長谷川よしきのブログ

格差社会を無くし、誰もが幸せを実感できる社会を目指して!
平和が一番! ともに力を合わせましょう!

進む「雇用の崩壊」・・・三田市役所

2013年09月25日 | ブログ

 現在、三田市議会では2012年度の決算について、委員会審議が行われています。この中で明らかになってきたのが、市民生活を支える業務を行っている市役所で、雇用の崩壊が深刻になっていることです。

 市民の生活を支えるはずの職員(正職員、嘱託職員、臨時職員)の内、非正規労働者である「非常勤嘱託員基礎報酬」の月額が明らかになりました。

 それによると、「経験を要する事務職務」とされる職員の月額賃金(基礎報酬)は、105,300円。技能労務で、109,900円~155,200円、「相当の経験・専門性のある職務」労働で112,600円~140,600円、「国家資格およびそれらに準ずる資」格を持ち、高度な専門性のある職務」労働で、144,000円~187,400円となっています。

 ここには、保健師や看護師も含まれています。

 このような非正規で働く人の割合は、すでに約4割に達しています。ここには表れない、業務委託で働く人は、時間給750円で働いている人もいます。(9月までの最低賃金は749円なのに)  また、「指定管理者制度」による民間企業やNPOなどで働く人の賃金は、いったいいくらになっているのでしょう。

 正規職員は、今「公務員バッシング」の中、相対的に高い給料をもらっているといわれています。かつて、民間企業で働く人が公務員よりはるかに高い給料をもらっているときは、公務員は見向きもされていない時もありました。

 雇用破壊が進んでいる現在、国はさらに雇用破壊を進めようとしています。(アベノミクスの政策)

 誇りを持って仕事ができるよう、すべての働く人が「人間として尊厳をもって生活できる賃金の労働」(ディーセントワーク)が実現できるよう、働く人同士が足の引っ張り合いではなく、「生活できる賃金」の実現目指して力を合わせましょう!

Harvest_2


強引な行政運営は信頼を失う!

2013年09月21日 | ブログ

 「来年4月からの市立図書館管理・運営の指定管理者制度導入」延期を求める陳情書名は、ついに1万人を超えた。

 この数が多いとか、少ないとかではなく、「市民の要求にこたえるサービスができるために」と「開館時間と開館日拡大」のために、市立図書館に指定管理者制度を導入するとした市の方向に対し、急速に広がった署名運動は、行政運営の在り方に大きな禍根を残すこととなった。

 結局最後まで、行政は市民のためと言いながら、その市民への説明や市民からの意見を聞くことなしに、条例改定を強行した。しかも、行政の都合で日程を決め、市議会本会議で条例改定可決、本会議終了した同日午後に、はや市立図書館への指定管理者制度導入についての常任委員会を開催させ、その説明を行った。

 本会議で条例改定が可決されることを見越してその日に説明会を行い、その後の日程まですでに決めてしまっている。議会の存在は何なのか?

 以下は、18日の本会議で反対討論を行った内容:

   「libsept1713.pdf」をダウンロード


台風18号 三田市にも爪痕

2013年09月16日 | ブログ

1_8 大きな被害はなかったとはいえ、台風18号は、三田市内にも傷跡を残すこととなった。

 午前中から市内をあちこち回って、顔を合わせた方には「大丈夫でしたか?」と声をかけたが「大したことはなかったが、それにしてもよく降ったな」と返ってきた。

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大木が根こそぎ  

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人家の木が途中から折れ、あわやテレビのケーブルを切るところだった

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大量の雨により、土手が崩れかかっていた

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山からの谷川が流木などにせき止められ、田や畑に流れ込んだ。

地元の消防団によって、緊急対策が取られた

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県土木による対策が取られた土手が無残にも崩れていた

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どうしてこうなったのか、道路の半分ほどが陥没


委員会で市立図書館の指定管理導入が可決される

2013年09月10日 | ブログ

 

 今日(9月10日)市議会福士文教常任委員会が開かれ、拡大された傍聴席を埋める人々が見守る中、公立図書館である三田市立図書館全館を指定管理者に管理・運営させるための条例改定案が審議・可決された。また、市民から出されていた「市立図書館への指定管理者制度に関する陳情書」も併せて審議され、市当局による陳情書に対する考えが述べられた。 

 陳情書に対する市の考え表明の中で、今後の予定が明らかとなった。それによると・・・<o:p></o:p>

  9月議会で条例改定 ⇒ 10月、指定管理者(企業等)を公募 ⇒<o:p></o:p>

11月、業者選定  ⇒ 12月市議会で承認 ⇒ 2014年4月実施<o:p></o:p>

 (この間、1月から引き継ぎ作業か?)<o:p></o:p>

市民への説明は、2014年1月になると思います(副課長)<o:p></o:p>

 それまでは市として指定管理者による内容が明らかにならないとして、市民への情報提供もなし、市民からの意見を聞く、図書館についての開館時間や市民要望など、一切アンケートも調査もしない。<o:p></o:p>

 すべて決まってしまってから、市民に説明しても、市民の意見は一切取り入れられないことになる!<o:p></o:p>

 *1日当たり3時間の開館時間拡大と年間の休館日は20日ほど。<o:p></o:p>

  利用時間や利用日が拡大されるから、それが市立図書館の最大の市民サービスになるとの考えのようだ。<o:p></o:p>

  果たして、毎日3時間の開館時間延長、ほぼ毎日開館する必要があるだろうか?また、それを本当に多くの市民が求めているのだろうか?<o:p></o:p>

  市は、常に「費用対効果」を口にするのに、これだけの開館時間の拡大をするのに、そのための財政的裏付けや効果は?(市民サービス?)<o:p></o:p>

  短期間に取り組まれ、今日までに提出された署名数は、8,507名分。<o:p></o:p>

  開館の時間を毎日3時間拡大、ほぼ毎日開館(年間20日ほどの休館)するのに、約30名の人員増が必要になり、市直営だと人件費が大幅に増えることになり、限られた予算では市直営は、不可能だと市の説明。<o:p></o:p>

  ということは、民間企業なら人員増でも低賃金で働いてもらえばこれまでの費用の範囲内で抑えられるということになる。<o:p></o:p>

  低賃金で働き、5年後の仕事継続の保証がない中で、安心して働けるのだろうか?市民が低賃金で働こうが、行政は関知しないこと!(指定管理者制度では、3年~5年で指定管理者(業者)が変わることになる)<o:p></o:p>