そんなに尽したら いつか馬鹿を見ると
お前に言った奴がいる と聞いたよ。
それはそうかも知れないが
俺だって 男なりに
お前を泣かせることだけは
しないと決めてるんだよ ・・・あの日から
取り柄のないことは 最初会った夜に
お前の耳もとで告げた 覚えが。
わたし 幸せなんかより
あんただけ いてくれりゃ・・・
汗のにじんだ Tシャツに
まとわりついて泣いてた ・・・熱帯夜
損得抜きにして これも縁じゃないか
まわりがどんなことを言おうと 勝手さ。
まるでENKAのようだけど
俺だって 男なりに
お前を大事にしたいよ と
呑むたび 熱くなるんだよ ・・・この胸が
よもやま:歌手のみならず作詞、作曲家にもアンテナを張りめぐらして
動向は把握しているつもりだが、まだまだ興味をそそられる人たちがいるものだ。
このグループ、というよりリーダーの西つよしサンは
作曲家としての知名度や、自らも歌手としてCDを発売しているので
ご存知の方も多いだろう。
発表される作品の多くが演歌のカテゴリに属しているため、
演歌の作曲家という印象を持たれがちだが、本人にその意識はあまりないようだ。
SHIGEZO BANDではロック演歌という新しいかたちを提案しているとのこと。
さて前知識はこれぐらいにしてSHIGEZO BANDのテイストにマッチした詞を
書こうと思い立った次第。
5月に「bridge ~橋~」をUPしていて、今回は第2弾。
惚れた男に精いっぱい尽す女がいる。
男はそれを重々分っていながら、面等向っては口に出せないものだ。
男と女はある意味、縁のつながり。
そんな心象をブルース・ロック調の詞に仕立てた。