『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

ジュリアナから墓場まで・・・。森羅万象を語るブログです。
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[(再掲)映画『ゾンビ・ストリッパーズ』を観た]

2013-10-24 01:11:03 | 物語の感想

  今、エロ小説を書いているので、この一週間は「再掲」週間となっております・・・。

  以下は、2008/10/20に投稿したものです。

  下記、なんで銀座に用事があったかと言うと、「東京地検の取り調べの召喚」があったのである^^;

 

☆用事があって、銀座に行った。

予定までの数時間に、何か映画を観ようと思ってはいたのだが、まさか、こんな純B級映画を見るとは思わなかった^^;

銀座のド真ん中にあるシネパトスで観た。

パトス・・・、「情欲」のことである。

その名に恥じぬ、『王妃の紋章』に続く、大おっぱい祭りの作品であった。

   ◇   ◇

最初こそ、ブッシュ大統領4期を背景にした、アメリカの軍拡を批判するようなパロディ風刺の様相を見せて、その為の「死体(ゾンビ)兵隊計画」へと話が進む。

とある病院が、そんなゾンビに汚染されて、そこへ、やや個性の強い小隊が派遣され、軍人対ゾンビが、なかなか派手に描かれる。

どこが、「ゾンビ・ストリッパー」なんだべ?

でも、私は、このゾンビ映画としての普通の展開が楽しかった。

さて、病院のゾンビの駆逐が終わる。

小隊が点呼をとると、一人足りない・・・。

ゾンビに噛まれた兵士の一人が、ゾンビ・ウィルスにより汚染されている自分が始末されると考え、脱走したのだ。

脱走し、その兵士が行きついた先が、秘密のストリップ小屋だった・・・。

   ◇   ◇

そこは、数人のストリップ嬢が、己がストリップ技術(テク)をライバルと切磋琢磨し競い合う場であった。

そして、客は、そのストリップ嬢の演技をかぶりつきで応援する。

ナンバー1は、個室を与えられ、トップを維持しようとしている。

そのナンバー1を崇拝したり、反目している他のストリップ嬢もいる。

そのトップ嬢が、ゾンビに覚醒した兵隊に襲われる。

ゾンビ兵は隔離され、殺されたトップ嬢も控え室に運ばれる。

オーナーもホールマネージャーも、「どうしよう、どうしよう」とパニくる。

ナンバー2は、ナンバー1が殺されてほくそ笑む。

・・・と、死んだはずのナンバー1が復活し、ホールに躍り出る。

客は、血だらけの女に一瞬ビックリするが、その鬼気迫るダンスに大喝采を送る。

オーナーもマネージャーも「まっ、いいか!」とゾンビ・ストリッパーに踊り続けさせる。

オッパイにかかっていた血は乾き、赤いおっぱいだった・・・。

   ◇   ◇

このゾンビ映画の不思議さは、女がゾンビ化した場合は、多少は生前の心が残っているので、ちょっとは人間的な生活が送れるのである。

それは、このB級作品の最初で、そぐわないがちゃんと説明されている。

だから、ゾンビ・ストリッパーは、傷口をホチキスで止めたり、化粧をしたりもする。

ある意味、セルフ「おくりびと」である^^;

トップ嬢のダンスに、彼女を心酔していたゴス嬢は、自分もゾンビになることを希望する。

そして、ペア・ゾンビ・ストリップで観客は熱狂する。

   ◇   ◇

また、このゾンビ作品の特筆は、物語上のリアルさは、かろうじて保たれているようでいて、変な点もある。

このストリップ小屋は、その日が引けると、閉店するのである。

同僚たちは帰宅し、ゾンビ嬢はそのままで、また翌日、営業が再開するのである^^;

それと、意識が多少残ってはいるが、ゾンビ嬢は人を食う衝動に襲われる。

そんなときは、客を舞台に乗せ、舞台裏に連れて行き、喰らうのである。

他の客たちは、「むひょ~、あのヤロウ、選ばれやがって! チクショー!!」とばかりに、「ジェフリー! ジェフリー!」と、その名をコールする。

舞台裏で、ジェフリーは、ゾンビ・ストリッパーに喰われ、悲鳴をあげる。

その声を聞き、他の客たちは、「うほー! 叫ぶほど気持ちいいんだな!」と、「ジェフリー! ジェフリー!」コール^^;

   ◇   ◇

ストリップ嬢たちには、新人がいた。

敬虔なクリスチャンで、メイク室の鏡にキリストの肖像を貼ったりしているが、祖母に人工肛門を購入してやるために、ストリップ嬢になった。

しかし、その初舞台の時、エロいダンスの果てに、そのシースルー風セーラー服を脱ごうとした時、恥ずかしさで、涙をポロポロ流し、ステージから逃げ出してしまう。

私は、この場面になかなか興奮したが、その後、この新人娘は、最後までおっぱいを出さないので、かなりムカついた。

   ◇   ◇

最終的に、ナンバー1と、ナンバー2の、ストリップ・ゾンビ対決が描かれるのだが、ここで、私は、「うははは^^」と大声で笑った。

ナンバー1が、舞台の上でM字開脚をしながら、笑顔で、片手にピンポン玉を取り出したのだ。

つまり、マン圧で、ピンポン玉を撃ち出すというのだ!

こんなことやるのは、日本のストリッパーだけだと思っていたよ。

しかし、ピンポン玉では、ナンバー2に傷を負わせられない。

続いて、ナンバー1が取り出したのは、ビリヤードの球だ。

これは、かなりのダメージを与えられたが、ナンバー2は、ステージ中央のポールをもぎ取り、それをバットに見立てて、ビリヤードの球を打ち返すのだった。

それを腹に受けて、吹っ飛ぶナンバー1嬢・・・!

おいおい、ナンバー2、お前は、『新・必殺仕置人』の元締・虎(藤村富美男)かよッ!!!!^^;

   ◇   ◇

てな感じで、下らない作品と思いつつも、2500字以上も感想を書いてしまった^^;

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                      (2008/10/20)


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