造基本調査をもとに2014年版「労働経済白書」によると、運輸・清掃・包装業では、非正規19万人増で正規19万人減。明確に雇用破壊ですね。

 安倍政権では、もっともっとこの雇用破壊を進めるとし、「企業にとって世界で最も活躍しやすい国」に日本をするとして、人件費を極限まで落とし、企業の利益優先を鮮明に押し出しています。

 雇用や、地域経済を壊し、一握りの大企業の利益擁護を続けることで、私たちの国や街はいったいどうなるのでしょうか? 国民に全く責任を負うことをしようとせず、自分のやりたいことを進める。大人になれないまま見かけだけ大人になった政治家によって、この日本が崩されていく。

 

 久しぶりに自転車に乗ってハンドマイクで本町商店街へ宣伝に入りました。 丁度子どもたちの下校の時間帯にぶつかり、宣伝している私の傍に来て「(自分にも)しゃべらせて!」とせがまれ、訴えを一時中断。

 こうした元気な子供たちが、この先本当に展望をもって働けるようにするためにも、安倍流亡国の政治を一日も早くやめさせることが必要!

 

 「明日の日本の自由を守る若手弁護士の会」が作成したチラシは、実に簡潔で、分かり易いものです。以下に紹介します。

  「混ぜるともっと危険!」: 「oct3114.pdf」をダウンロード


選挙戦、お疲れ様でした!

2014年10月22日 | ブログ

長谷川 美樹さんの写真

 19日投票の川西市議会議員選挙で4期目の当選を果たした黒田美智さんの、「ご苦労さん会」に行ってきました。

 4議席を目指したものの、3議席にとどまり、大変残念でしたが、三田がお手伝いや支援をした黒田さんは見事当選できました。

 日ごろから実によく活動されており、「身を粉にして」とは、彼女のための言葉ではないかと思うほどです。一体、いつ体を休めているのかと思うほどで、私にとって、鏡のような人です。

 三田の市議会も明日23日が、議長を含め、常任委員会など改選となります。「やりたい人より、やっていただきたい人」にの言葉は、様々なところで当てはまるのですね。

 私たち議員は、何のために働いているのか?常にその原点に立ち返り、憲法と地方自治法に基づく議員としての役割を果たしていかねばなりません。


アベノミクスで暮らしはどうなる・・・二宮先生講演

2014年10月21日 | ブログ

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 10月19日(日)午後2時からキッピィモール6階にて、三田革新懇主催による神戸大学名誉教授・二宮厚美先生の講演があり、参加しました。

 呼び込みが全くできていなかった中で、50数名の参加者があり、先生の大変分かり易い話は多くの方に「ストーン」と腹に落ちたのではなかったでしょうか。

 マスコミでさんざんもてはやされた「アベノミクス」と安倍首相が胸を張って進めているこの政策(といえる中身なのだろうか?)によって、日本経済、地域経済、国民の生活(富める人々を除く)は一層厳しいものにさせられています。

 アベノミクスが登場した背景として、消費税増税を前提条件としての「デフレ不況の打破」を目指すものでした。しかし、それは名実ともなったデフレ脱却でなく、「見せかけ」の上で景気が良くなったとさせる必要があることからのものであること。

 しかし、安倍政権が行ったことは、実質賃金が14か月連続で下がり続け(安倍首相は賃金が上がったといっているが、物価上昇を差し引くと、その中身はマイナス)、年金は3年連続引き下げなどの状況下で8%への消費税増税で日本経済全体を大きく冷え込ませてしまいました。

 経済の見方で根本的な過ちがあったのは、経済が落ち込んでいるために物価も沈んでいるのであって、その経済を活性化させていくための方策を取るべきであるのに、安倍首相は、落ち込んだ経済状況で強引に物価を引き上げようと増税をしたことで、さらなる経済不況へと落ち込んでしまった。これは当然のことであって、不景気の状況で物価高 Stagflation (学生時代に学んだことを思い出しながら聞いていました)という、最悪の状況となり、それが進行している日本経済が現状です。

 「第2の矢」としての財政出動で公共工事にジャブジャブ税金を投入し、一部の業種では確かにその効果は出てきたものの、すでにその役割は終わっています。それ以上の効果は期待できないどころか、公共工事部門で様々な問題が起きてきています。(原材料・人件費の急激な高騰等々)

 安倍内閣は一層の「グローバル経済」を推し進めるとしていますが、すでに大企業を中心として、かつての「加工貿易」は終わり、大企業を中心に海外で生産をすすめており、家電製品をはじめ、中国などから日本はどんどん輸入が進んでいることに表れているように、「貿易黒字」とすることは、もはや困難。事実、円安が進んでも貿易は黒字とはなっていない。

 こうした中、極右人物の安倍晋三氏が率いる内閣にはそうした人物を大量に入閣させ、「復古的国家主義」を推し進める政治が近隣諸国との摩擦を大きくしており、財界が中国をはじめとするアジア地域で企業活動を進めようとする足かせになっていることも財界にとっては悩みの種となっています。

 「地方創生」や「女性が輝く社会」を標榜した安倍内閣ですが、その内容は全くの「真逆」を推し進めています。

 消費税増税や外形標準課税導入で、どうして中小企業が元気になれるのでしょうか?地方や中小企業の状況を全く分かっていないのか、『切り捨て』政策を推し進めているのかのどちらかでしょう。

 「労働者派遣法」を一層改悪し、労働者にとっては一生涯派遣労働、企業にとっては、こんなにうまい話はない。残業代をゼロにして、ただ働き、「限定正社員」導入で低賃金正社員。等々、安倍首相の主張する「日本を世界の中で企業にとって最も『活躍しやすい国』にする」と言ってはばからない。

 「こんなにあけすけに自分の考えを述べる首相は世界広しといえどもどこにもいないでしょう」と先生の言葉。少なくとも言葉の上では「国民生活を守る」というでしょう!

 その他、まだまだいくつかのお話をいただきましたが、本当に分かり易い話でした。ただ、その中身は、今後の私たちの生活にとって、恐ろしいことが待ち構えているばかり。

 これを打開し、市民生活や中小企業を守るためにも、安倍内閣の存続をストップ!させることが必要です。

 午後のこの講演のまえ、午前中は秋晴の下に開催された高平地域の運動会に来賓出席し、私も「玉入れ」に参加しました。

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