『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭

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[映画『スパイアニマル・Gフォース 3D』を観た]

2010-03-22 18:12:12 | 物語の感想
☆甥っ子を連れて観に行った。

 予告編での変な歌が気に入っていたのだ。

 かつて、東京12チャンネルでは、午後6時半から、毎日、アメリカ製アニメが放送されていて、その色んな作品の主題歌の数々の、無理矢理に日本語の歌詞を付けたような雰囲気が気に入っていた。

   映画『スパイアニマル・Gフォース』応援歌 「飛び出せ!Gフォース!」(クリック!)

 甥っ子を誘うときには、「ネズミたちがトランスフォーマーと戦うんだぜ!」と言った。

   ◇

 3D作品であることに、チケット売り場で気がついた。

 2人×300円(3Dオプション代)=600円の出費が妙に悔しい気持ちにさせてくれた^^;

 吹き替え版で見たのだが、エンドロールで、オリジナル版では、ペネロペやニコラス・ケイジが声をあてている事に驚いた。

 予告で何回も見せられた『アリス・イン・ワンダーランド』だが、今回は3Dでの予告編で、今までの見応えと全く違うものを見せられ、3D映像の可能性を肌で実感させられた。

   ◇

 さて、『スパイアニマル・Gフォース』だが、

 ごめんなさい、私、最初の30分ぐらいウツラウツラしてしまったのだ。

 だから、上に関係ない話をツラツラと書いてみた。

 睡眠不足だったのだ^^;

 だから、主人公のネズミスパイたちが、最初のミッションを終えて、FBIの上司とイザコザがあった辺りから、ネズミスパイたちが、何故かペットショップに捕らえられているトコまで寝ていた。

 これって、上映時間中のかなりのパーセンテージだと思う・・・^^;

 だから、正常な感想ができない。

 ただ、この作品、『ビバリーヒルズ・チワワ』(←傑作)のように動物が巧みな演技をしているが、

 なまじっか、ヒーロー物にしてしまっているので、そのアクションへの比重が大きくて、動物を主演にした、なんちゅうかな、温かさみたいのが希薄だった。

 主人公たちが動物なのにスパイをやれているのは、遺伝子操作された高知能・高運動能力だからだと言われていたが、

 実は、普通のネズミたちで、「その気」にさせられていただけだと言う、アイデンティティの問題もあり、主人公たちが悩むのだが、そこであまり感動させられることもない。

 狂言回しのような一般ネズミキャラの、「おとぼけハーレー」の活躍もそれ程でない。

 とは言え、そのアクション演出には力が入っている。

 通りで、ジェリー・ブラッカイマーの製作総指揮^^;

 どうにも効果が薄いのだが、クライマックスでもないのに、ド派手に花火の演出を「白昼」に起こすという大物量作戦で魅せてくれたりする。

 最後の敵の巨大トランスフォーマーも、不必要に迫力がある。

 別に、観客は、この作品にそれを求めていないと思う。

 ちょっと意外な悪の黒幕も現われ、それには、いささか深い理由がある。

 そこは、幾らでも膨らませて、こちらの情動を揺り動かせるのに、それもしない。

 いまいち、ミディアムな作りの作品だった。

 ・・・しかし、甥っ子は、かなり喜んでいた^^

                                         (2010/03/22)

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