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緊急番外【哀悼】 岐阜が生んだ名作曲家・片山隼さん ★この人と出会わなかったら今の自分はいない!

2018年05月04日 | 【哀悼】亡くなった作曲家
2日続けて訃報が飛びこんできました。
一人は日本クラウン(クラウンレコード)のディレクターさん、
そしてこのような記事を書かずにいられない作曲家・片山隼さん。
片山1
えらく長~い文ですが時系列で紹介し、哀悼を捧げます。
一報を知らせてくれたのは片山さんの作品をいくつか唄っている
歌手・八汐亜矢子さん、「織田信長」「冬航路」「柳ヶ瀬恋灯り」など
ヒット曲があります。
織田 八汐合成

5/4 八汐亜矢子→ 西村先生❗
いつもありがとうございます。先月末に片山隼先生がお亡くなりに
なりました。一ヶ月ほど入院しておられましたが、最後にお見舞いは
1週間まえでしたがお元気に話されもうすぐ退院するお話しでした。
突然の訃報に驚きました。ステージで「柳ヶ瀬恋灯り」「冬航路」
「奥美濃ブルース」など先生を偲び歌っております。
ママさんも亡くなり先生も、と寂しい岐阜になりました。

片山4 片山5
(作詞の吉岡治さんの自筆歌詞)カセット

★八汐亜矢子さんとは奇しくも2017年の今日、5/4にFACEBOOKでの
つながりから始まった。数十年前に「冬航路」を書いて以来のSNSでの
再会だった。以下そのときのやりとり。
八汐亜矢子→ 西村先生、有難う御座います。
フェイスブックからまた先生にご縁を頂き、懐かしさと先生の作品の
すばらしさに改めて感動しました。
私をイメージしてすばらしい歌詩を作ってくださり、
身に余る光栄なことです。
私は母が岐阜出身ですので、故郷そのものです。
前は東京から今は大阪からと、中部地区のお仕事が多く皆さまに
大変かわいがって頂いております。ぜひ先生の歌詩を片山先生と
ご相談してみたいと思っております(-_-)
お心にかけて頂き有難う御座います(^^)

★八汐亜矢子さんの投稿への返信。
え~~~~悲しい!激涙!
入院された時に連絡欲しかったです!
飛んでいってお見舞いに行きたかったです!
私が今日(こんにち)あるのはひとえに
片山隼さんのおかげです!それはかた時も忘れたことはありません!
岐阜で詞を書くという20代の若僧の噂を聞いて
私を発掘して何十篇もの作品でコンビを組ませてもらいました!
育ての親父が片山さんのママさんと親交があり、
ママともども二人には良くしてもらいました!
「奥美濃ブルース」をメジャー盤で発売するため
当時の岐阜の国会議員だった野田卯一さんの
チカラ添えで東芝EMIの社長との面会にも
3人で行きました。ママのお姉さんがやっていた
小料理屋さんではいつも好きなだけ、おいしい
料理を食べさせていただきました。
同じレコード会社つながりで、まだ売れなくて
くすぶっていた天童よしみサンを良く知っていたので
ママ経営のクラブのX'masショーに呼んだのも懐かしい思い出です!
ハッピー&ブルー、森本英世、美谷明、ジョージ松下、
箱崎晋一朗、葵ひろ子、曽根幸明先生
、山口組の親分・・・
などなど走馬燈のように片山さんとの関りが思い出され、
胸を涙が這い上がり、これを書いています! 
道M o2 o4 で1美濃の女 秋津
          (作詞:西村道夫/作曲:片山隼 作品)
八汐さんにもつらいお別れが続きましたね。
それでもともに命のある限り生きねばなりません!
いつか必ずお会いして片山さんの尽きないお話をしましょう! 
元気で麗しい歌と姿を見せてください!

八汐亜矢子 本当に大恩人を亡くしました。
私が大阪にご招待して片山隼先生とママさんの昔話を
必ずしますので、と約束をした翌日から元気になり、
楽しみにされていたそうです。
八汐が頑張らないと皆が良くならないから頑張っているのが嬉しいと
最後の私との会話でした。心に刻み頑張っていきます!
片山2
作曲家・片山隼さんはその道では知らない人はいないほどの
スチールギターの名手として活躍後、作曲家に転進。
岐阜に居を構え、多くの歌い手を発掘し作品を提供しレコード発売も
数え切れない。そのうちの20数枚は私を作詞に指名してもらい
20代半ばで歌書きの入口まで導いていただいた。
詳しくは「日本作詩大賞・優秀新人賞」を受賞したときに作成した
私のこれまでのバイオグラフィーを参照していただきたい。
(希望領布可)
追:永年、作品では3人が良き相棒だった作曲家・編曲家の
曾根幸明さんも鬼籍の人となってしまい、さびしい限りです。
曽根

「夜明けの海原」★一条貫太

2018年05月04日 | 注目!応援!明日のヒットはこの歌手・この人!
5月も心に詞(うた)を置いて!
今日の書き下ろ詞!想定した歌手は
《平成生まれの「昭和なボイス」》のキャッチで
『ふたりの始発駅』をひっさげ、デビューして2ヶ月の
一条貫太さん! 今回の書き下ろ詞、キーワードは《Passion》
ますます張り切って《レコ大新人賞》まで突っ走って
演歌界の海原を力泳してほしいものです。
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夜明けの海原
夜海原
人は人 おれはおれ
くらべてみたって なんにも得はない
むしゃくしゃに 夜が重いなら
 海があるじゃないか
 船が待つじゃないか
  ぐるり 岬をひとまわり
  ガッツ魂 洗ってくるぜ
岬

太陽が 目をさます
夜明けの光は 燃え立つ噴火口
誰が云う ひとりよがりだと
 海を知らなすぎるよ
 波をみくびるなよ
  じんと 胸ぐら沁みてくる
  視界 三百六十度
太陽

 海があるじゃないか
 おれを呼ぶじゃないか
  ざくり 地平をもぎとって
  二段飛びする 今生一日(こんじょういっぴ)

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ひとこと:一条貫太さんがデビューに至るまでのニュースは
新聞、雑誌を中心にメディアが多く取り上げているので
小生意気には書きませんが、驚くのはキャンペーンの
ハード、強行、熾烈さです。
NHKも出、BS朝の歌番組ではメイン・パーソナリティも務め
レコード会社のチカラの入れようがビンビン伝わります。
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(画像をお借りしました)


「わがままな妖精」★朝風心愛

2018年05月03日 | はじめて書き下ろす歌手
🎼🎶🎵🎶 今日の書き下ろ詞 ♬ いつも心に詞(うた)を置いて
「初めて書き下ろす歌手」シリーズ、78篇め!
平成もあと1年を切ったとかで
イメージはあの歌手のあの歌『狙い打ち』!
平成版に想定した歌手は 朝風心愛 さん、2016年に
日本クラウンからのメジャーデビューです。このブログ初登場!
朝風1 朝風2

わがままな妖精

ほとほと手をやく女と言いたげに
ほったらかし 上目づかい
見ているだけなのね
じゅうぶん大人 じゅうぶんオンナ
ネガティブ マイナス わかっているわ
 のぞきなさい さぐりなさい
 あたしの心の欲望を
 今なら危険はないはずだから
  Fu Fu Fu 名付けて わがまま
        自分勝手な 妖精なのよ
朝風3 朝風4
男と女と 男がもう一人
どっちにする 選ぶ権利
あたしは譲らない
問題出すわ 答えをちょうだい
天使か悪魔か 本音はどっち
 迷いなさい ふるえなさい
 あたしを満たせる欲望が
 最期に悲劇を呼んだとしても
  Fu Fu Fu 愛なき わがまま
        その場しのぎの 妖精なのよ

妖精

ひとこと:5月いっぱい、ブログの書き下ろ詞はちょっとヒネリ
隠されていて、想定する歌手への書き下ろ詞の半分以上が
あるキーワードで共通するのです。それを公表できませんが
知る人ぞ知る、なのです!もう自分としても、のんべんだらり
ぐずぐずしてはいられない、という実感が身を苛みます。
望外!僥倖!白眉!(by聡太)の心境になれるようますます発奮して
いるのです。さて、この書き下ろ詞のキモは《欲望》
☆自分の心の中に欲望が生まれ、その欲望を満たすとき
 悲劇が起こる危険をはらむやも知れない・・・
 それでも女は・・・ そんなイメージです。

「虹色の駅」伊藤美裕

2018年05月02日 | はじめて書き下ろす歌手
★ブログのカテゴリーのひとつに『新聞記事で見かけた歌手』
あって、書き下ろしてみたい歌手と記事があった。
併せて「初めて書き下ろす歌手」シリーズ77篇めの登場とした歌手は
伊藤美裕さん。東京のケーブルテレビで昭和歌謡にまつわる
トークを中心とした番組を神田の中古レコード店から放送している
そうだ。昭和歌謡ならおまかせ、とばかり
そんな雰囲気漂う歌謡曲に仕立てました。
伊藤1 伊藤2 ito 昭和歌

虹色の駅

山をのぼって ケーブルカーが
摩耶を見下ろす 春霞
ふたりにあとひとつ 足りないものが
ここにあるのを おしえてくれた
あなたと幸せ 呼びに来た 
虹色の駅
伊藤3

鳥の啼き声 ハッピーピーと
はるか神戸に こだまする
こっそりくちづけて 見かわす目と目
かくしごとなど なんにもないわ
あなたと見る夢 かさねあう
虹色の駅
伊藤4

七つ七色 曇る日 照る日
迷うたびごと 来ればいい
灯りもやさしげに 足もと照らし
遠くミナトは パノラマ模様
あなたが好きなの なにもかも
虹色の駅

伊藤5

ひとこと:●タイトルのヒントになったのは神戸のケーブルカー、
摩耶ケーブル線(摩耶ケーブル)の鉄道駅「虹の駅」です。
★伊藤美裕さんはコロムビア「創立100周年記念
歌謡曲アーティスト」として2011年にデビュー。
新聞記事では彼女の最後のコメントがいい!
 単なるリバイバルではなく昔の曲から学び、
 今の時代の歌謡曲を歌っていければ・・・
           (画像をお借りしました)

「5月をリボンで束ねたら」板橋かずゆき

2018年05月01日 | 歌も唄う作曲家
ゴールデン・ウィーク、皆様それなりに
楽しんでおられますか? 5月最初の書き下ろ詞
想定した歌い手は 板橋かずゆき サン。
2017年4月から毎月登場願って書き下ろ詞も10篇になります!
板1

5月をリボンで束ねたら
板2 板4
風の色が変わったよ
それを君に伝えたくて
ショップでリボンを買いました

 君の街 はじめて訪ねた日
 切通し モクレンが競って咲いて
 いたずらな風 花びらを散らしましたね

  グリーンピースがきらいだったり
  とげとげのきゅうり かじったりして
  ・・・ 五月でしたね
  思い出したこと みんな束ねています
  笑ったままの君がいます・・・

板3 板5
風の声がきこえるよ
ふいに君が歌うようで
記憶のリボンをほどきます

 僕は今朝 南の窓をあけ
 チェストから フルートを手にして そっと
 「少年時代」 ワンフレーズ吹いてみました

  海岸通り 美術館とか
  限定メニュー 食べあるきして
  ・・・ 五月でしたね
  短かすぎた恋 とても落ち込みました
  終わりを決めた君はどこに・・・


ひとこと:
 「月虹 (げっこう) 」「きっとすべてうまくいく」「風紋」
「ふるさといっしょ」「かたっぽ手袋」「ホイッスル」
「Dream Garden ~ドリーム・ガーデン~
「涙の光沢(luster)」「野の唄」
 
★季節と 夢と 涙と 愛と・・・ 幅広くイメージを喚起させてくれる
板橋かずゆきサン。もう、こんなに多く書き下ろしてきました。
数が増えれば増えるほど、ときに読み返してみると一つ一つに
愛着が湧き、どうにかして陽の目をあててやりたい、と
胸が熱くなるのです・・・       (画像をお借りしました)