❤いつも心に詞(うた)を置いて!🎤            🎼あの歌手あのartistにこの詞(うた)を!🎶

★恋の歌・愛の歌 おとこ唄・おんな唄 ★毎日が書き下ろ詞 
★附曲歓迎! 歌詞&タイトルの無断使用を禁じます。

「みみずく」かとうれい子

2017年01月05日 | はじめて書き下ろす歌手
かとうれい子

1月は一度も想定して書き下ろしたことがない
歌手がまだまだ多いので、そういった歌手に
スポットをあてるシリーズ
「はじめて書き下ろす歌手」です。
想定した歌手のイメージを残しながらも
新しい切り口で書き下ろしていきます。

「みみずく」

寒いよ 寒いと 私が泣けば
なおさらあなたに 嫌われる
たとえば あの鳥 みみずくは
冬のすきまで 鳴く声が
まるで不吉な 予感のように
不意の別れを つれてくる・・・

やさしくしてよと 口には出せず
かれこれ三ヶ月(みつき)も 他人顔
たとえば一羽の みみずくが
どこへとんでも かくれても
誰が気にする ものでもなくて
なぜかわたしに 似たような・・・
みみずく
たとえば あの鳥 みみずくも
長い一夜(ひとよ)に 耐えながら
ほんの小さな ぬくもりだけを
待って忍んで いるものを・・・


ひとこと:作詞家や作曲家に見出されて歌手に
なった人は、かとうれい子サンもその一人。
だがメリット、デメリットは当然あるものだ。
作品と歌い手がマッチして見事ヒット!と
なれば言うことないがそんな具合にはなかなか
いかないのがこの業界。誰も駄作を作品化する
わけがないのに・・・。今回、かとうれい子サンを
想定してそんなことを思った。さて2009年に
デビューした彼女はタイプは演歌でもPOPSでも
ない。キャッチフレーズは『昭和の香りを
はこぶ平成の歌姫』とか。この漠然とした
表現が難しい。強烈な個性をかもし出す歌姫
ならば良いが、そこに昭和の香りとなると
なおさら。要は作品のインパクトだろう。
 寒い時期、冬の鳥、みみずくがどこかで
 鳴いているかと想像するだけでも、書いて
 いて楽しくなった…   (画像をお借りしました)

「むらさき月」丘みどり

2017年01月03日 | はじめて書き下ろす歌手
丘みどり

よもやま:年々デビューする歌手はひきもきらず
また長らく唄ってきてあまり話題にならずとも
地道に活動し、奮起を期している歌手もいる。
昨年の暮れまでの作詞は1126篇に増やして
いながら一度も想定して書き下ろしたことがない
歌手がまだまだ多いので、1月はそういった歌手に
スポットをあてるシリーズを企画しました。
想定した歌手の既存のイメージを残しながらも
新しい切り口で書き下ろします。
さてどんな歌い手さんが登場するかお楽しみに
アクセスしてください。

「むらさき月」丘みどり

十二の月に 色があるのに
わたしの好きな 色がない
 触れなば落ちん 花ほどの
 あわれを見せたり しないけど
  あるはずのない 十三月を
  むらさき月と呼ぶ 哀しさよ
むらさき2
幼なさゆえに ものめずらしく
心にのこる 色でした
 人とはちがう 生き方を
 したいと願った 若い日の
  夢を夢見た 十三月に
  むらさき月を恋う せつなさよ

好んでえらぶ 色に魅かれて
いつしかなじむ 齢(とし)になる
 十三月が あるならば
 わたしのさだめは どんなかと
  日々つれづれに 思いをはせる
  むらさき月に寄す いとしさよ


ひとこと:タイトルにした「むらさき月」を
漢字で表すと<紫月>となり読みは<しづき>
となるがそれでは情緒がない。ひらがなに
することで趣(おもむき)とやわらかさが
出て歌のタイトルとして生きる。<紫月>を
宿や店名の名称やペンネームや芸名にしている
人もいる。<十三月>について言えば正月の
異名でもあるそうな。どちらも幻想好きな人が
考え出した言葉のようだ。一年12ヶ月には
色があるようなのだが<むらさき>はない。
 むらさき=紫 の色を知り魅せられた幼ない頃
 女はその色が似合う齢になった・・・それまでの
 日々を想いながら女は去し方や行く末を想う。
昨年のヒット以来、ノリと勢いでさらにJUMP-UP
するだろう丘みどりサン。表現力も解釈も遜色
ない歌手に成長しただけに、この書き下ろ詞は
ぴったりだろう。      (画像をお借りしました)

2017年新年  ―詞、書き続けてこそ―

2017年01月02日 | ご挨拶
新画像
新年あけましておめでとうございます
今年も早々にこのブログにアクセスいただいた
皆さんに、まずは小文を読んでいただいて
私の決意と意気込みを伝えたく思います。

   ――詞(うた)、書き続けてこそ。――
ウタツクリでありたいと願うとき
男女を問わずベテラン、中堅、新人の区別なく
あまたの歌手をターゲットに、この歌手
あの歌い手に書いてみたいと思うことは自らを
奮い立たせるチカラとキボウになる。
だが作品化に至るまでには容易(たやす)
道のりではない。
それでも書く、書かなければ書けない、からだ。
私が実際見た夢でたったひとつ忘れられない
夢がある。生前、尊敬し薫陶も受けた二人の
作詞家、作曲家から
「書いてるか、書いて書いて書かなきゃ
いかんよ」もうお一人は「書き続けていれば
必ずいい時が来るから」
その言葉をはっきり聴いた夢でした。

 ――泥水の中にも美しい蓮の花が咲くことを
    信じておりました私(わたくし)
    今にきっと美しい花を咲かせてやるぞ、
   という大きなのぞみを心のどこぞに
   潜ませておりました――

少年期から親交のあった或る女優さんの
この言葉を支えとして、今日まで、
そして生涯私から消えることない励ましと
して詞を書いてきました。
この先も思いは変わりません。
いつも思うこと。何事も手を離し捨てては
いけない、と…


さて昨年はブログにUPした作詞のみでは
166篇を書き下ろしUPし、TOTALでは
1126篇になりました。作品化、CD化された
数こそわずかですがUPした一作一作の
根底にあるものは修練という名の書き続ける
ポリシーと覚悟です。
2017年も詞心・ボキャブラリー・センス・
パワーを全開にして皆さんの心にとどく詞を
書いていきたい思いでいっぱいです。
シリーズものの企画もいろいろ考えています。
どうぞこのブログを楽しみにして
ますますの応援をよろしくお願いします。

2017年 新年明けましておめでとうございます!

2017年01月01日 | ご挨拶
2017賀状
2017年 新年明けましておめでとうございます!

ブログ開設以来、7年目の新年!
―すべて書き下ろしの作詞― をコンセプトに
書き続けてきました。
すべての意味で尊敬する大作詞家、星野哲郎先生
初めてお会いしたのは1978年。39年の時が過ぎても
先生からいただいた『一節だけでも、ワンフレーズ
でも、ひと言でも光る詞句(ことば)をさがして
良い詞を書く』
この言葉を心に叩き込んで一作一作
を積みかさねてきました。今年もこれからも、その
思いをさらに強く深くしています。

 ―― 心にいつも詞を置いて ――  をモットーに
    良き人、良き時、の出会いに恵まれるよう
    サビることのない心と躰で突き進みます。


1月はまたまた新しいシリーズを企画して
いろんな歌手を想定(VIRTUAL)した書き下ろ詞が
始まります。応援してください!offerもください!