梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

都会の桜

2014-04-09 16:14:14 | 雑記

最後に花見をしたのは何時頃だったか?夫婦で近くの桜を見には毎年行ってはいるがみんなで申し合わせて行くと言うのはここ十年以上やっていないな、20代の頃はあまり行ったという記憶は無い、30代になってから会社の同僚やら友人関係やら飲み屋の客仲間で行ったがこれはご多分にもれず宴会が主になった物で桜花なんぞは最初の乾杯ですっかり忘れてしまう
その頃の花見で記憶に残っているのは当時一緒に遊びまわっていた友人が車で来て「花を見に行こうか」と言う話になった時の事、ふらりとやってきて散歩がてらドライブに行く事になった、
温かなのどかなうす曇りの日でいわゆる花霞といった塩梅だった、その頃住んでいたのは川崎の中原区だったのでとりあえずと等々力公園に行ったら既に大変な宴会場になっている、
野郎二人で入る様な雰囲気でもないし車である、多摩川沿いに北上し向丘遊園の近く、小高い丘の公園に行ったらちょっとした枝ぶりの桜が児童公園らしき広場の廻りに数本咲いている、
おそらく宴会禁止かなんか何だろう、子供が遊んでいる以外誰もいない、公園の駐車場に車を止めて30代の野郎がベンチに座ってぼんやりと桜を見上げていた、風もなく殆ど人声もなくゆるゆると時間が流れる、友人が近くの酒屋でワンカップを二つと乾き物を買ってきた、「こんなのも良いな」と二人でワンカップをちびちびやって帰って来た、それだけだが今までの花見の中で一番記憶に残る花見だった、(酔っ払い御運転は時効々)
去年は多摩川の土手を夫婦で六郷水門から第二京浜までぶらぶらと歩いた、かなり古い桜の木にやっとつぼみが綻んでいた、
私の住んでいる団地の庭にも何本かの桜の木があって毎年見事に花を咲かせる
、が実の処公営団地なので掃除は当番制、桜の花は奇麗なのだが散り始まると本当に厄介な物である、特に満開を過ぎたころ雨になると散り落ちた花弁が道路にへばりついてしまい掃除に往生する、当番は週替わりなので運否天賦である、女房が「良かった!今年は外れたわ」と言っていたが風流だけでは済まないのが生活である、
事務所の近くにかなり大きくなった桜の木がある、直行する道路は「新桜通り」と名がつているが未だ桜の木は若い、中に何本か堂々とした木がある、その木の近くに新しい近代的なビルが建っているが意外とこの組み合わせが私は好きである、と言っても1月に引っ越して来るまでこんな処にこんな景色がある事は知らなかった、
やはり今年もどこにも花見には出かける事もなk桜は散ってしまうがこの桜のおかげで堪能する事が出来た

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