☆・・・非常に評判の悪い小栗旬主演の実写版『ルパン三世』を見てきました。
ちなみに、私の彼女は、家族で観に行き、途中からいびきをかいて寝てしまったとのこと^^;
さて、私はどうか?
・・・凄く面白かったです。
小栗旬だが、アニメのルパンの、意外に安っぽい外見や過剰な表情をうまく演じていた。
次元(玉山鉄二)はもう、純粋に格好良かったなぁ・・・、ルパンともども、アニメみたいな身体の線の細さがよく出ていた。
黒木メイサの不二子も、コロコロと外見の変わる不二子の特徴をよく捉えていたし、それぞれみんな、ルパンチームのコスチュームを着こなしていたね。
綾野剛の五右衛門は、思ったよりもコメディ担当だったけど、楽しかった、が、斬鉄剣の活躍が少ないような気も。
浅野忠信の銭形警部だが、頑張ってダミ声を出していたし、異国での銭形コスの違和感はない。
脚本も練られていて、多くのロケーションを必要としていたけど、それぞれのチープ感はない。
私は特に、タイの屋台での食事シーンに、宮崎「ルパン」での、ルパンと次元のパスタ喰いの横アングルシーンを思い出した。
当然、それだけに限らず、かなり、アニメ「ルパン」を研究して、この実写に挑んでいることがよくわかったし、ちゃんと娯楽として面白い。
これが、数人の映画評論家の悪評で、客が来なくなってしまうのは惜しいことだ・・・。
(2014/09/03)