時折雪が舞う底冷えのする日曜日の午後1時30分から2時間半に渡って、三田市総合防災訓練が行われ、参加してきました。(2009年1月25日)
参加といっても、シートが張ってあり、1つだけでしたがストーブが用意してあるところで、訓練の様子を見学しました。県会議員・市会議員用に用意され、一生懸命に訓練されている方には少々申し訳ない気持ちで、私にとっては始めての経験であり、目を見張るものもありました。
消防隊員の動きはさすがに素早いものがあり、たのもしく感じました。
地元自治会の皆さんの参加もあり、総勢550名の協力で無事訓練が終わりました。お疲れ様でした。
市民の命を守るため、行政・市民それぞれがその持分力を発揮すると同時に、とりわけ行政の役割が重要ですね。
私にとって始めての舞台である、2008年定例12月市議会内容の一部を「後援会」ニュースで報告しました。
「高平の声」:「no15.doc」をダウンロード
「三輪後援会ニュース」:「no5.doc」をダウンロード
「三田後援会ニュース」:「no9.doc」をダウンロード
「あぜみち」:「no7.doc」をダウンロード
新年をお迎えの各後援会の皆さんへお届けしました。
この議会で大きな問題となりましたのが、毎日子ども達が食べている「学校給食」をつくる、「給食センター」の統廃合のことです。
現在、3箇所の給食センターで約13000食を毎日作り、幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校の子ども達が食べています。
数年後に子ども達が1万人を若干下回ることに向けて、3箇所の給食センター(ゆりのき台、狭間が丘、清水山)を5年間2箇所(清水山を休止)にし、6年目には狭間が丘を廃止し、清水山を再開する計画です。
人件費等の合理化(新行革プラン)の下に、2009年4月からこの計画を強引に実施しようとするものです。
市の議員への説明では、「現場の栄養士・調理師の皆さんには理解を得て進めている」「PTAの皆さんには概ね理解を得ている」とのことでした。
しかしながら、これまで栄養士・調理師の皆さんからお話をお聞きしたり、PTAの役員の方々や保護者の方々からお聞きする内容は、市の説明と大きく食い違っていました。
給食センターへの調査・聞き取りを進める中で、やはり2009年4月から実施するには、無理があり、何よりも現場からの問題指摘に解決の方策が示されていない、父母の理解が得られていないなど、また、子ども達の立場に立った食の安全・温かい給食を守ろうとする観点が大きく欠落しているといわざるを得ません。
1箇所の給食センターで作る食数が単に増えるだけでなく、約2倍にも増える担当学校・幼稚園のために、運ぶコンテナーが大幅に増え安全性に問題が生じたり、時間に追われ、化学調味料による出汁や食材の減少可能性、さらにはこれまで給食センターから各学校への配食時間が2時間ぎりぎりかかっていたのに、逆に短縮できるという矛盾など、さまざまな問題が明らかになっています。
なんら問題点が解決されていないまま、2009年4月から実施するあまりにも強引な行政のやり方には私達日本共産党市議団は反対せざるを得ませんでした。
採決の結果、与党の多数で市の提案が可決しましたが、引き続き問題点の解決に向け、保護者の皆さんや現場で働く方々と協力し、市へ改善を求めていきます。また、給食センターで働く方々の労働条件が悪くならないよう、全力で取り組んでいきます。