ユネスコが日本の「山・鉾・屋台行事」の
無形文化遺産への登録を決定!
ひとこと:12/1にユネスコが日本の「山・鉾・屋台行事」の
無形文化遺産への登録を決定しました。
折りしも登録のひとつ、埼玉県の『秩父夜祭』が2、3日に
開催されるので今回の書き下ろ詞は再掲載です。
『秩父夜祭』は日本三大美祭また日本三大曳山祭の一つに
数えられ、しかも冬の時期に行われる花火大会が有名なこと
でも知られます。祭り、花火といえば男歌が定型なれど
あえて女性の側から祭りを通して恋慕の情を書いてみました。
想定した冠サンはまさに秩父市の出身で観光大使。
圧倒的に男歌の多い冠サンですがようやく結婚もしたことだし
これはある意味、奥さまの気持ちの代弁、アンサーソング
とでもいう書き下ろ詞です。さていかがでしょうか。
(画像をお借りしました)
「秩父夜祭り」
冬が来るのを 待ちました
あなたのいちばん 輝くときを
秩父夜祭り 笠鉾・屋台
飾りにゆれる 提灯よりも
炎える男の 強さと熱さ
わたしにくれた 愛と同じです
無事に御旅所 着くように
人波まぎれて 祈っています
秩父夜祭り 素人歌舞伎
一幕二場の 芝居で聴いた
恋の道行き 台詞(セリフ)に泣けば
あなたの腕が 肩を抱くのです
明日は花火の 夜ですね
ふたりの想いが はじけるような
秩父夜祭り 師走の祭り
一年一度 この日に賭けた
意気と気っぷで けじめをつけて
来年 春は 晴れて夫婦(めおと)です