「くだん」と言うそうだが麻生太郎氏に
「もっと反対の反応が出てくる可能性もあると覚悟して臨んだが、多くの国民の方々の理解を得た。真剣に取り組んでいる(政府の)姿勢を評価していただいている」
麻生副総理がこんなことを言っている
これに対してSNSでは「麻生太郎は何も見ていない」と言う様な意見もあったが見ていない訳はない要するに「何を言っても無視をするぞ」と宣言した訳である。
岸田総理が「増税前に解散ははあるのか」との質問に「重要な事なので解散して国民の信を問う事はもちろん有る、有るが解散の責任と権利は現総理大臣の私が持っているからあくまでその判断だ」と言ったが
防衛費150%増とそれに伴う増税、予算の切り替えは前回の選挙時点では全く議題に上がっていなかった問題でかつ憲法を変更(踏み躙る)する重要な政治問題だ
今の議席を得る為に国民に信を問う政策問題に示されていない重要案件を「信を得ている政府政権の信任事項、権限だ」と言うのは明らかに間違っている
麻生副総理が「国民の信を得ている」と言うのはこの「後出しじゃんけん」のレトリックを十分に認識し、国民の信を問い直さず強行突破をする為の布石どころか「宣言」だろう、
本当に「国民の理解を得られた」と豪語するなら解散して本当に信を問わなければならないはずだ、
この辺りのやり方が「安倍晋三方式」だと我々は思っている
凶弾に倒れると言う幕引きになった安倍方式だが其れを巧みにヒーローに置き換えた
昭和の妖怪の孫はやはり妖怪だと思うが麻生太郎氏も安倍晋三氏もとても祖父の偉大さには及ぶべくもない、
敗戦の焼け跡から日本を立て直した功労者ではあるが孫たちがやっているのは再度戦前の暴走軍事国家に向かっているとしか思えない
その連中は敗戦後「A級戦犯」として死刑になった事を思い返すが良い
戦犯が犯した罪は日本人の半分以上を死なせ、生き残った者に悲惨な生活を押し付けた、
喧嘩が強いのは更に強いやつから喧嘩を売られる、その事は日本の軍備を他の国から制限された事に反発した軍部の膨張が一因だった筈だ
国会解散は政府の専任事項かもしれないが絶対与党政治においては何の効力もない、
国民による「政府の罷免」だと言う事が絶対に必要だ
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