遂に、みんなの声が実を結ぶことになった。11月から改定されたバス路線を含む、実施となる見通し。
今年4月からのバス路線変更により、高平方面、小野・乙原方面からのバスが、「市役所前」バス停を通らず、直接JR三田駅(北口)へ向かうことになった。このれにより、これまで「市役所前」バス停を利用し、周辺のお医者さんなどへ行かれていた高齢者が、「市役所前」バス停を利用できなくなり、大変不便になってしまったことから、このバス停を通る復活を望まれていた。
3月の時点では、いったん決まったことだから、変更は無理だろうとの声が半数近くあったが、最近ではその声は全く聞かれず、むしろ「本当に困っている。なんとかしてほしい」との声ばかりとなっていた。
9月28日、今日の決算委員会が終わった4時半ころに、神姫バスの所長さん始め3人の職員さんが我が会派を訪れ、私たちが5月に改善を神姫バスに申入れをしたその回答を持ってきてくださった。
実は、昨日《27日》に地元高平の区長会長・老人会長さんへの説明が行われていたが、私の所属する決算委員会の最中だったため、同席することができず、今日の説明を受けることとなった。市担当者からは、昨日の内容を概ね聞いていた。
この間、高平地区では、区長会・老人会・婦人会の3者が連携し、住民アンケートを取られたり、一部の老人会や共産党支部が改善を求める署名活動に取り組んだ。私たち共産党の議員団は独自に神姫バスへ交渉を行うなど、また議会でも取り上げてきた。他の会派の議員も議会でこの問題を取り上げるなど、市民の声を議会やバス事業者へも届けてきた。
行政もこうした動きを背景に、バス事業者へも強力に要請をしていたようだ。
「バス事業者だけでは、合計8往復もの路線変更で、『市役所前バス停』復活できなかっただろう。三田市からも強く要請を受けていたからできた」との話を聞かせていただいた。
具体的には、小柿方面から、波豆川方面から、そして乙原方面からの路線で合計8往復は、JR三田駅(北口)を一旦通った後、そのまま「市役所前」バス停を終点とする路線とすることとなった。
一旦JR三田駅を通った後「市役所前」バス停まで行くことで、バス料金が高くなることが心配されたが、従来通りの料金で「市役所前」バス停まで乗ることができることが分かった。
このことは、来月10月に運輸省に申請・許可が下りてからが正式なものとなる。
概ねこれにより、この問題が解決できそうなこととなった。勿論、新たな運行を実施しながら、バス事業者が利用実態調査を今後行う中で、さらなる改善の必要が出てくれば、改善への検討がなされるとの話も聞くことができた。
バス事業者の努力もさることながら、決してあきらめないで、声を挙げてきた住民の力によるものである。それが行政を動かし、更にバス事業者を動かすことになったのである。<拍手!!!>
先日の日曜日(9月25日)朝8時からのクリーンデーによるゴミ拾いの後、集会所広場で、地元消防団による消火訓練に参加した。声をかけていただき、私も消火器を持って「火消し」。その後、放水の実演も行われた。地元の若い消防団の熱心な説明と実践に感謝。
また、猪名川の選挙では、投開票の結果現状の2議席(定数16)を確保できた。