梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

外出の自粛

2020-03-29 11:35:16 | 雑記
週末に外出を自粛する様にとの要請が一定の効果を表して繁華街が軒並み閑散としていた様だ、
中には「禁止ではないから遊びに来た」と言う若者が居たがまあ少数だったので禁止令までは出さなくてもよさそうだ、
実際に禁止令になれば遊びで無いという証明がいるようになってしまう事までは頭が回らない様だが彼の行った渋谷は要請に従って、或いは商売に成り立たない事で多くの有名店が休業をしているので行ったところで諦めるだろう、
しかしこの騒ぎで大変なのはこの産業界だ、
新肺炎の収束までは全く見通しがついていないがある程度落ち着き感染数を回復数が超えるまではこの様な措置は継続されると考えられる、
関係する人々は都内だけでも数万人を超えるだろう、
国は早急に手当てをしなければならないが便乗して「儲けよう」と言う輩や不当な利益を目論む企業や反社会組織がある以上厳重な査察はどうしても必要だろう、
取り敢えずは仕入れ代金や家賃の一時猶予を発行して、その請求に従って支給するというのが現実的か、
考えてみるとこういう業界と言うのは結構大きな経済だと改めて気付かされる、
こう言う世界はやはり人間が生きて行く事において必要な事だという事なんだろう、
生きてゆくには働かなくてはならない、しかし仕事だけなら機械と同じだ、
遊びだけなら獣以下である、どんな動物でも自分の餌は自分で手に入れる
人間社会に生きてゆくには仕事と遊びの程よい距離にいるかあるいは仕事と遊びの間を振り子のように行ったり来たりするのが必要だ、
その振り子の動きこそが人間らしい生き方なんだろう、その為の世界は必ず要る
無論その余裕すら無いという人々も多く居る、その人達は人間としての営みが破綻してしまっているという事なんではないかとこの騒動で改めて考えさせられた
逆説的だがこの騒動でこう言う状態の人々を救いあげられる大きなきっかけにならないだろうか、
これだけの財政出動が可能であれば徐々に規模を絞って行っても継続していけないのか、
最底辺の人々は新肺炎が収束しても仕事も遊びも両方とも手に入れていないのが現実なのだ