長谷川よしきのブログ

格差社会を無くし、誰もが幸せを実感できる社会を目指して!
平和が一番! ともに力を合わせましょう!

後援会ニュース「高平の声」

2009年03月31日 | ブログ

2009年3月26日(木)三田市議会の3月定例市議会が閉会しました。

この議会では、三田市議会始まって以来、初めての出来事が起きました。議長の議会運営に抗議して、議会運営委員会の正・副委員長がそろって辞表を提出、更に本会議では、議長に対する「不信任の動議」が出され、その上さらに議長が審議不十分な議題を強行採決しようとして抗議の退席(与野党11名)という事態に発展しました。詳細につては、私のブログ(前号)をご覧ください。

3月議会では新年度予算も審議されましたが、一部改善・前進の努力も見られますが、社会的弱者の立場に立ちきれていない予算となっています。

3月議会の内容の後援会ニュース「高平の声」「no18.pdf」をダウンロード

常に市民の立場、特に弱い立場の方々が人間らしい生活ができるよう、共に戦って生きたい!


議会制民主主義が危ない!

2009年03月26日 | 国際・政治

兵庫県三田市の3月定例議会最終日(2009年3月26日)に、「議長不信任」の動議が出されました。

議長に提出された「三田議会議場に国旗」を掲揚する請願が提出されましたが、議長は「議会運営委員会」に付託しました。議会運営委員会では、直ぐに賛否をとるのではなく、十分に時間を掛けて審議することを求める「継続審査」となりました。

この議会運営委員会の結果内容を本会議に報告され、「継続審査することに」ついての採決の結果、「賛否同数」となりました。もともと議長から議会運営委員会へ付託したわけですから、議会運営委員会の結果を尊重することが求められています。ところが議長は「継続」と判断すべきところを「継続しない」と宣言しました。

これによって、議会運営委員会の議決が無視されたとして、議会運営委員会の正・副委員長(正:公明党、副:民主党)が「抗議の意思表示」として、その職を辞することを表明し、議長に辞表を提出、受理されました。

断続的に議会運営委員会が開かれ新たに正・副委員長(正:自民党会派の創世会、副:日本共産党)を選出し、本会議が再開された。

ここで、議長は国旗掲揚を求める請願の採択を宣言した時、「動議」が出されました。

動議の内容は、議会運営委員会の結論を否定し議会を混乱させたことは「議長の不信任」に値するというもので、無会派が出しました。この「動議」には共産党2名、民主党1名の賛同となり、動議が審議・採決されることになりました。

この「不信任決議」動議は10対11で否決され、続いて請願の採決が行われましたが、この採決に抗議して、11名の議員は退席しました。(内訳:民主党3名、日本共産党3名、公明党2名、盟友会2名、無会派1名)・・・・・本会議で採決は審議不十分な中での議長の不当な判断に抗議するとして、また、大会派の思いのままに議会を運営し、議会民主主義を破壊しかねない流れに抗議!

今回の三田市議会での出来事は、「国旗を議場に掲揚」することそのものが、問われたのではなく、議題を民主的に討議し、決めていくこという議会のルールを破ることを許さない(議会制民主主義を守る)戦いでした。

同時に、若手新人議員を中心に、「議会を改革していこう!」と取り組まれているさなか、「議会制民主主義」という、最も大切にしなければならないことが、「改革」を訴えている議員自信が民主主義を否定することに手を貸したことは、大きな瑕疵でもあります。

主義主張が違う会派が、今回「議会制民主主義を守ろう!」と最も大切な点で一致して行動できたことは、三田の市議会で大きな教訓となりました。

「意見・主張が違うからこそ、十分に時間を掛け、審議することが大切であること」を理解しないで、ごり押しがなされたことは、三田市議会の後進性を表してもいます。

本当の「議会改革」とは、「議会制民主主義」を徹底することだと考えますが、いかがでしょうか


郷の音ホール 演説会

2009年03月22日 | 国際・政治

日本共産党 市田忠義書記局長を迎えての演説会を開催します。

4月11日(土)午後3時 開演です。

三田市総合文化センター・郷の音ホール(大ホール)へ是非お越しくださるよう、ご案内いたします。

「411enzetsukai.doc」をダウンロード

市田忠義さんは、こんな人です:http://www.t-ichida.gr.jp/

三田市の市政をより市民の暮らし優先にするためにも、やはり国政を変えていかねばなりません。

自民党と金権政治の競争をしている二大政党では、結局のところ国民の願いが遠のいてしまいます。企業・団体からの献金を一切受け取らず、毎年320億円もの税金が使われている「政党助成金」もきっぱりと拒否している日本共産党に厚い期待が寄せられています。

国民・市民と苦労と喜びを共にしている政党です。

皆さんの演説会へのご参加をお待ちしております。併せて、入党していただき、ご一緒に暮らしを守り、人間らしい生活ができるよう、あなたの力を貸していただけませんか?

Photo         Photo_2       

猪名川町のコミュニティーバスの視察(2009年2月)


3月定例市議会

2009年03月07日 | 社会・経済

三田市の3月定例市議会が開催されています。新年度の予算案も併せて提案されています。

1mar09_2

昨年秋からのアメリカ発の金融危機が我が三田にも押し寄せ、今年に入ってから、既に100数十名の非正規雇用の方々が解雇されている中で、市議会が開催されました。

私のところにも、解雇された人からの相談が寄せられており、また他の共産党議員へも相次いで解雇の相談が寄せられています。

このような状況を受けて、私は次の点での代表質問を行いました。

① 経済不況と雇用対策について、解雇の実態と、失業者の生活実態について、三田市はどのような認識をしているのか

② 失業者支援について、先ず市長が先頭に立って「雇い止め」「解雇」をさせないよう、企業への申入れをし、失業による生活困窮者への生活支援と、市役所内に「総合雇用相談窓口」を設置するように求めました

私の質問に対し、市長は市役所内に専門家を配置する「総合雇用相談窓口」を設置すると表明しました。

また、2011年度運行を目指す、「コミュニティーバス」の運行にあたって、新年度から「検討委員会」が設置されることになりました。この検討委員会へ、十分に市民の声が届くよう、特に高齢者・障害者を始め、ニュータウン・市街地・農村地域など、広くその声が活かされることを求めました。

この質問で、市長はそれぞれの地域や広く市民の意見が取り入れられるように努力することを表明しました。

最後に市長の行政執行姿勢について、質問しました。公約に沿って、これまで反故や「ぶれ」が無かったのか、常に市民の立場に立ち、市民が生活に展望が持てるよう、自治体独自の取組みを持ち、市民へのメッセージ発信を求めました。また、この中で、市民病院の経営形態を地方公営企業法全部適用を表明しながら、一方で経営改善できなければ「地方独立法人」へ移行することも計画(案)では明記されていることを批判し、計画書の中から「地方独立法人」への移行文言の削除を求めました。

この件では、市長は「共産党がドクターや看護師、更には市民に不安をあおっている」と一方的に決め付けた発言をしたため、私は「日本共産党の名誉」のために、むしろ市長による一方的な攻撃を批判しました。

発言の詳細は「shitsumongenkou.doc」をダウンロードをご覧ください。