梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

天下りと言う人でなし

2011-11-17 12:33:02 | 雑記
化学研究所の「京」がスーパーコンピューター世界一を維持した、しかも次点の中国の能力の4倍と言う素晴らしい成績だった、
事業仕分けで「2番じゃ駄目なんですか」と言う話に見事に答えた成績だ、この世界は「2番じゃ駄目」なのだ、もっともプロの世界は皆そう言うはずだ、「チャンピオンとそれ以下しかない」、
巨額な資金を使って国家プロジェクトに2番目を選ぶ国は無いだろう、例え国産が2位だったとしても日本政府は世界最高のものを選ぶ、
此れで「スーパーコンピューターの研究予算」は必要研究費として認知されたがどうも其れを免罪符と取って予算を大きく引き出して居たらしい、なんと32人もの天下りが集まったと言う、平均年収が1100万超えだそうだ、研究機関に質問したら居なくとも何の影響も無いと言う、
又その前日
のニュースでは「放射線汚染物質除去経費」の中から全体の25%を超える金額を中抜きして丸投げをしている特殊法人があるらしい、
311災害の直接被害より原子炉の発生する汚染物質は津波の被害範囲を大きく超え除去しなければ消えるまで生産活動どころか生活すら出来ない状況にある、此れからどの位除去費用が掛かるか解らない、其れこそ天文学的な金額と時間が掛かる、
その為に発行した国債は25年の償還にしないと直近の経済に大きな負担を掛ける、こんな事は国民、経済界、そして政府も重く認識している事だ、特に現役世代、次期世代に大きな負担を掛けている事も悲痛な思いで居る、
しかし特殊法人の天下り役人と言う連中にはそんな事は関係ない様だ、彼らを除いた国民、世界の人々が認識している未曾有の被災と元に戻るための苦難を全く斟酌しないで居られる彼らは日本人としていや国際的にも人間として認め難い、
動物でも一番高度な社会を構築している人類が高度文明を築いたその根本は相互扶助、弱者救済と言う認識で成り立っている、
社会を築いている動物は全て相互扶助で成り立っていて群れの危機に置いて最弱者を見捨てる事はあっても共食いはしない、食料が少ない時一部の固体が食料を独り占めしたら群れの制裁を受ける、人間社会は精神社会と言う不文律で維持して来た、
しかし、この時期に国民から預かった権利を個人の物として取り込んで恥じないと言う者達は人間としての尊厳は存在しないだろう。


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