☆今日は忙しくも、つい、午前中に映画を観に行ってしまった^^;
この後も忙しいので、短信ですいません。
でも、下らない映画なので、短かいレビューで相応だと思います^^;
◇
今や、格調高い娯楽作家としても、ちょっとしたクライム・サスペンス作家としても、「巨匠」と呼ばれるに至ったサム・ライミ監督なので、
この作品、みんな、誤解した先入観で観に行ったと思うけど、非常に下らない映画です。
何やら不死身のおばあちゃんに逆恨みされた、銀行は融資担当の主人公クレアが、おばあちゃんの呪いと戦う話である。
宣伝で見られるような、フリードキン風の硬質のホラーではありません。
おばあちゃんのケレン味たっぷりの暴れっぷりや、その汚い使い込んだ入れ歯の使い方や、嘔吐物の口移しの繰り返しなど、まさに、コメディである。
◇
私が、サム・ライミの作品で一番好んでいるのが、『キャプテン・スーパーマーケット(死霊のはらわたIII) Army of Darkness (1993)』なのだが、
この作品は、その焼き回しである。
題して、『キャプテン・バンクウーマン』である。
ばあちゃんの、いきなりのトップギアの動きや、いまいち冴えない主人公クレアの、クライマックスの墓暴きシーンでの妙に生き生きとした様など、まさに『キャプテン・スーパーマーケット』だし、作り手はコメディ・エンターテイメントとしてこの作品を撮っている。
私個人は、サム・ライミが「キャプテン・スーパーマーケット」魂を忘れていないことが嬉しかったが、
そこここに、近年のサム・ライミの完成された作風が「中途半端」に見られ、取りとめのない作品と化してしまっている。
キルスティン・ダンストに近い冴えなさ加減(ブス)の、主演アリソン・ローマンだが、その役柄に合ったクレアの家の舞台美術など、作品に不釣合いなほどに見事。
また、ジプシーの老婆の家に、その一族が寄り集まった風景の、ちょっとした文芸作品風の描き方。
ややステロタイプだが、役者の演技で見せてくれる銀行内の昇進競争。
そうした、妙に人物を描いた作品のようでいて、スピルバーグのようなモンスターの特殊メイクもたっぷり、
だが、「呪い」のからくりの説明は不十分、その辺をサスペンスとして盛り上げれそうなものなのに。
そうした「とっ散らかし」が、そこかしこに見られる妙な作品だった。
これが、B級の『キャプテン・スーパーマーケット』ならば許せて、楽しめる展開なんだけどね。
◇
ただ、老婆の娘役の、短髪の女性が、メチャクチャいい女なので、この女の魅力を作品評価にプラスして考えると、まあ、見るも楽しいと思う。
ただ、テレビCMのおすぎの言葉には惑わされちゃいけないぜ!
◇
私の感想も取りとめなくて、すいません。
この後、知り合いと待ち合わせがあって、今、ネットカフェで、このレビューを書きました。
家に帰ってから、改稿します^^;
(2009/11/06)
この後も忙しいので、短信ですいません。
でも、下らない映画なので、短かいレビューで相応だと思います^^;
◇
今や、格調高い娯楽作家としても、ちょっとしたクライム・サスペンス作家としても、「巨匠」と呼ばれるに至ったサム・ライミ監督なので、
この作品、みんな、誤解した先入観で観に行ったと思うけど、非常に下らない映画です。
何やら不死身のおばあちゃんに逆恨みされた、銀行は融資担当の主人公クレアが、おばあちゃんの呪いと戦う話である。
宣伝で見られるような、フリードキン風の硬質のホラーではありません。
おばあちゃんのケレン味たっぷりの暴れっぷりや、その汚い使い込んだ入れ歯の使い方や、嘔吐物の口移しの繰り返しなど、まさに、コメディである。
◇
私が、サム・ライミの作品で一番好んでいるのが、『キャプテン・スーパーマーケット(死霊のはらわたIII) Army of Darkness (1993)』なのだが、
この作品は、その焼き回しである。
題して、『キャプテン・バンクウーマン』である。
ばあちゃんの、いきなりのトップギアの動きや、いまいち冴えない主人公クレアの、クライマックスの墓暴きシーンでの妙に生き生きとした様など、まさに『キャプテン・スーパーマーケット』だし、作り手はコメディ・エンターテイメントとしてこの作品を撮っている。
私個人は、サム・ライミが「キャプテン・スーパーマーケット」魂を忘れていないことが嬉しかったが、
そこここに、近年のサム・ライミの完成された作風が「中途半端」に見られ、取りとめのない作品と化してしまっている。
キルスティン・ダンストに近い冴えなさ加減(ブス)の、主演アリソン・ローマンだが、その役柄に合ったクレアの家の舞台美術など、作品に不釣合いなほどに見事。
また、ジプシーの老婆の家に、その一族が寄り集まった風景の、ちょっとした文芸作品風の描き方。
ややステロタイプだが、役者の演技で見せてくれる銀行内の昇進競争。
そうした、妙に人物を描いた作品のようでいて、スピルバーグのようなモンスターの特殊メイクもたっぷり、
だが、「呪い」のからくりの説明は不十分、その辺をサスペンスとして盛り上げれそうなものなのに。
そうした「とっ散らかし」が、そこかしこに見られる妙な作品だった。
これが、B級の『キャプテン・スーパーマーケット』ならば許せて、楽しめる展開なんだけどね。
◇
ただ、老婆の娘役の、短髪の女性が、メチャクチャいい女なので、この女の魅力を作品評価にプラスして考えると、まあ、見るも楽しいと思う。
ただ、テレビCMのおすぎの言葉には惑わされちゃいけないぜ!
◇
私の感想も取りとめなくて、すいません。
この後、知り合いと待ち合わせがあって、今、ネットカフェで、このレビューを書きました。
家に帰ってから、改稿します^^;
(2009/11/06)