梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

官民統制は

2017-07-14 08:29:30 | 雑記
官民統制(シビリアンコントロール)と言う、軍を官民が監視し政治介入を防ぐための国際的なシステムだ、
しかし安倍政権の「特定秘密保護法」と「共謀罪」は”官民が軍を“では無く”官軍が民を“監視し政治に口を挟む事を妨害する「統制庶民」法に見える、
吉田茂総理は敗戦の絶望から日本人の自信を取り戻し驚異的な復興を成し遂げる礎をなした偉大な政治家だったとは思うが国民とその後の政治家はその中で開戦の愚に対する反省を失って来たと思う、
戦後復興の大きなファクタになったのは朝鮮戦争だがそれには韓民族が二つに分かれ米ソの代理戦争をさせられ祖国を焦土とされさらに民族が憎しみ合うと言う負の遺産を残している、
この時の日本では戦後のどさくさで焼け太りした産と彼らの走狗になった与党政権が更に富を増やしその恩恵ではあるが日本の経済は神武景気と言われる成長を遂げている、
この頃急激に成長した企業の中には維新政府と結託し国家予算を一手に引き受けて成長した企業も多い、
腐っていたと言っても武家政治はある程度は誇りを保っていたが明治政府に寄生した振興企業は違っていた様だ、無論それが世界に通用する自由経済主義でもあったのだが、
内部では「蟹工船」の様な雇用形態は蔓延し労組と言うシステムがそれを改善したとはいえ労働組合はやがて御用組合になって形骸化し一政治団体化する
今のブラックと言われる企業は多くの企業に内在するのはその経営者が会社が個人の物としての意識しかないところに有るだろうがその地位が世襲されている限り生まれた時から格差上位の意識しかない人間が底辺を理解するのは不可能に近いだろう、
現生に「リセットボタン」が有るなら押してみたいものだ、どこからやり直すかは神のみぞ知るでも構わないから